モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

茶豆とだだちゃ豆

2007年09月05日 | 日々のできごと
先日新潟のヨーカドーで購入したご当地枝豆ですが、実は売り場に2種類並んでいました。
表示を書き出しますと、

「新潟県産 だだちゃ豆」
「新潟県産 くろさき茶豆」

「だだちゃ豆」と「茶豆」。
違いがよく分からず、まぁ同じようなモンだろうとは思いながらも、両方買ってみました。

昨日茹でて食べてブログのネタにしたのは「だだちゃ豆」。
「だだちゃ」とはその地方で「お父さん」のことで(ただしあまり上品な言い方では無いようです)、コトバの切れ目は「だだちゃ/豆」なのですね。
となると、「だだちゃまめ」は「だだ茶豆」とはならないワケで、「だだちゃ豆」と「茶豆」とはひょっとしてベツのもの?とゆー疑問が、実は昨日もうっすらありました。

で、今日は「くろさき茶豆」の方を茹でて食べてブログのネタにしようと思ったワケですが、やはり、少し違うもののようです。


作れる地域がとても限定さるため幻の枝豆だった「だだちゃ豆」が、
びみょーに変化して新潟の(主に)黒崎地方で採れるようになったのが「茶豆」。


の、ようです。
この微妙な名称の違い。
いつの頃かは分かりませんが「本家」と「元祖」的な対立があったのではないかと思わせる微妙っぷりが、とても興味をそそります。

ちなみに味は、たぶん、「だだちゃ豆」の方が味が濃い・・・ような気がします。
「茶豆」は、あまりとうもろこし風の香はしなかった・・・ような気がします。
・・・ビール片手にほろ酔いでの「茹でて食べて」だったので、完全な比較はできませんが・・・。
でも、とりあえずどちらも普通の枝豆より美味いのは確かです。
スタンダード枝豆に罪は無いですが。