薪ストーブ同好会

島根県松江市を中心に薪ストーブを囲む人々が、里山から得られる恵みに感謝し、素敵な心と古くて新しいエネルギーを届けます。

会員主催の杉林整備継続中

2012-05-21 09:07:10 | 会員の広場
こんにちは、防虫帽子です。
会員主催の杉林整備の情報届いています。

一昨年からの雪害や台風、突風によって
折れたり倒れたりした杉林です。
まったく薪ストーブのことを知らない林業も素人の地主さんが
杉を切っているので、丸太が地層のように積み重なっている状況でした。
去年から何回も整備に御協力いただいて、
60年前には棚田だったという地面の様子がやっと見えてきました。
御協力いただいた皆さん、本当にありがとうございます。

周囲は北に日本海が見える北山山地の中腹です。
春にはきつつきの音が響き、今は鶯です。
まだまだ、長めの玉きりがごろごろしている状態です。
5月最後の土日午前中にも行います。
今後もぜひ御協力ください。
よろしくお願いします。


薪ストーブに続いて
「お風呂も薪で沸かすことにしました」
とおっしゃるYRさん、長いものも平気と
軽トラックに積み込んでお持ちかえりになったそうです。
YRさんはどうも調理用ストーブにも興味がおありの御様子でした。
ご自身も山をお持ちで、
以前の活動日にも薪には不自由しないと仰っていましたから
薪生活を楽しんでいらっしゃるようです。

毎回ご参加のMRさんは週末は御主人が玉きり、
他の日に奥さんと子供さんで家に搬入薪割りと
分担して精を出しておられるそうです。

針葉樹は油脂が多いので煙突によくないとか
燃費が悪いのでと敬遠されることがよくあります。
乾燥を十分にすることや広葉樹とあわせて焚くことで
問題は解決できると思います。
日本で身近にある針葉樹を大事にしたいと思います。

針葉樹は乾燥が速いので春に割って十分秋に使えます。
また、広葉樹に比べて割りやすく
初心者や子供で爽快感が簡単に味わえます。
そして持ち運びするのに軽いので作業が比較的楽です。
そして今は杉の間伐材はどこにでもあるという状態です。
杉ならただであげるとか道路わきに投げてある様子を
見たり聞いたりすることも多いです。

一番の問題は軽いので嵩が大きいという点ではないでしょうか。
置ける場所が少ないという街中の使用者は困りますね。
しかし場所だけをいえば
できれば18ヶ月は乾燥したい広葉樹を
二年分三年分と保存しておくことを考えたら
毎年針葉樹を広葉樹の二倍置けば同じかもしれません。

新しい針葉樹を主流に焚ける薪ストーブだと
他の薪ストーブに比べて燃費がよいそうですから
その点は大丈夫ですね。
どうぞしっかり使っていただきたいと思います。

ではまた。