YUKARI note

大好きな建築をしながら過ごす日々

善通寺リノベの家 良いお年を。

2013-12-29 | ままどころキッチン
     





善通寺リノベの家も、仕事納め。

ままどころキッチンと反対側の
『時にみんなの食卓であり、またある時はワークスペースその2、そしてまたある時は奥様だけのものとなるもの』(笑)
(少し今風に長めに考えてみました。)



今年最後の冗談はさておき。


幅900全長3600の造作テーブルは、かなりの存在感。
すごくいい出来上がりに、テンションがまたあがり。

この家の造作類などは、女子的かわい恰好良いをめざして、デザインしています。
『メンズかわいい』と言いますか、相反するもののミックス感を大切にしながら。

天板等の厚みも、40と、わたくし的にいつもより厚めなのは、
もちろん、強度の問題もありますが、少しメンズのごっつい感じも出したかったので。





天板は、見事に養生をされているので、
全貌をお見せできるのは、もう少し先に。





木製建具も、とても好きな感じに仕上がっていました。
いつも、引き戸のデザインを考える時、
引手のバランスが気になります。

今回は、好きにやちゃってのご厚意をたくさん頂いているので、
本当にやらせていただきました。



手前の引手はタモ材を建具に差し込む形で、
裏は建具の面で終わらせて、ルーター溝で引手対応。

奥様が、手に荷物を持って、肘でも押して開け閉めできるように、
表は、タモの角材がそのまま棒取っ手もように。

奥の建具は、明かり窓の凹部分を引手代わりに、手をかけて開け閉めできるデザインに。
ラインの数を出来るだけ少なくして、すっきりみせて、材料や色味でやさしく緩和。
引手のサイズもメンズサイズ。

少し幅の広い建具なので、特にいい印象に仕上がりました。

来年は、いよいよ「ままどころキッチン」第1号がお目見えします!
とても、楽しみです。





仕上がりにテンションがあがり、現場監督さんにお電話したら、
「よかったー。何か問題かと思いました。」と言われました。

私のいい人コメントは、予想外なのでしょうか。(笑)



それでは、善通寺リノベの家で出会ったみなさまへ。
良いお年を。







松村建築設計事務所HP →http://www.matsumura-architecturaloffice.jp/
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