北朝鮮 テロ支援国家指定解除

米政府は１１日午前（日本時間１２日未明）北朝鮮との核申告内容の検証方法で合意し、北朝鮮が寧辺の核施設無能力化作業の再開を表明したのを受け、同国に対するテロ支援国家指定を解除したと発表しました。

日本人拉致問題解決の進展がなく、その上核申告を厳密に検証しないで指定解除を行うのは、同盟国の日本に対する裏切りと言えます。

とは言っても、拉致問題は日朝２国間の問題です。今後は日本が独自に拉致問題解決に取り組まねばなりません。日本には、「国交正常化」と「経済支援」というカードがあります。政府には厳然とした対応を取り続けることを望みます。また、拉致問題解決には国民の関心と支持が必要です。