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[野合集団] 維新2トップ対立、橋下「首相指名選挙は安倍氏に」 石原「平沼氏に」

2012-12-18 | Weblog

維新2トップ対立  日本維新の会の党運営が迷走気味だ

◆石原・橋下氏を共同代表に…亀裂修復で維新幹部

 首相指名選挙をめぐり石原代表と橋下代表代行の足並みの乱れが一時露呈し、党の先行きを不安視する声が上がっている。

 維新の会の松井幹事長は17日、衆院選で当選した藤井孝男・元運輸相らと大阪市内で会談し、特別国会での首相指名選挙では石原氏に投票することを確認した。

 衆院選の開票が進んだ16日夜、橋下氏は「自公でこれだけの議席を得ているのに独自候補を出すのは、ばかげている」と自民党の安倍総裁への投票を主張。石原氏は「維新の会の首相候補」に名を挙げていた平沼赳夫国会議員団代表への投票が好ましいと公言し、意思疎通の悪さを知らしめることになったためだ。

 とりあえずこの問題は「石原代表への投票」で決着した。だが、太陽の党出身議員は「今後も党運営をめぐって、もめるだろう」とため息をつく。

◆「首長・参院議員、兼職可能に」 維新が法案提出へ

日本維新の会(石原慎太郎代表)は17日、自治体の首長と参院議員の兼職を禁じる地方自治法の改正案を来年の通常国会に提出する方針を固めた。代表代行の橋下徹大阪市長が来年夏の参院選に立候補する意向を示しており、党勢拡大につなげるのが狙いだ。

 石原、橋下両氏が17日、電話で協議して決めた。維新は衆院選公約に首長と参院議員の兼職禁止規定を撤廃すると明記した。橋下氏は「自治体の長が参院に入れば、政党の抗争と距離を置いて議論できる」とメリットを主張。実現した場合は、大阪市長のまま参院選に立候補する考えを表明していた。

 衆院選で、単独で法案提出できる21議席を上回り、法改正を目指すことにした。ただ、自民、公明両党が賛成する可能性は低く、可決の見通しは立っていない。

 一方、兼職禁止規定の解除について、日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は17日、「共同行動をとることは十分にある」と記者団に語り、維新が法案提出した場合は同調する考えを示した。ASAHI

みんなの党の渡辺代表は、維新の会に石原代表ら太陽の党出身者がいる限り、連携は困難との立場だ。渡辺氏は17日午前、東京都内で記者団に対し「司令塔が二つあって、橋下さんと石原さんで言っていることが全然違う。統一会派も組みようがない」と指摘した。維新の会内で首相指名選挙をめぐり石原、橋下両氏の意見が割れていることを念頭に置いたものだ。


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