フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

我がふるさと(1)

2006年02月18日 | ◆その他

我がふるさとの紹介。

奈良県と三重県の県境に高見トンネルがある。奈良県側からこのトンネルを三重県側に抜けると
我が故郷 飯高町だ。 しんぼるである波瀬(ハゼ)ゆりと あめごの絵がまぶしい。

トンネルを抜けて少し行くとこの看板が目に飛び込んでくる、この瞬間が一番満ち足りた気分になれる、
ふるさとはいいもんだ。

よく見ると名前がいつのまにか松阪市に変わっているのだ。松阪市はよいが飯高町の文字が消える
のは寂しい。

ちなみに奈良県にも飯高町(ひだか町と読むらしい)という所がある、島根県にもあると教えられ調べて
みるとここは飯南町の間違いだった。

しばらく行くと波瀬地区に出る、ここには泉の森広場があって、進行中のばらしい創作芸術が広がっている。

何時製作したかは覚えていなかったが記念に家族全員で製作したパネルが残っているか調べたら
1985年製作と、子供が書いた魚釣りの絵がシッカリのこっていて非常に嬉しかった。
(みぐるしい箇所はカットしたので半分だけの画像)





名阪国道に福住インターがありここを降りて楱原方面にひた走ると点(地図一番上左)
の信号のある交差点に出る。
ここにはホテルスメールの看板が高く揚がっている。

更に真っ直ぐひた走ると菟田野町の166号線にぶつかる、ケッコウややこしいが
道なりを貫くことだ。
ここより166号線に移り松坂方面にひた走る。
山あり川ありの道を走り続けると高見トンネルにでる。


フウランと富貴蘭(1)

2006年02月17日 | ◆マンポウの独り言

 フウランと富貴蘭の違い
一般の園芸店のフウランコーナーに立ち寄るとフウランと富貴蘭の違いをよく聞かれる
ことがある。 

このような質問をされる方たちは 将来フウランの愛好家に成る可能性のある方と思い
愛好家が増えることは嬉しいので説明は惜しまない。
時間があれば詳しく説明してあげるが、時間の無い時は言葉足らずになって困ってしまう。

最近の関係書籍「富貴蘭事典」(富貴蘭研究会発行)では、
富貴蘭とは野生フウランの変異品種の雅名であると記述されている。

日本富貴蘭会という団体に登録されて始めて富貴蘭と呼べるのでありフウランの
変異種が新しく発見されてもそれはまだフウランの変りであって富貴蘭とは呼べない
とも記されている。

全ての総称がフウランでその中の変異品種を特別に富貴蘭と呼び区別することが
一般的となっている。
違いの説明は概要としてこれで良いように思われる。


ちなみに富貴蘭という言葉だが。

昭和45年発刊 角谷新次・榊莫山共著では「風貴蘭」としての字を使っている。
風のままに生きつづけるこの植物の本質にちなんで新しく「風貴蘭」の名をおこした、
とある。

書道家で有名な榊 莫山 先生は単独書で「フウラン」を昭和51年に発行しており
全てフウランという呼び方でとおしている。

従って富貴蘭・風貴蘭・フウラン・どの名前を使っても間違いでなく好みの問題と
思っている。

前記、莫山 先生の「フウラン」という書は何時までも心に残る内容であった。
愛培品を
ぼくのフウランと題し、ぼくはもう20余年フウラン作りにとぼけている・・・
とこの調子で続くのである。

ほのぼのとしたフウランと戯れる姿に感銘しフウランの楽しみ方を再発見した
一人である。

この影響で フウランと表現するのが口癖で今更変えようが無いのである。

 

 


金牡丹の花

2006年02月16日 |  ★風蘭の花



 金牡丹の花です。

蕾みの時が薄くピンクをのせ可愛い、開花するとピンクはより薄く
白花に近くなり少し残念な品種。

なぜか12月初頃花芽がニョキニョキと上がってきてこのままの
状態をズーット維持している。

もう後1ヶ月半くらいで植え替えが始まる、たぶんこの花軸は植え替え時
傷ついてボロボロになりそうなのでこれが見納めか。

金牡丹には種が出来ないだから未だに金牡丹の実生が現れないことでも証明
されると言う方もおられるがそれは間違いだ。
実生が出現しないのと種が出来ないとは全く次元の違う話だからだ。
我が家では稀ではあるが種が取れる。

実生が出現しないのは、芽変りなので遺伝子が少なく、第3世代から5世代
くらいに持って行きたいがそれには途方も無い年月がかかる事・虚弱体質で
苗がうまく育たないこと・種が出来にくい等 の問題で継続が困難と推測
できるのである。

種が出来ないのは、多分木勢の問題で、木が小さいうちの割り仔ではなかなか
元気になれず根が増えないとか、墨を多く出すタイブとか、芸の良い高級タイプ
とかの元気の無いときはダメかも知れない。

我が家のは、墨少なく誰にでも育てられる元気な一般的なタイプだ。

ランタナの仔供

2006年02月15日 | ◆花一般
 枯れそうなランタナの仔

昨年、お気に入りの品種の種を蒔いて発芽したランタナの子供の元気がなさそうだ。


一昨年春から夏にかけて、始めは数個次は10個以上その次も10個と計20数個鉢の種を
株元に蒔いて発芽したのはたったの2本だけ。しかも1本は枯れてしまい現在まで残った
のがこれ1本、それがこの画像である。
何故かこのお気に入りの品種は種が出来にくい。

昨年の11月頃は2本とも元気で4枚の小さな葉を繰り出していたが今は2枚だけに減って
しまった。
チョット腹立たしいのが、期待しない品種で種まきもしないのに種が落ちたのか勝手に
仔供が芽を出してくることもある。


これ以上また寒くなるとこれも枯れてしまいそうで、早く暖かくなってほしいものだ。


根が浅く昨年末の寒波で鉢がコチンコチンに氷ってしまったせいか元気が無くなったのだ。
ランタナの種は、初めは緑色だが熟してくるとこのように黒紫となり果肉や皮を取り去り
洗いをすると種蒔きが出来る。



ちなみに自然生えが発生した元々のランタナは、ライフエリア内の土手や
空き地のあちこちに自然自生していて数年前綺麗な花なので枝を採ってきて
鉢の隅に適当に差し込んでおいたものが大きくなり過ぎて手に負えなくなって
可哀想だが泣く泣く切ってしまった。 
これ以上のお気に入りランタナを探している。

交配を考えたが花が小さすぎてどれがめしべでどれが花粉か拡大鏡を使っても見えないので、
自然交配の結実を待つしかないのである。


 


黄 花

2006年02月14日 |  ★風蘭の花

 フウランの黄花です(昨年の画像)。

花色良し、花形良しで 大好きな品種ですが、肝心な香りが薄いのと木姿に
洋ランの面影が見え隠れする欠点が気になる品種です。

洋ランとの交配種と言われていて、しょせん富貴蘭にはなれないお友達止まり
の品種ですが、立派なフウランの仲間と私は思っています。

調べてみると、フウラン×バンダロスチャイルディアナや、
フウラン×バンダ黄花 あたりで黄花が出現、そのF1から木姿は背が高いが
フウラン型の黄花が出現したとあり、この当たり又はこれらのF2・F3からの
出現と推測もできます。
この情報は、お偉い方の1988年の文献であり既にこの頃F1を多用している
ことや フウラン×ナゴラン・フジイラン・マツバラン等の交配からも
フウラン形の花を作出した等記述もあることより、これより更に10数年
以前よりフウランの交配種の研究が進行していたことが解り興味は尽きない。