今日は、
雨が降る休日です。
そんな日は、どっどどどどど、読書しましょう。
おはようございます。
ごめんなさい。
言ったことのない台詞だものですから、
つい、とちってしまいました。
そう、私は本を読まない。
これは、子供の頃からだ。
だからもちろん、漫画はおろか、教科書も読まなかった。
そこは、頑なに貫いた。
だから、生まれ育ったこの国を造ってきた、
歴史上の偉い人達の事もほとんど知らない。
おかげで、私の心は、まっさらだ。
色眼鏡で世間を見たりしない。
目線はいつだって、赤ちゃんのようにまっさらだ。
ただ、48年以上生き続けてきた経験豊かな赤ちゃん目線は、厄介だ。
ちょっとした、小姑みたいな口調で、世間にケチをつける訳だ。
千円札に描かれている肖像画が、誰かも知らないくせにだ。
そんな時、小姑みたいな赤ちゃんは、こう言う。
「下の方でいいから、お名前書いといてよ」と。
その時、
「下に小さく書いてあるよ」と教えられ、千円札に目を凝らした。
そして、小姑みたいな赤ちゃんは、駄々をこねる。
「見えない・・・。
老眼鏡の度数上げないと、見えないやんかいさー!」
まったく、厄介なベイビーだ。
しかし、そんな自分に危機感は持っている。
そして、読んだ本に救われる機会も少なくない。
友人に勧められて読んだ本には、生きるヒントが
たくさん書かれていて、
「本を読むって、素晴らしいことなんだな」ということを学んだ。
だから、自分でも本を買うことがある。
『このリンス泥棒!』は、何度も何度も読み返し、
『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』は会社の引き出しにしまい、
いつでも再読できるようにしている。
そんな私に、ハルキストが、
「う・・・うん、そういう本も楽しくていいよね。
ん?貸してくれるの?リンス泥棒を?
いえ、それは、またの機会でいいや。」と戸惑いながら、
「こういうのも読んでみると、いいよ。」と本を数冊貸してくれた。
もちろん、村上春樹の数冊だ。
「読む。頑張って、読むー。」
と、赤ちゃんみたいにまっさらな目で、受け取った。
そして、昨日、
簡単なシオリを作った。
可愛いでしょー?
ねえ、これ、可愛くないー?
うふふふ、うふふふふふ。
ちなみに、この本のページは、まだ一枚もめくっていない・・・。
さて、我が家のベイビーたちは何してんの?
ここから
こうなってしまう。
無邪気に遊んでいたかと思いきや、
ふと目をやると、
なぜか、こうなっていた。
あや「早く、ページめくりなさいよぉ!」
頑張って、読むー!