うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

目を疑う、我が家

2020年04月19日 | おたまの事

私は、目を疑った。

おい、嘘だろう?

なあ、嘘って言ってくれ!

 

おはようございます。

今回は、マットを感じの良い柄物に替えて、

キッチン回りの、ちょっとした模様替えを試みようと、

満を持して買ってきたキッチンマットが

こんなに中途半端な小ささだなんて、嘘だろう?

ほんで、

仕方ないから急いで買ってきた、柄物の下に敷いたマットな。

これも、実は色が薄いやん?

フローリングと同調させたいなら、色が薄いやん?

ほんでから、

この事態が信じられなくて、慌てて老眼鏡を掛けて

しっかり確認しようと思ったら、

引きちぎっちゃった。

大惨事だ。

 

さてと、落ち着いてっと思いきや

いやちょっと待って!

おたまが、のん太の食べ残しを食べている。

嘘だろう?

のん太は、ドライフードとウェットフードを混ぜた物を食べる。

その中身は、まだ1歳未満用の物なのだが、

それを、おたまが食べているのだ。

おたまといえば、

生まれてこの方、ドライを一粒も食べずに過ごしてきた猫だ。

ウェットに一粒でも混じっていたら、口さえ着けない。

強い拒絶を表すほどだ。

いかなる種類のドライでも、それをふやかして、それをウェットに混ぜても、

どうやってもこうやっても、ドライを食べない猫だった。

嗜好のレベルではない気がした。

 

そんなおたまが、

のん太の食べ残した物だけ、ドライ&ウェットを食べるようになった。

なぜだ?

 

悩んでいた当時、獣医さんは

「何かの成分を嗅ぎ分けて、それが体質に合ってないと、

感覚的に感じてるからかもだから、無理に食べさせなくていいよ。」

と言っていた。

私も別角度から、考えていた。

保護した直後、他の猫が食べているドライのガリガリ音が、

おたまのトラウマと繋がってしまったのではと考えたんだ。

おたまは、数日間、砂利を食べて堪えた子猫だったから、

ガリガリ音を立てるドライの匂いでさえ、拒絶してしまった。

そんな気がしていた。

驚く程の記憶力を持った、拘りの強い子だから、

そうなったのかもしれないなって。

 

あれから、5年と半年ほど経った今、

おたまの辛い記憶が、

少しづつでも塗り替えられているとしたら嬉しいことだ。

 

おい、おたま!

遊ぶぞーい!!

ほれっ

 

ちょっと待て!おい?

 

ほれ、ここだ!

 

おい!

 

こっちでやろう

 

おいってばー!

 

おたまよ、君はやっぱり

面白い猫だな。