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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

バルミュウーダ オーブントースタープロ

2023年04月26日 | 身の回りのもの

雨、13度、87%

 バルミューダーの「オーブントースタープロ」を求めて3ヶ月になります。毎朝パンを焼くのでパンを温め直すために買ったのではありません。庫内が狭く、温度上昇が早いので予熱なしでも「オーブン機能」が使えることに目が留まりました。ここ数年次第に焼くお菓子のサイズが小さくなっています。量も少なくなりました。大きなガスオーブンを予熱して使うより効率がいいのではと「オーブン機能重視」です。

 この「オーブントースタープロ」には「サラマンダー機能」がついています。グラタンの表面に焼き色をつけたい時、「ブリュレ」に焼き色をつける時、高温で素早く焼き目を入れる機能です。蒸気を注入してのパンを温め直す機能にしても、温度上昇がいかに早いかがわかります。

 お菓子をいくつか焼きました。高さがあるものは上火が近すぎて焦げてしまいます。そこで、小型のタルトを焼きました。 170度設定で高さがないのにこの様です。クッキーもやはり焦げてしまいます。使い慣れていないので焼き加減を見ながらですが、火が通ったことを確認すると表面は焼き色が強いと感じます。「サラマンダー機能」があるのが「オーブン機能」でこうした現象を起こすことになっているのでしょう。

 あと一つ、焼き菓子やパンのクズの掃除が厄介です。底の引き皿を引っ張り取り除くのですが、奥にクズが残ります。そのままに次回使うと、焦げ臭さがお菓子に移ります。

 焦げるような焼き色は困り者、先日焼いたクッキーはいつもの大きなガスオーブンで焼きました。 数回使っただけですが、上火が強すぎること、クズの始末に問題を感じています。

 どんな機械でも良し悪し、良い面の裏側があるものです。もう少し使い込んで工夫を重ねたいと思っています。


ロクシタンのクリームポット

2023年04月25日 | 身の回りのもの

雨、12度、75%

 オーガニック化粧品の「ロクシタン」、化粧品を売っている一角に行くと明るい色調の「ロクシタン」の店舗は必ずと言っていいほどあります。南仏の発祥、自然由来を謳っている明るい店作りです。

 1990年代の香港の「ロクシタン」の店舗はシックな感じでした。商品の数は少なく、当時は自然由来の化粧品がまだ珍しかった頃です。「オリーブ」や「ラベンダー」の石鹸は普通の石鹸の4倍ほどの大きさ、包丁で切って使っていました。華やかではないけどフランスらしいと思わせるパッケージが好きでした。石鹸のラッピングに使われていた紐などを大事に取っていました。

 その頃買った「フェイスクリーム」は陶器の入れ物に入っていました。

形も色も手触りも優しい陶器のポットです。クリームを使い終わった後も「ポプリ」や小物を入れて身近に置いています。見ているだけで優しくなれそうなポットです。

 庭の薔薇が咲き始めました。今年も「ポプリ」を作ります。古い「ポプリ」を捨てて新しい「ポプリ」ができるのを待っています。オイルで匂い付けをしない私の「ポプリ」は鼻を寄せないと甘い香りがしません。でも蓋をして香りを閉じ込めておくと、蓋を取った時に香りが立ちます。色が少し褪せた薔薇の花びらは、このクリーム色に馴染みます。

 どこで作られたポットかしら? 裏を見ても「ロクシタン」の刻印しか見られません。ヨーロッパの陶器の優しさを全部集めたようなポットです。

 


座敷すだれ

2023年04月11日 | 身の回りのもの

晴、15度、81%

 まだ4月の上旬ですが、晴れた日には日差しが強くなりました。日が差し込まないと薄暗い日本家屋ですが、朝日を窓いっぱいに受けるのが座敷です。この時期は2時間ほど、6月以降は昼前まで強い日差しが入ります。畳は外してフローリングです。大きな絨毯を敷いています。木枠のソファーには布が張ってあります。日焼けが心配です。絨毯の日に当たった部分はやや退色したので、昨年は180度絨毯を動かしました。大仕事でした。

 座敷周りの窓にはカーテンはつけていません。雨戸を開けると素通しになります。日本家屋で座敷などにもカーテンをつけるようになったのはいつ頃からでしょう?子供の頃はカーテンしかもレースのカーテンをつけていた家は記憶にありません。私はこの部屋にだけはカーテン不要と思っています。そこで、登場するのが「座敷すだれ」です。

 鴨居からぶら下げる「座敷すだれ」は取り外しが効き、日が陰ると巻き上げます。手間がかかりますが、陽を避け、夏場に重苦しさはなく、すだれから入る日の光がとても美しいと感じます。 すだれを通して縁側、庭が見えます。外掛けのすだれとは違い細い細い木で編まれています。鴨居の淵には大きな房飾り、すだれを受け止める金具も日本的な意匠です。お昼前、すだれを巻き上げた状態です。

 こんな家に住むと手間がかかります。手間をかけた分、日々の生活に心地よさを運んで来てくれます。簾越しに見える庭、すだれを通してのトーンが落ちた明るさ、どれもが日本らしいと感じます。レースのカーテンやブラインドでは得られない微妙な趣です。 

 鴨居ですら低いのにすだれをかけると背の高い方は、腰を下げて通る羽目になります。四季に応じて家の模様替えをする、私の生活にもそんな余裕が生まれました。


キャベツピラーを使ってみた!

2023年04月08日 | 身の回りのもの

晴、13度、66%

 キャベツの千切り、簡単なようで奥が深い、繊維に沿って千切りするときと、繊維に垂直に千切りするときとでは味も食感も違います。お店で出て来るようなふんわり薄い千切りを作るのもこれまた難しい。キャベツの千切りを作る前は包丁を軽く研ぎ直します。それでも端っこは太くなったりして台所で口に放り込みます。

 台所のお助けグッズはたくさん出ていますが、場所をとるものはいりません。ある程度の値段のものの方がいい仕事をしてくれますが、びっくりするような高価なものもいりません。刃物屋さんをよく覗きます。包丁に始まってハサミ類が好きです。先日、「キャベツピラー」なるものがぶら下がっているのを見つけました。そういえば100円均一でも時折見かけます。普通の皮むきピラーの倍以上の大きさです。

 普通の皮むきピラーは一つ持っています。でも包丁で皮むきすることが多いと思います。引き出しからピラーを取り出すのが面倒です。手にしている包丁でやや分厚くてもそのまま皮をむきます。「おろしがねセット」は便利そうですが、あんなにたくさんのおろしがねは不要です。「キャベツピラー」迷いましたが、1000円台でしたので、買いました。

 2枚刄です。まるで髭剃りねと思います。春キャベツではなくかた巻きのキャベツが向いていると書かれています。包丁で千切りするときも春キャベツはゴワゴワと扱い難いものです。丸のままでなく半切りなどにしたその断面にピラーを当てて千切りを作ります。大きな「キャベツピラー」をひと掻き、軽やかに千切りができました。面白いので、必要以上にシュルシュルと千切りを作ってしまいました。

 驚きの楽チン、軽い千切りはいくらでも食べれます。包丁で作る千切りはうまくできれば自慢したくなりますが、下手な時はがっかりです。この「キャベツピラー」は常時同じ仕事をしてくれます。小さな皮むきピラーは刃の間に皮が挟まることがありますが、この「キャベツピラー」はそんなこともありません。2枚刄だからかしら?

 これぞお助けグッズ!手慣れた包丁も年齢とともに重たくなりました。シュルシュルっと今日もまた千切りを作ります。


茶托を使おう!

2023年03月20日 | 身の回りのもの

晴、9度、70%

 「茶托」ってお客様の時にしか出てこないように思います。折角持っているのに使わない手はありません。「茶托を使おう!」と思います。今までも菓子を載せたりしましたがもっと普段に使ってみました。

 「茶托」ですから、湯飲みをのせます。 小ぶりな朱の塗りものには、景徳鎮の「蛍」の湯飲みを合わせます。湯飲みを引き立たせる為、「茶托」は主張しない色が多いようです。赤の茶托はアクセントがついて好きな「茶托」です。クッキーをこん盛りとのせると可愛い。

  毎朝、あんこを食べます。あんこはこの粉引の「向付」に入れます。そして、黒塗りの「茶托」を添えます。急にいい和菓子屋さんの茶室で甘味をいただいているような気分になります。あんこの格上げです。

 「茶托」は錫のもの木製のものなどありますが、小皿を代わりに使っても小粋です。ただ夏の冷たいお茶の時は要注意です。コップについた水滴が小皿とコップをくっつけます。小皿ごと持ち上げる羽目になります。

 ブナで出来た茶托は大ぶりです。おはぎや大福を一つのせてお皿代わり。見出し写真は大きな「向付」にミルク一杯のコーヒーが入っています。暖かくなったので庭でおやつをする時、土の上においても器を傷めません。小さなお盆です。

 それぞれの家庭の生活が違うので、「茶托」の大きさや材質が違うと思います。でも食器棚の片隅でお客様の時を待たせるのは勿体無い。せっせと「茶托」を使ってやろうと決めました。好きで集めた身の回りのもの、「使わないものは捨てましょう」、「整理しましょう」と流行りですが、工夫して使ってやるのもまた一手です。


ピンクのウィンドブレーカー

2023年03月16日 | 身の回りのもの

 曇、16度、68%

 ピンクのウィンドブレーカーを買いました。ピンクの服を着るのは20代以来です。紺、黒、白、の服ばかり着続けて来ました。ピンクの持ち物は時計の夏のベルトだけです。

 雨の中でも庭仕事をすることがあります。雨だからこそ庭仕事をすると言ったほうが正解です。ココは外に出ないとトイレをしません。庭でしてくれたもいいのですが、なぜだかお外でトイレをします。雨でも雪でも朝晩外に出ます。雨の時はココを濡らさないように傘をさしかけ私は濡れて帰宅です。ウィンドブレーカー、レインコート数枚持っています。どれもまだ使えます。なのに、ピンクのウィンドブレーカーを買ってしまいました。普段、衝動買いをしません。なのに買ってしまいました。買う前「似合うかなあ?」と一瞬頭をかすめましたが買いました。

 ちょっと変わったピンクです。桜色ではありません。サーモンピンクでしょうか?大きなフードがついています。フードの前側はまるで襟のように見えます。一番小さなサイズですがゆっくりと作られています。丈は短め、これは大事なポイントです。袖、首回りなどはゴムを引っ張って、小さくコンパクトな形になります。 数カ所にゴムがのぞいています。生地が雨避けようですから、カサカサとうるさい。

 肌寒い夕方の散歩に着て出かけました。着てるものは自分より人目に映ります。お店のウィンドーでチェック、ウィンドーに向かって、ニッと笑います。「まずますね。」庭でも着ています。気持ちまでピンクに染まってように軽やかです。日本中がピンクに染まる季節です。

 シャカシャカと音を立てながら、青空を見上げました。「まさか自分がピンクを着るとはねぇ。」不思議な晴れやかさを身に纏いました。


九谷焼 「青手」

2023年03月13日 | 身の回りのもの

曇、8度、60%

 歳と共に好みが変化するもの、全く変わらないと思うもの様々です。私は服に至っては白、黒、紺ばかり自分でもうんざりします。毎日使う食器も派手な柄物はありません。そんな中、色目のはっきりした九谷焼の器が2つあります。「青手」と呼ばれるものです。

 すでに30年以上使っているのに最近この2つを手にすることが多くなりました。30代で求めたと思います。九谷焼の「青手」と呼ばれる焼き物は赤い色を使わずに「青」を器の主流に使います。日本の「青」は緑色です。その「青」に九谷の黄色、紫、群青を使った焼き物です。昔からの絵紋は花鳥や目出度い柄で重苦しさがあります。なぜこの2つを求めたのか、器についてはどこでいつ頃求めたかその時の気持ちまで覚えています。文様が昔風ではありません。重苦しさがなくスッとどこか抜けた「青手」です。深みのある皿の文様は、書き手がペルシャ旅行の後に影響を受けて描かれたものだと店の店主に聞きました。ペルシャの建築文様です。色は九谷の「青手」でありながら文様が違うだけでぐっと変わります。

 小さな「平盃」 これは2枚あります。盃ですが小皿として使うことが多く、お菓子をのせたり、お刺身の「醤油皿」として登場します。花芯が黄色で白の花弁、「白椿」かしら?とそのときどき自分の好きな花に重ねます。

 「青手」は「吉田屋」という別称も持っています。「吉田屋」は窯の名前だそうです。「青手」は器全部を塗りつくします。裏も文様が入り土肌は見えません。

 大きな方の器を買った当初はこの器を使いこなせるかと心配でした。目立ちすぎます。のせる料理より強い色目です。最近では何にでも使います。調和してるかというと?疑問ですね。好きだから使っているのです。

 昔は金沢の裕福な人が所有したという「青手」、昔からの柄の写し物も出ています。鷹や菊花が描かれた「青手」は今も苦手です。「青手」を本当に自分のものとして好きになるのに30年もかかりました。


バルミューダ オーブントースター

2023年02月12日 | 身の回りのもの

晴、5度、80%

 一月の末、今年も「1月31日であなたのポイントが失効します。」とお知らせを受けました。毎年このお知らせでいろんな物を買うことが出来ました。昨年は欲しかったコーヒーメーカー、高すぎて買えないなあと思っているところにこの知らせ、さて今年は何に使おうかと考えます。

 欲しいものはさしてありません。3万円相当のポイントをみすみす見逃すのも勿体ない、考えた挙句に選んだのはバルミューダの「オーブントースター」でした。この2年ほどお菓子を焼くサイズが小さくなっています。一度に作る量も少なくなりました。それなのに大きなガスオーブンを予熱して作るのは無駄かなと思っているところでした。高温になるオーブントースターが出て来ています。温め直すだけでなく調理に幅広く使えるタイプです。しかもオーブンは庫内が小さいので予熱なしで使えるそうです。大きさもよくチェックして「バルミューダ」に決めました。数百円、現金を払いました。

 何を作ろうかなあ?「ローストポーク」を作ってみました。フライパンで焼き色をつけたポークを庫内に入れます。蒸気を出すために水を差し、様子を見ました。 小さいスキレットも入ることは買う前から確認済みです。手持ちの菓子型もほとんど使えます。今まで知っている「オーブントースター」とは違い、蒸気が出る上に温度がその都度変化しているように見えます。温度変化は庫内のランプの色が知らせます。この辺りが「バルミューダ」のアイディアなのでしょう。 蒸気を注入しての「ローストポーク」は初めてです。 しっとりとほどよく焼きあがりました。

 私は毎朝焼きたてのパンを食べるので、パンを温め直すことはしません.パンの温めコースは食パン、フランスパン、クロワッサンとついています。試しに、クロワッサンのコースで冷凍していた「酒まんじゅう」を温め直しました。上火の弱いコースです。蒸気が消えた頃、 中に鬼の顔をした「酒まんじゅう」が見えました。割るとしっかりと餡まで温かくなっていました。上出来です。

 フランスパンを焼くには温度が足りませんが、クッキーや小さな焼き菓子は作ることができそうです。火力が強いオーブントースターは小回りが利きます。少しづつ使いこなせたらと思います。夫婦二人、年齢を重ねて、食べる量も一度に作る量も少なくなった我が家です。ガスオーブンとこのバルミューダの「オーブントースター」2つを使い分けてみます。


真っ白なファイバークロスのふきん

2023年02月07日 | 身の回りのもの

雨、8度、92%

 台所のふきんやスポンジ、ハンドタオルなどの流行カラーがグレーだと新聞で読んだことがあります。確かにグレーのタオルなどを目にすることが多くなりました。グレー自体はシックで好きな色です。でも、台所に置いた様子を想像すると清潔感に欠けるような気がします。

 今年の初めから真っ白なファイバークロスをふきんに使ってみることにしました。今までは「びわこふきん」のような木綿100%のものを使っていました。これも真っ白でした。汚れ、匂いを取るためには漂白が欠かせません。色柄付きは可愛いけれど漂白に耐えるのは真っ白です。漂白を重ねると半年で使い物にならなくなります。木綿ですから毛羽立ったり、穴が開いたり。

 昨年末は真っ白なファイバークロスを探しました。なかなか真っ白はありません。しかもできたら大きなサイズが欲しいと思いました。ありそうでない品でした。ファイバークロスは明るめに色が主流、グレーもありました。思いがけない店で5枚一袋を見つけました。30センチかけ40センチ。かなり大きめ、生地もしっかりしています。

 元旦にふきん、台ふきん共にこの真っ白な大判ファイバークロスを使い始めました。まだひと月です。吸水性は抜群、乾きも早いと思います。漂白もすでに数回しました。熱に弱いのが欠点でしょうか。レンジの五徳がまだ熱いうちは要注意です。グラスに毛羽がつくこともありません。大きいので鍋類もしっかりと水気を拭います。

 お値段も安かったので買い溜めました。一年後、使った感想をまた報告します。毎日使うもの、気持ちよく自分の気持ちにそぐうものが一番です。


ヘアブラシ用のブラシ

2022年12月06日 | 身の回りのもの

曇、9度、68%

 「櫛」を持っていません。ずっとヘアブラシで髪を梳いて来ました。ヘアブラシを綺麗に保つのは根気が入ります。細くて腰のない髪の毛がブラシにみっしり、頭皮の汚れもブラシにつきます。シャンプーの時一緒に洗っても細い髪の毛が残ります。

 ヘアブラシの掃除用の小さなブラシを見つけました。毛先は硬いプラスチックで、ブラシを梳くと根元から髪の毛を取ってくれます。小気味好くブラシの私の毛は取れました。毎日、しかも幾度も使うヘアブラシです。鏡の前で薄汚れていると恥ずかしいと思って来ました。手軽にブラシの掃除ができます。 いいものを見つけました。

 この掃除ブラシを使ってびっくりしたことが一つ、私の髪の毛に混じってたくさんのココの毛が出て来ました。ココにこれらのブラシは使いません。ということは、私の髪の毛にはいつもココの毛がいっぱいついていることなんですね。一緒に生活しています。当たり前ね、と笑いました。