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。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

パン・デ・トール & ぱんの蔵♪

2015-11-08 | ランチ(大阪)

山田池公園を訪れた日、近くの『パン・デ・トール』でランチを頂いた。

~ランチメニュー~
*本日のディッシュ ・・・ ポークカツ おろしポン酢 (ライス付き)
*本日のオムライス ・・・ エビとホウレン草のクリームソース
*本日のカレーライス ・・・ 揚げ茄子
   スープ 又は サラダ + コーヒー 又は 紅茶

オムライスのクリーミーだがあっさりしたソースの味は、何と一緒に食べるかで流動的。
エビやホウレン草のうまみを高みへ引き上げる。
卵をこれほど優しく巻き上げるシェフは、どんな方なんだろうと気になる。
私の心を掴んだ、気持ち昂るオムライス。
かなり多量だが、美味しくて完食したら満腹の域を超えてしまった。
本日のディッシュもライスがお替りできるので、大食の人でも満足できるはず。



レジで、オムライス専門店と比しても格段に美味しいと、つい本音が口から。。。
彼女は、シェフに伝えておきます、と笑顔を見せてくれた。

隣が全品100円のぱん工房で、パン・デ・トールとは内でつながっている。
そこのパンが持ち込み可能だと教わった。
そうと知っていれば、、、残念無念。
もう、今は食べられないし、また今度。
でも、参考までに見ておこう。

な訳で、『ぱんの蔵』に入ってみれば。。。
安すぎる!
ほんまに、これら焼きたてパン全てが100円なの、って仰天する。
いい香りが鼻腔をくすぐれば、見るだけでは済まなくなり購入した。

もう一つの驚きが、最新マシン(かな?)。
レジスターが、何だか違う。
なす術も知らない私達の様子に、スタッフの丁寧な説明が加わった。
表示金額を、貨幣投入口に入れる。
すると、お釣りが返却口から出てくる。
自動販売機のシステムと同じだね。
直に現金の受け渡しが不要なぶん、衛生面では優れものだ。

帰宅後、100円以上の申し分ない食感と味を噛みしめた。

 

 

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花かれん~最初で最後の大阪駅前第3ビル店♪

2014-07-24 | ランチ(大阪)

これまで縁もゆかりもなかった大阪駅前第3ビル。
見聞きせぬビルの地階を目指して歩く日がこようとは、これっぽっちも思わなかった。

奇数月に発行される『スルッとKANSAIおでかけ情報誌Asobon!』掲載の、おすすめグルメガイドに登場する店舗のひとつ「鮨彩々花かれん」が目的地。

大阪の街は大の苦手で、地図があっても困難極まる、私には手強いところ。
よりによって、その日はJR大阪駅から阪急3番街を経由しての道のりとなったから不安もひとしお。
人に聞くのが一番と娘が言えば、ごもっともと頷く私。
改札を出てから尋ねること多回で、ビルの前にたどり着いた。

開店と同じくして入店する。
十数分後には満席となったが、全て予約客のようだった。
その殆どが、可憐な創作鮨に惹かれる女性グループ。

文月のお献立『九州味紀行』
・食前酒
・創咲鮨飾り盛り
 季節の逸品 花丸胡瓜の裏巻鮨 鰻の小袖鮨 きらすまめしのタルト鮨 長茄子と肉味噌のカナッペ
・花かれん名物天むす
 カツオ飯風天むす~昆布茶餡~
・あったか蒸し
 鱧と新玉ねぎの茶碗蒸し~べっこう餡~
・季節で綴る花細工鮨
 ~あさがお~
・ハイブリット ヌーベル ジャポネ
 カンパチと季節野菜の冷製アラビアータ仕立て
・お替り自由のふるまい鮨
 お替り自由の約四十種類の江戸前握りや手巻き鮨
 『創作の極み』をお召し上がりください
・季節の椀物
 つるむらさきの赤出汁
・デザート
 ライチのシャーベット

以上が美しい和柄紙に記されている。
この他に、「炙り(タイ、ハマチ、ゲソ、ホタテ)」 「サラダ仕立て(サーモン、タコ、海老、イカ)」
「サーモン三昧(わさび塩、バジルとチーズ、白みそクリーム、グレープフルーツの酢味噌)」が、それぞれ特定4種での提供メニュー。
この盛りだくさんの品書きに目を通し、期待は膨らむいっぽうだ。

食前酒の指令のもと、胃は作業にとりかった。
まずは、ひとくちサイズの飾り盛り。
説明をするスタッフの言葉は、不明瞭な発音にくわえ早口が災いして、ほとんど聞き取れない。
二皿目以降も同じくして、聞く努力は省略することにした。
詳しい品書きがあるから、ちっとも困らないし。

ネタは新鮮、酢飯の加減もほどよく、実に美味。
ふるまい鮨は普通サイズだが、いくらでも食べられる。
たとえ美味しくても、多量の米飯を食すのだから限界はあるはずだが。。。
胃袋に穴があいているのではないかと思うほど、スコン、スコンと胃に落ちてゆくのが不思議であり愉快でもあった。

趣向を凝らし、客を喜ばせるツボを押さえている。
目にも舌にも訴えてくる繊細な創作美に驚嘆しつつ堪能した。

8月予定の女子会に、花かれんを候補としたのは正解だ。
これで下見もできたしね。

後日、女子会の日にちが決定したので予約の電話をいれると・・・。
なんと、7月いっぱいで閉店するそうだ。
いいお店なのにもったいないですね、と思わず口をついて出た。
私の落胆が伝わったようで。
電話口のスタッフが、「ありがとうございます」と申し訳なそうに言った一言が、いつまでも耳の奥でこだましていた。

 

 

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menu(ムニュ)♪

2013-07-05 | ランチ(大阪)

生まれ育った町の市場は、何年も前に閉鎖しあとかたもない。
しょっちゅう母について行ったから、当時のようすは今でもつぶさに思い出せる。
商店街と平行して建つ、田舎にしては大規模なものだった。

店店にはたくさんの物があふれ、威勢のよい声が飛び交う。
エプロン姿にカゴをさげた主婦でいつもごった返していた。
町の中心にあって、社交場的役割も荷っていたに違いない。
母も例外ではなく、決まって知り合いと長話が始まったから。
などと昔の活気に満ちた場面がふと浮かんだ。

というのも、まったく逆さまの光景を見たからに過ぎない。

阪急桜井市場は存続するものの、通路をはさんで殆んどのシャッターがおりていた。
週末だけ開く店もわずかばかりあるらしい。
ひと気もなく、殺風景な場内の入口近くに目的の店がある。
暗闇で明かりを見つけたような、ホッとする構えだ。

ある日の近鉄電車駅窓口で、スルッとKANSAIおでかけ情報誌Asobon!を見つけた。
こんなの大好き~とページをめくる。
掲載写真で、ひときわ関心を惹いた店 が『menu』(ムニュ)だった。
フランス語読みで、「定食」の意味合いらしい。



店内はアンティーク家具でセンスよく設えてある。
小学校の机やイスも配され、懐かしさが漂う。
タイムスリップした森の一軒家で、ピーターラビットが顔をのぞかせそうな雰囲気。

トマトとじゃがいもの冷製スープに、トマトの新鮮さを感じる。
ゴマ風味のペンネがとても印象的。
パンに凝る店が多い中、あえて食パン?

パンだけ食べたら極ふつう。
でも、ピリ辛パスタとは相性抜群だと気付く。
辛さを覚えた味覚が、わずかなパンの甘さをしっかりとつかまえる。
噛むほどに増す甘みが、狙いどころかも。
などと、素人評論をしてみたり。



室内の壁からじんわりと滲み出るようなBGMが魂を撫でる。
やわらかく気だるさを誘う歌声は、Ann  Sally。
イスのすわり心地が良かったならば、気持ちよ~く居眠りしちゃいそう。

 

 

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八かく庵でおめでとうふ♪

2011-10-11 | ランチ(大阪)

野暮用で大阪へ出むくことになった前日。
娘が、同行すると言いだした。
ならば、大阪で娘のバースデーランチをしてはどうか、と話は急展開した。

リニューアル後の大阪駅に、初から2ケ月余りで、再び下り立つとは思ってもいなかった。
地理に暗い3人が寄ったところで、動線が見えてくるはずもなく。
こんな時は、インフォメーションで聞くが勝ち。
親切に教えてくださるので、おのぼりさんには強い味方だ。

とりあえず、阪急百貨店で用をすませて次へ急ぐ。
たちならぶ角柱ビル群の間から、合図のように円柱の頭をちょこっと出したマルビル。
いかに疎い私たちとて、迷うことはない。

マルビル地下2階に、和風構えの 「 とうふ料理 八かく庵 」 がある。

                

HPを見ると・・・事前予約で楽しいサプライズが。
もちろん、手抜かりはない。

最強ランチセット: 食事+黒豆コーヒー+とうふデザート をいただくことに。

 

かわいい一口菓子と、そば茶でいっぷく。
そして、赤ワイン・白ワイン・梅酒と3人3色のグラスを合わせた。

店のうり、おかわり自由のできたておぼろどうふ。
塩・しょう油・梅ごまをお好みで。
そのままでも、大豆の風味豊かで甘く、つるりんなめらかホッカホカ。
次から次、おかわりをする手は止まらない。
料理の合い間をぬって、しこたま食した。
だって、そこぬけに美味しいんだもの。

 

冷たい豆乳、冷たいうちに。
前菜の盛合せは、きんじょう豆富もろみ乗せ・おから・切り干し大根・なます。

揚げ湯葉サラダ。
パリパリ湯葉とフンワリとうふの硬軟対比も、姿かわれど兄弟ならではの歩み寄り。
とろみのタレが適度にからみあう。

 

生麩田楽の、表面カリッとはここが初めて。
香ばしさと、中のもっちり感がチグハグなのに美味しい。

京豆富と野菜の小鍋は、柚子みそで味がきりっと引き締まる。
付けすぎて、なみだ目になったのは私だけ。

 

いもコロッケは、豆乳入りなのか少々クリーミー。

湯葉餡かけご飯は、1口で絶句。
なにこれ、美味しすぎる。
単品メニューがあるならば、迷わずオーダーしたい1品。
いろんな味が混じりあい、とても一言では言い尽くせぬ極み。

 黒豆コーヒーと豆富デザート。

そのあと、テーブル中央にそっと置かれたフタ付き容器。
一同の視線が釘付けとなる。
いよいよフタが開けられる・・・ジャ~ン!!
わぁ~すごぉい!!
メッチャかわいい♪
サプライズは---おめでとうふ---のパンナコッタ。
カラーチョコのお花畑に、名前も花開く。

          

          娘が、すくい分けてくれた。
          1さじを口にふくむ。
          ほんのり甘さがしみわたる。
          生まれてきてくれて、ありがとう。