今からちょうど百年前の3月1日は、日本に植民地支配されていた朝鮮の独立運動が始
まった日である。
韓国朝鮮の人々には特別の日であっても、日本政府はもとよりそしらぬ姿勢で、メデ
ィアの報道もほとんどない。
直接の侵略を受けて、人権も民主主義も無く、筆舌しがたいほどの苦難の時代を体験
してきた朝鮮の人々と、真実が隠された近現代史を教え込まれてきた私たち日本人の間
には、どれほどの歴史認識のギャップがあるのだろうか。
ここで多くを書いている暇はない。ただ、侵略してきた側の人間として、今何ができ
るのだろうか。
笠木透と雑花塾、ヒューマン・ファーマーズで演奏してきた「マンセー」(作詞・笠
木透、作曲・北嶋誠)という歌がある。2010年の韓国併合から100年の時に制作した、
笠木透と雑花塾CD文庫Vol2「鳳仙花」に収録されている。
私が原詩を読んだ時の題名には、「マンセー〜知らされなかった歴史」と、サブタイ
トルが付いていた。そういうことなのだ。
私たちは知らなかった 知らされなかった
90年ほど前の 非暴力のたたかいを
独立を宣言し 日本に立ち向かった
朝鮮の人々の 非暴力の叫びを
マンセー マンセー
(マンセーより)
ソウル市内のパゴダ公園から始まった3・1独立運動から100年。今年は、「100年ほど
前の…」と歌っていこう。ささやかな行動かも知れないが、それでもこれが文化でたた
かうヒューマン・ファーマーズである。
まった日である。
韓国朝鮮の人々には特別の日であっても、日本政府はもとよりそしらぬ姿勢で、メデ
ィアの報道もほとんどない。
直接の侵略を受けて、人権も民主主義も無く、筆舌しがたいほどの苦難の時代を体験
してきた朝鮮の人々と、真実が隠された近現代史を教え込まれてきた私たち日本人の間
には、どれほどの歴史認識のギャップがあるのだろうか。
ここで多くを書いている暇はない。ただ、侵略してきた側の人間として、今何ができ
るのだろうか。
笠木透と雑花塾、ヒューマン・ファーマーズで演奏してきた「マンセー」(作詞・笠
木透、作曲・北嶋誠)という歌がある。2010年の韓国併合から100年の時に制作した、
笠木透と雑花塾CD文庫Vol2「鳳仙花」に収録されている。
私が原詩を読んだ時の題名には、「マンセー〜知らされなかった歴史」と、サブタイ
トルが付いていた。そういうことなのだ。
私たちは知らなかった 知らされなかった
90年ほど前の 非暴力のたたかいを
独立を宣言し 日本に立ち向かった
朝鮮の人々の 非暴力の叫びを
マンセー マンセー
(マンセーより)
ソウル市内のパゴダ公園から始まった3・1独立運動から100年。今年は、「100年ほど
前の…」と歌っていこう。ささやかな行動かも知れないが、それでもこれが文化でたた
かうヒューマン・ファーマーズである。
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