チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

オイル OIL

2014年07月20日 | 日々のこと

雨、26度、97%    雷注意報

  私の30代から40代にかけて、我家の台所にはたくさんの種類のオイルやお酢やスパイスがありました。もちろん使うために買ったものですが、どんな味だろう、どんな匂いだろうという好奇心が先行していました。香港ですから、中華の調味料はもとより、西洋料理の調味料、はては東南アジアの調味料まで集まります。オイルひとつをとっても、かなりの数でした。ところが、息子が日本に帰り夫婦二人になると使う量も減って来ます。ある時思い切って、オイルもお酢もお醤油の類いもひとつにしたことがあります。流しの下はすっきりと片付きました。さて、1週類に絞ってどれくらいが経ったでしょう、15年ほどかな。昨日、急に流しの下の掃除をはじめました。なぜかいつも急に思い立ちます。すると、オイルだけでも写真の数だけありました。

 オイルにしても、お酢にしても1種類に絞ることは難しい。全ての料理に合うお醤油なんてやはりありません。それでも、一番多かった頃に比べると随分減ってはいます。オイルについて言えば、中華料理で一番使うピーナッツオイルは姿を消しました。熱々に焼いた中華鍋に注ぐピーナッツオイルの香りは最高です。今やオリーブオイルで代用です。写真の中オリーブオイルは3本あります。紺色の缶に入ったのは、先日主人がポルトガルからお土産に買って来てくれたものです。ポルトガルのオイルは初めて使います。左奥の2本がオリーブオイルですが、バージンオイルは加熱にはむかないので、加熱用の普通のオリーブオイルとサラダにかけるバージンオイルを用意しています。日本のごま油も欠かせません。中華料理はごま油と思ってる人が多いようですが、ごま油は調理したあとからかけることが多いように思います。日本のごま油は香りが高いので、地元のごま油の3倍ほどの値段でも売れています。

 前の中央の小さな瓶は、ラー油です。辛い物好きな私には、最後のひとかけに使います。手前右は、くるみのオイル。これも加熱しないで使うのが主流です。マヨネーズに似た香りがします。くるみのパンを焼くときは、このオイルを使います。奥の黄色い蓋のオイルは、珍しいオイルです。マスタードシードのオイルです。インド料理に使うのですが、熱い鍋に流し入れただけで涙が出るという代物、ところがこのオイルの味は辛いながらも甘みがあります。右奥は、アボガドオイルです。きれいなグリーンをしていて、これもサラダやドレッシングに使います。アボガド特有の青臭さはありません。

 これ以上は増やさないつもりですが、これだけは必要です。オイルといえば冷蔵庫には、数種類のバターにラードが入っています。バターは体に良くないとマーガリンがもてはやされた時代もありました。今度はトランスファットがどうのこうのとマーガリンはよくないと言われたり、時代によって変わります。私もオイルの摂取の仕方が、年齢とともに変わりました。オイルは体に大事だと思うようになりました。魚の脂も牛や豚の脂も若い時よりたくさん食べています。オイルは大事です。

コメント
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