井の頭自然文化園でくらしているアジアゾウの「はな子」は、2014年の元日に67歳を迎えました。国内のアジアゾウ最長寿記録を更新中です。
このたび、はな子の67歳を祝して、2014年2月2日(日)に「お祝い会」を開催することになりました。みなさんと一緒に「はな子」の長寿をお祝いしたいと思います。
日時 2014年2月2日(日) 13時〜(1時間程度)
場所 動物園(本園)ゾウ舎前
内容 お祝いの言葉 (園長や来賓の方々からお祝いの言葉をいただきます)
はな子の近況 (最近の「はな子」のようすを、みなさんにお伝えします)
はな子へ特製ケーキのプレゼント
管理人の一言:
東京吉祥寺にある井の頭公園で飼育されているゾウのはな子。現在、最高齢を更新し続けており、今年で67歳だ。
戦前に上野動物園で飼われていたアジアゾウ「花子(別名ワンリー)」の二代目だ。初代の花子は戦前にタイから贈られてきたが、戦時中に他の2頭のゾウ(ジョンとトンキー)と共に殺処分された。万一空襲にあい、檻が破壊され、逃走した場合に危険という理由だった。
ところが、知能が高いゾウは、毒入りエサを吐き出してしまうため、エサも水も与えずに餓死させたという。
ゾウたちは餌をもらうために必死に芸をして見せるが、徐々に力尽きていき、ジョン、花子、トンキーの順に崩れこんでいったという。そしてその細い目には涙があったという。
この実話は、児童文学作家・土家由岐雄の童話絵本のなかで、「かわいそうなぞう」という物語になっている。 絵本はまた、Fairthful Elephants のタイトルで英訳刊行もされており、米国の歌手で女優、そして社会活動家としても知られるシンディ・ローパーがCDの英語吹き込みを担当している。
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