チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

モモさんがいるところが、私が帰るところ

2014年07月25日 05時51分36秒 | もも

曇、28度、81%

 モモさん一人を置いて家を出る時、すぐそこの買い物でも、4日ほど家を空けるときでも、モモさんに声をかけます。「必ず帰って来るからね。」それからドアを閉め、鍵を回します。鍵の音、エレベーターのドアの閉まる音、部屋の中で、モモさんはどんな気持ちで聞いているのかな。長めに家を空ける時は、家で着ていた服をモモさんが休みそうなところ、夏は涼しいところ、冬は暖かそうなところに置いておきます。必ず、その上で寝て待っています。

 昨日の話の続きになります。2日前、たった12枚の絵を観たいばかりに、マカオに行く事にしました。その前の晩からモモさん、トイレが少しゆるくなっています。元気で、ご飯もいつものように食べます。マカオまで、往復を考えると最低でも6時間はモモさん家に一人です。仕事をしていた頃は、平気で8時間近くも家を空けました。仕事を辞めてからは、長く一緒にいます。それに、モモさん少しずつ歳をとって来ています。私にしては珍しく心配し過ぎです。

 マカオに行くのは実に10数年ぶりです。たくさんのホテル、ビルが出来て海から見るマカオの姿もすっかり変わっています。それでも、一時はよく通ったマカオです。バス乗り場にも自然に体が動きます。バスを乗り違えたものの、朝早くの美術館での時間を心行くまで楽しみました。懐かしいマカオの下町や橋を渡ってタイパや黒沙湾まで行ってみたい気もします。そこまで行っても夕方には家に着きますからね。でも、すでにフェリー乗り場へのバス停に向かっています。2時間近くターボジェットの便を前倒しにして香港に帰りました。

  香港島を南から見た景色です。あー、帰って来た。たった5時間の留守でした。この景色が見えたら、30分後にはモモさんに会えます。もう、胸はワクワクしています。ドアを開けると、私が置いて行った短パンの上で寝ていました。「ただいま。」お昼も食べずに帰ってきました。お腹もペコペコ。「さあ、モモさん、お昼は何にしようか?」

 モモさんがいるところが、私の帰るところです。

 

コメント
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