入口の戸が開くと、真正面には石釜の炎がメラメラとゆれる。
1階は、石釜で焼くPIZZAと天然酵母のパン店だ。
その左手の階段を上りつめると、開放的なフロアーが広がる。
ゆったりとしたテーブル配置がなされたレストランBUONO。
階下のパン食べ放題が何よりの魅力。
サラダセットをオーダー。
エビフライ&きのこ たまご&ライスコロッケ
サラダの登場は、その場をおおいに沸かせた。
顔がスッポリ納まりそうなほど大きなガラスボールに、どっさりのサラダ。
テーブルに置かれるやいなや、「ゥワァ~~!!」と言ったきり、次の言葉がでない。
これほどまでに大量だとは、想像もしないこと。
パンをたくさん食べたいがための目論見は、早くも崩れ去った・・・かも。
食べても食べても、底は見えてこない。
けんめいに噛みくだく作業がつづく。
噛むことで満腹感は増大し、パンに未練をのこす破目に。
パンは全くくせがなく、ご飯感覚で自然と胃におちてゆく。
米飯食が日常の私にとっては、とても嬉しい。
生地も形も味もそれぞれに異なるが、どれもが優しく味覚を刺激するのが共通点。
パン食べ放題は数あれど、私的順位付けではダントツ。
追加はあえて甘いパンをお願いした。
中でもクロワッサンは舌がとろけんばかりの美味。
この甘さはいったい何?
ハチミツかな・・・でも違うかな・・・。
サラダセットにはデザートが付かないため、最後に残してコーヒーのお供にいただいた。
それが、甘い目おかわりの意図するところだ。
でこぼこガラスをすり抜けた陽の子たち。
出窓に、ふにゃふにゃの日溜りをどんどん作り出してゆく。
ポカポカあふれる窓際席。
食後ともなれば、うつらうつら居眠りしてしまいそう。
ここで安閑とできるなら、それ以上の至福は望むまい。
クロワッサンに心奪われてしまった私。
むろん、帰りぎわに買い求めた。
その時に知った事実。
クロワッサンの甘味は、チェリー風味の自家製シロップだそう。
とにかくクセになる味だ。
1月のよく晴れた日のこと。。。
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