たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

これはお薦め映画です。『散り椿』。

2018年10月02日 | 雑記
◎2018年10月1日(月)

 ヒマな毎日が続いている。日課は朝夕の散歩と病院通いだけ。山の紅葉はもう始まっているだろう。現に、御嶽の噴火の時、槍ヶ岳の紅葉を楽しんだのは9月28日だった。
 山の紅葉は、今年はもうあきらめている。里の紅葉にかろうじて間にあえばいい。おそらく地元周辺の寺がバックになるだろう。それはそれできれいだろうが寂しい気もする。

 イオンシネマに『プーと大人になった僕』でも観に行くつもりでいたが、吹替版と字幕版があって、どうも今は吹替版がメインで、字幕版は午後からの上映になっていた。『プー…』には思い出がある。以前の映画を観たことはないが、高校の一年だったか、二年の時の英語の教科書に『Winnie the Pooh』のタイトルで出ていた。クラス担任はその英語の先生で、プーといえば、すぐにその恩師とだぶってしまう。
 平日でも買い物客で混んでいるイオンだ。午後から駐車場が遠くになってしまうのではつらいので、他の映画はないかとチェックすると、『散り椿』をやっていた。確か、最近、モントリオール映画祭だったかで大賞をもらっていた映画だ。
 同じモントリオールで、舘ひろしが男優賞になった『終わった人』は、ずっと予告で眺めながら、特別、観たいという気持ちは起きなかったが、『散り椿』だけは観てもいいかなと思ってはいた。
 岡田准一主役の映画は『永遠の0』を観たことがある。『散り椿』もまた同じような、葛藤する孤高の武士(浪人)を描いたものだった。ラストが潔いところも似ている。

 いつものように、ヘタな講評はやめておく。原作も読んではいない。ただ、散りかけの椿のイメージに深みがなく、置き物、添え物のようで、映像の運びでは、存在そのものに無理な感じがしないでもなかった。監督、もしくはカメラ次第で十分に重みが出たのでは思うのだが。自分なら、椿をアップにして、静かに花を落とすシーンを入れるだろう。
 余計なことを記したが、娯楽映画と割りきれば、お薦めの映画だ。

 さて、WOWOWでやっていた『ダンケルク』を録画し、今日、テレビで見てみた。この映画、劇場で観ていたが、テレビだと何とも味気ない映画になっていた。やはり、劇場で観るのと、テレビやDVDでは違うものだなと再確認したようなものだった。ちなみに、『永遠の0』もわざわざDVDを買ったが、劇場で観た後だけに、何も残るものはなく、ただ、ストーリーを再認識するだけで終わってしまった。もう見ることもあるまい。

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