お茶のアイスクリームとロールケーキの看板に誘われて、「お茶農家の店 茶のみやぐら」に寄った。
朝宮茶を製造販売する店舗で、アイスクリームを頂くことができる。
アイスクリームは、抹茶、煎茶、ほうじ茶、ミルクの4種類。
ミルクは候補から外すとして、あとの3種はどうしても味比べしてみたい。
それならば、淡白なほうじ茶から、煎茶、抹茶の順に試すのがよい、と助言してくださった。
ほうじ茶は淡白とは言えど、しっかりとした風味がある。
煎茶は、すっきりとした苦みと香りが際立った初めての味わい。
濃厚な抹茶はまろやかさがあり、貫禄の一品。
お茶屋さんならではの、こだわりのアイスクリーム。
中でも煎茶に心奪われる。
選べる器はカップかコーン。
コーンに大型スプーンで円錐形に盛られたアイスクリームは、食べ応え十分。
食べ比べに興じ、写真を失念してしまった。
アイスクリームの横のショーケースが気になる。
太巻きロールケーキが2本。
ここで、煎茶か抹茶の選択を迫られるのだが、珍しさゆえに「煎茶オトナロール」を購入した。
煎茶の味濃いスポンジで、黒豆入り生クリームがふんわりと巻かれている。
渋みと微甘味のバランスが絶妙。
コーヒー、紅茶、日本茶、どの組み合わせでも良し。
それにしても、忘れられないのは煎茶アイスクリーム。
信楽町の『鶏鳴八滝』をめぐった。
駐車場の一角に、和風の趣きがいい感じの案内板がある。
そのすぐ横を川が流れ、1つ目の初音の滝を確認。
そして、垂尾の滝~白神の滝~鶏鳴の滝~白蛇の滝~白布の滝~岩しだれの滝~神有の滝、と続く。
山あいを縫って登ってゆくイメージで歩き出した。
4つ目の鶏鳴の滝まで僅か125mゆえ、歩いた感は殆どない。
その日は水量が少ないようで、すべらかな岩肌が広く露出していた。
案内役は、滝名をまあるいお腹に示した信楽焼きのタヌキ。
滝ごとに、この愛嬌で迎えてくれる。
もう、それだけでほっこり。
途中の池で、水面を覆う薄氷を目の当たりにし、冷え込みの凄さを改めて感じる。
離合困難な細い山道が、クマザサに隠れ歩きづらい。
右下は見えないが、踏み外せば悲惨な結末を招きそうな予感が。。。
できる限り左寄りに進む。
最後の神有の滝まで、そう時間は要しなかった。
もっと山歩きが楽しめるものと思い込んでいたから、歩き足りない。
その先は笹ケ岳へ続くが、クマザサが勢いよく一面を覆い尽している。
それでも登る気満々の娘と私を、夫が制した。
クマザサから熊を連想し、先だっての「小坂の滝めぐり」のシーンと重なったようだ。
その思いを後で聞いたのだが、踏み跡のない細道は、そうでなくとも危険をはらんでいたかもしれない。
最終の滝で折り返したのは、きっと正解。。。だよね。
ずっと行きそびれていた『らんちょす』でランチを頂いた。
初回は、店のおすすめが間違いないだろうと選んだのが、
~限定おすすめ創作和食セット~
・ジューシーチキンカツのチリソース
・蓮根ととうもろこしの天ぷら
・豆腐の二色田楽味噌
・梅しそそばの香味野菜添え
・お餅の生姜ゆばあんかけ
・黒米と栗と枝豆のごはん
・具だくさんおみそ汁
・選べるスイーツ
・ドリンク
ワンプレートのチキンカツは、野菜たっぷりソースがふんだんに。
豆腐を湯葉で巻いた田楽が目新しい。
黒米ご飯は、栗と枝豆入りで贅沢感あり。
選べるスイーツは7種類。
右上が黒蜜きなこパフェ、左下は宇治抹茶パフェ。
どちらも、アイスの量が半端じゃない。
セットメニューのデザートとしては、かなりボリューミーだ。
陶器は手作りの一品物で、料理がより一層引き立つ。
温かみのある陶器が大好き。
展示販売もされているそうだが、残念ながら今回は余裕がなくて。。。
次回にゆっくりと見せていただこう。
先週末のこと。
早咲きの菜の花が見頃らしいと聞き、滋賀県守山市の第1なぎさ公園まで車を走らせた。
天気は申し分ない。
昨年とは違い、足元に気を取られることなく自由に観賞する。
雪の比良山とのコントラストは臨めなかったが、暖冬ゆえか満開の黄一面。
黄色って温か~い、元気色だね。