。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

屯鶴峯~二上山方面へ♪

2014-01-31 | 野山を歩く

入口からの幅広でゆるい階段を上りきるまでに、その先に広がるであろう白色をわずかに瞳が捉えた。
瞬時に心が騒ぎ出す。

雪山かと思わせる、奇妙な山は「天然記念物 どんづるぼう」。
目をみはるばかりの奇勝だ。



歩く道筋が決まっているでもなく、足場を選んで高みへと。

凝灰岩は軟らかく、自然や人の歩行で浸食されている。
細粒の吹き溜まりで、すべり落ちそうになって身動きが取れなくなった。
だいじょうぶだよ~って言われても、怖がりだからガチガチに固まってしまう。

やっとこさで、バンザ~イ!
上れたのはいいけれど、下りる方が何倍も難儀だった。

惜しげない陽射しが、冬を蹴散らしたかと錯覚するほどの陽気。
じわじわと汗ばみ、暖かさを通り越していた。

上着をとり、二上山の方角へ向かう。

分岐点には分かりやすい道標が立てられ、迷うことはない。
あとは、断続的な丸太階段を克服すればよいだけなのだが。
この急坂の課題が、鈍った身体には少々酷だった。



何度も立ち止まり、あるいは腰を下ろし、足を休め息を整える。

銀の鉄塔を過ぎ、二上山の姿が近づいた。
何よりの励みになる。
遅々と上りゆくのは変わらずとも。

明るい道筋で気分は爽快...だけど苦しくもあり。
やがて、緑の鉄塔にたどり着いた。

空腹には勝てず、ここでランチタイム。
その日は、3月上旬の暖かさで最高気温12度との予報だった。
不思議なくらい風もなく、それを優に上回っていたかもしれない。
がむしゃらに降り注ぐ陽光に、暑ささえ感じる。

この時期は温茶も携帯するが、冷茶がことのほか美味しい。

無風、無音、無人...地上じゃ味わえない3無空間の気持ちいいこと。
寝転んで、鉄塔のてっぺんを眺めていると眠気を誘う。

芯から解れて、ゆっくりし過ぎてしまった。
それに、足の疲労度も増していた。
こうなると、まだまだ続く階段が億劫になる。

こんな時は、基本的に往復路が同じなのが強みだ。
それゆえに通用する「無理せず、いつでもユーターン」を、今回初めて実行した。
いや、もともと目的地はあって無いようなものだから。
今年も、マイペースで歩き続けられるといいな。

冬のさ中の夢のような陽だまりで、おにぎりを頬張れた幸せをかみしめる。

 

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カエルの歌♪

2014-01-28 | ゆみのひとりごと

「カエル合唱 掛け合うリズム」と題する、朝刊記事が目にとまった。
京大などが、ニホンアマガエルの合唱には一定パターンがあることを発見した。
2グループが互いに掛け合うように合唱しているというのだ。

家のすぐ側の田んぼでも、季節が来ると賑やかな声を披露するカエルたち。
勝手気ままに鳴いているものとばかり思っていた。
ましてや、水田の縁に沿って一列にならんでいようとは想像さえもしなかったこと。

メスを呼び寄せるためのオスの競鳴。
彼らはいとも簡単に毎秒3回鳴く早わざに加え、1~3m離れたライバルとは声が重ならぬように鳴くというから、本能ってすごい。
縄張りを主張しやすいためではないか、と書かれていた。

交互に話す人間の会話に似ているともあった。
カエルほど規則性はないにしろ、会話する時の基本だ。

しかし、人間世界では、自分は言いたい放題で人の話は聞かない、ルールなど構わない輩がはびこっている。

人間と一緒にしないでよ~~カエルは顔をしかめているかも.....。
カエルを見習わなくてはね。




とっさに浮かんだのが、「カエルの歌」。

♪かえるのうたが~~きこえてくるよ~~ぐゎぐゎぐゎぐゎ~~・・・・・・♪
   ♪♪・・・・・・・かえるのうたが~きこえてくるよ~~ぐゎぐゎぐゎぐゎ~~・・・・・・♪♪

と終わりなく続く輪唱の代表曲で、幼いころから身近に親しんだ曲。

今年は、カエルの合唱に注意深く耳を傾けてみよう。
2グループの区別はつかずとも、新たな発見があるかもしれない。


 

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高取城跡~ほんのり雪化粧♪

2014-01-24 | 野山を歩く

高取町の土佐街道を経由し、高取城跡までのハイキングコースをゆくことに。。。

まずは観光案内所「夢創舘」に立ち寄った。
高取城跡のスライドがあると聞き、ならば上る前にとお願いした。
スクリーンの左右で、城内のCG画像と、今から歩こうとする道筋の双方が同時に流れる後半部。
城跡を目指す者にとっては、とても興味深い趣向だ。
散策マップ入手だけのつもりが、休憩もかねての有意義な時間となった。

土佐街道には、昔を今に残す家屋が数多く残存する。
城下町の雰囲気を呈す屋敷もならぶ。

町を抜けると、徐々に勾配を増しながら山道へ続く。
いにしえ人達は、ここを駆け上がり駆け下りたのだろう。
負けちゃぁいられない~私はしっかり歩くのみだけれど。



ユニークな猿石。
下から上り来て、ホッとできる絶妙の場所にある。
「ねぇ、あなた何処から来たの」って今にも話しかけてきそう。
表情に人懐こさを感じる。

 

国見櫓跡からの眺望がまことに素晴らしい。
大和三山はいうに及ばず、先には生駒山、信貴山が連なる。
比叡山までも見えるはずだが、木立が邪魔をしていた。

今朝方に雪が降ったのだろう。
ずっと下の方から、シダや木枝に多少の積雪があった。
国見櫓跡は、わずかながらも一面が白い。
だが、すでに誰かの足跡が残っている。
きっと、途中で出会った男性に違いない。

見晴らし良き所は、一様にして寒風が吹き抜ける極冷地帯だ。
あくまで私の経験に基づくものだが。
案の定ここでも長居はできなかった。

本丸までゆくと、雪も数センチの厚みをつくっている。
真新しい雪面を選んで歩くと、面白いように軋む。

小学校の校庭一面に積もった雪がまぶしい朝。
雪まみれになって、足跡をつけたのを思い出す。
いつも一番のりではなかったけれど。

指先は感覚が失せるほどまでにかじかんでいた。
これだって、小学生以来の体感かもしれない。

運よく遭遇した雪景色。
ちらほらしていた雪が、大きな欠片に変わった。
こんな嬉しいことは滅多とない。
降る雪とたわむれ、子供みたいに心がおどる。
すっかり時間は置き去りだ。

 築城時からあったのでは。。。
                               とてつもない巨木。

ぼちぼち下山どき。
さぁて、来た道を戻るとしましょうか。                   

 

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香川県へ=後編=♪

2014-01-20 | 国内旅行

ニューレオマワールドから塩江町へむかう。
柏原渓谷を見たいがために選んだ山越えルートは道幅がせまく、対向車が来れば厄介な道だった。

写真の渓谷に惹かれたのだが、過度の期待はもろくも崩れ去る。
16時をまわると、不気味な空気までもただよい始めた。
冬の山には、寂しさと悲しみが眠っているようだ。
それらを覆いつくす雪が降り出すのは間近かもしれない。
積雪を見越して、宿も3月中旬頃まで休館らしいから。
雪が降るんだね~そうとは知らずに、運よく出あえた「奥塩江ぽかぽか温泉」。

昨年3月にグランドオープンし、とても綺麗で気持ちがいい。
日帰り温泉も楽しめ、宿泊もできる。
冬の真っ只中、気分までぽかぽか温かくなっちゃう名前よね。

格安なので、部屋に茶菓子がなかったり、布団を自分達で敷くのはしかたない。
料理もそれなりだろうと思っていたら。。。
想像以上の夕食に驚いてしまった。
また美味しいときている。
揚げ物は牡蠣フライ。
デザートまでしっかりと完食だ~(^o^)丿

香川県の好印象度がますますアップ☆☆☆

みな疲れていたらしくグッスリと・・・。
・・・・・・
・・・・・・
突然けたたましい目覚まし音!!
だれ~?~音量が大きすぎるよ~早く止めて~。
いち早く反応したのは夫だった。
何やら喋っている・・・?・・・のかな。
・・・・・・。
「フロントからや~朝食の準備ができたって。」
えっ!?
今のは、目覚ましじゃなくてモーニングコールだったの?
朝食は7時予約で・・・いま7時過ぎってことは・・・うゎ~寝坊しちゃったよ~。
それも全員が~なんてことなの。
飛び起きて、レストランへ急げ~~!

世話の焼ける客で、ごめんなさい & ありがとう m(__)m
てんやわんやの始まりとなった。

9時前にチェックアウト。
精算時に入力したカードの暗証番号がはじかれてしまった。
あれこれ3回試みたが、どれもエラー。
サインに切り替えを願った。
快く変更を聞き入れて作業中のスタッフに、またもや一言。
思い当たる節があって、再び番号入力に戻してもらう。
二転三転と勝手な私。
で、真剣勝負の4桁入力は・・・やっと正解。

面倒なのに、終始ほがらかに対応してくださった。
香川県民はおおらかで人間が大きいねぇ。
ますます香川県が好きになる。

手間のかかる客で、2度めのごめんなさい & ありがとう m(__)m

駐車場には車の雪像がいくつもできあがっていた。
よほど冷え込んだとみえる。
分厚い霜の層にすっぽり包まれて愉快な眺めだ。

閉館まぎわのこの日、雪にならなくて良かった~。

ぽかぽか温泉からほど近い、ふじかわ牧場で初体験。
旅の計画中に3人が飛びついた情報は、モッツァレラチーズ作り。
朝一番の予約をとっていた。
食すものの、製造過程は無知ゆえに興味津津。



弾力があって、餅みたいに伸びる。
モッツァレラチーズの原料であるカードが配られた。
カードを作るには長時間を要するため、予め準備された物を使用する。
グミを軟らかくしたボソボソって感じ。
2本のスプーンで細かく砕いたところへ、食塩湯(80℃)を注ぐ。
スプーンの山同士でこねたり、伸ばしたりをくり返すと軟らかく滑らかさが増す。

伸ばして~のポーズで、ハイ~モッツァレラ 

完成品はプリン容器に一杯分ほど。
ひとくちだけ試食のつもりが、食べ始めたら止まらない。
作り立ての美味しいこと。
けっきょく持ち帰りように持参した保冷バックは出番がなかった。

モッツァレラを伸ばして折りたたむ、をくり返すと「さけるチーズ」になる。
これも知らなかった~ひとつ学習だ。

だるまストーブでぽかぽか体験場から、冷え冷えの不動滝へ。



滝といえば山中へ分け入るものと思いがち。
ところが、浮動滝は道筋からすでにそれと分かった。
駐車場からも、ほんのわずかな距離だ。
せめてもと、岩場を滝つぼ近くまで下りてみた。
安定した岩面に身体をあずけて、純白の流れを被写体にする。
氷がなくとも水割りが作れるほどの極冷水。

冬の滝は凛乎とし、我が心もひきしまる。

このあとは北上し、楽しみのランチ。
事前情報から、予約必須の人気店「こいし」を目指す。
少々早く着き、まだ準備中だった。
満席の可能性を考え、駐車場から電話を入れると、席は確保できるとのこと。
通話が切れるや否や、開店時間を待たずして中へ入れてくれた。
その温かい対応がとても嬉しい。

あと数分遅ければ、入店は叶わなかった。
予約でほぼ満席のため、飛び込み客は私たちの他に3人のみ。
ラッキーとしか言いようがない。



幾つかあるコース料理のうちの一つ、おまかせコースだったように記憶する。
人気のほどが頷ける料理の数々。
上品かつ洗練された味が、次から次へと。

デジカメの調子がいまいちで、携帯電話のカメラに切り替えようとして気付いた。
バッグの中に携帯電話がない!?
落としたのか、置忘れか、かいもく見当がつかない。
食事を中断して、車内を隈なく捜したが見つからなかった。
どないしよぉ~~!!パニックにおちいる。

それゆえ、画像はじつに乏しい。
残念無念。

席に戻り、料理を目前にすると、まずは食べなきゃって妙に落ち着けた。
停止の手続きをせなあかんかなぁ・・・とか、オートロック設定しててよかったぁ。
などと、いやに冷静な私がいる。
美味しい物には目がない、食いしん坊が証明されたようなものだ。

一段落つき、娘が私の携帯番号を呼び出している。
ひと気のない所にあったら・・・、滝つぼに沈んでいたら・・・。
マイナスの仮定条件ばかりが浮かぶ。

突然、娘が話し出した。
えっ、誰かに拾われていたんだ~目の前が明るくなる。
よくよく聞けば、相手は ぽかぽか温泉のスタッフだと言う。
部屋に忘れていたらしい。

そういえば、朝から見てなかったかなぁ。
寝坊さわぎで慌てたのが事の始まりだ。
枕の横に置いて寝たのが、いつの間にか枕の下敷きになっていた。
この時点で携帯電話の存在すらすっかり忘れていた私。
うっかりにも程がある。

宿へユーターンする羽目になってしまった。
その往復で1時間40分のロス。
もっと早く気付けばよかったと、気落ちする私。
気付いたのが今で良かったやん、「こいし」で食事できたんやから。
早くに引返してたら、満席やったはずやし。
などと、2人して気遣ってくれる。

本当は、忘れないのが一番いいに決まってるのにね。

再びのフロントで、受け取った携帯電話を握りしめる。

間抜けな客で、3度めのごめんなさい & ありがとう m(__)m
大変お世話になりました。


さぁて、気を取り直して我家を目指そう。
もう、忘れ物はないかな。



瀬戸内の夕日に別れを告げた。



 

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香川県へ=前編=♪

2014-01-16 | 国内旅行

香川県を踏むのは2度めだが、瀬戸大橋を渡るのは初めてのこと。

金刀比羅宮の階段を上がったのは、30年前の雨の日。
その時はフェリーで移動したから。

新車への乗り換えを機に、家族で1泊2日の遠出をこころみた。
天気は上々、ドライブ日和だ。

瀬戸内海の島々が浮かぶように点在するさまに、小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」を、つい口ずさんでしまった。
誰の歌なん、と娘に突っ込まれつつ。

昼前に香川入りし、まずは坂出でランチタイム。
地元人が絶賛する「びんび三昧」へ向かう。

看板は回転寿司だが、定食も豊富にあり新鮮な刺身や天ぷらがいただけるらしい。
入店すると、回転ずしか定食かを尋ねられ、すかさず「定食」と答えた。
店の半分ほどが定食コーナーで、そのテーブル席へ。



海鮮定食が、昼時は曜日を問わず超破格値の1050円。
刺身と天ぷらの合体定食とでも言おうか。
ネタは、さっきまで泳いでたんとちゃうか~くらいの鮮度抜群。
初っ端から、こんなにいい思いをしてええんかなぁ。

ほっこりしたところで、次なるは・・・ニューレオマワールド初来園にテンションアップの面々。



子供連ればかりで浮くかと思ったが、そうでもなく安堵する。
笑って、はしゃいで、飛び跳ねたって、大人気ないなどとは微塵も感じさせない。
童心地に返れるのが、遊園地の魅力のひとつでもある。

「スペースシップ2056」を体験しようと、ドーム型の建物に入場した。
屋内を乗り物で巡るみたいだ。
コースターの座席に着くと、係員が安全バーをおろしつつ注意をする。
『暗闇がダメな方は?
カバンは下に置いて、足でしっかりと挟んでください。
帽子は飛んでしまうので取ってください。』
・・・帽子が飛ぶって・・・?・・・不安がよぎった。
帽子を取ってカバンに入れて・・・そうこうしているうちにスタート。
もう、後戻りはできない。

星空みたいな空間に入り込んだ。
どんな光景が続くのかなぁ~その余裕は束の間。
急加速し暗闇に吸い込まれた。
急カーブの連続で、その度に激しく横揺れするものだから、身体が左右にぶつかる。
痛いのなんのって、強打の数だけ悲鳴をあげたはずだ。
帽子どころか、身体ごと振り落とされそうな恐怖に耐えるのみ。

死のロードのやっと終点。
身体が強張り、すんなり立ち上がることもできず、「恐怖のドーム」としてインプットされてしまった。

覚束ない足取りで館をあとにし、パンフレットを確認すると、
 
 暗闇の中を疾走し、スリリングな宇宙旅行が楽しめる屋内型ジェットコースター

などと記されている。
これを読んでいたなら、絶対に拒否もんだ


だが、終わってしまえば、吐き出すようなそれぞれの事後報告に、みなで大爆笑。
打撲の大腿をさすりながらも止まらぬ笑いに、涙までこぼれる始末。

エネルギーを消耗したあとは、観覧車でのんびり。
娘は若さゆえ有り余ったパワーで4回もジェットコースターに乗り、超ご機嫌。
私は、眺めているだけでもハラハラドキドキなのに。


遊園地なんて何年ぶりだろうか。
楽しく羽目をはずして、気持ちが若返った。

「レオマ」の名前の由来がおもしろい。
当時の社長が大西さんで、
「レジャーは大西にまかせろ」の頭文字をとったものだとか。
有名な話らしいが、まったく知らなかった。


さぁて、夕刻までに、ひと山越えて宿にチェックインだ~。 


                                         =つづく=

  

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四季旬菜 大和路♪

2014-01-10 | ディナー(奈良)

近鉄奈良駅前の「四季旬菜 大和路」に席をとった。
大きなテーブルの掘りごたつに足を下ろす。

お腹すいちゃったねぇ~何にしようかしら。
セットメニューの美味しそうなカラー写真に、あれこれ迷ってしまう。
それぞれに、内容が一つ二つ異なっているからだ。

~野立御膳なごみ~

  重ね箱膳     お造り  胡麻豆腐  炊き合せ  旬肴焼物他
  天ぷら盛合せ  海老と季節野菜
  茶碗蒸し
  湯豆腐       国産大豆  天然にがり
  食事        赤だし  香の物

湯豆腐に惹かれて、この御膳にした。

重ね箱は、正月風にアレンジされている。
豆腐の入った鍋がくるものと思いきや、中はにがりを加えた豆乳だった。
火をつけ、蒸気が出始めたら豆腐のできあがり。

ほわほわ白くふき出した。
おみごと~きれいに固まっている。
目の前で豆腐を完成させるとは、気の利いた持て成しだ。
でき立てほやほや、熱々をいただきたいところだが、猫舌なのでちょっと冷ましてから。
大豆の風味が、滑らかに喉元をすぎる。

自分で豆腐を作った気になれる、プチ体験。
美味な楽しい時間が過ぎた。

息子夫婦と初詣あとの夕餉のひと時。
嫁ちゃんの心遣いに、
ありがとう~ごちそうさま。
         帰り際にいただいた おとしだま。  
         ご縁はきっとやってくるよ。。。 

 

 

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れいん房♪

2014-01-07 | ディナー(京都)

夫のお薦めで訪れた「れいん房」は、創業46周年を迎える老舗レストラン。
昭和がそのまま残る食堂って雰囲気だ。
初訪なのに、やたらと懐かしさを覚える。
ゆったりと穏やかな店内は、家の食卓のように落ち着く。

店の一番メニューは「味噌とんかつ」。
味噌とんかつと言えば、名古屋の八丁味噌のかかったとんかつが一般的だろう。
だが、れいん房のそれは全く違っていた。

~しそ入り味噌とんかつ膳~
 ( 新鮮 風味豊かな青しそ入り味噌とんかつ ・サラダ・ご飯・赤だし・お漬物 )

但し書きがすごい。

丹波高原で育ったブランド肉【美肌豚】と最高級の西京味噌使用
美肌豚とは・・・三元交配より産まれた旨み、甘味、軟らかさ、程よい脂、すべて兼ね備えた大変おいしいお肉です。
自然豊かな京丹波の契約牧場で育っております。
丹波の特産品である黒豆、丹波しめじ、丹波ワインの搾りかす等を飼料としております。当店の名物オリジナルメニューです。

一見、ふつ~うのとんかつ。



ところが、中に挟み込まれた白味噌がトロ~リ。
癖がなく、程よい歯ごたえのブタだけどウマ(今年は馬さんに活躍してもらおぅ)い肉だ。
品質は、飼料に左右されるのを実感した。
レモン汁と青じその風味ほのかに、さっぱりといただける。

長らく使わない一般道を走った。
山しか見えない縦貫道より、目には楽しい。
車窓からの街並みは、ずいぶんと変わっていた。

少し遠回りして、また寄りたい店だ。

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新春を迎え♪

2014-01-04 | ゆみのひとりごと

まだ、実家にいた頃。

隣りのおっちゃんが吹く法螺貝の音で、元旦の朝を迎えた。
しんと動かない街なかに、高々と鳴りわたる音色。
今でも、正月の音として思い浮かぶ。


馬のように軽やかに駆け・・・られないよなぁ。
時には、道草を楽しみつつ。
ポックリ、ポックリ、のんびりといきましょか。


健やかな年でありますよう、お祈りいたします。 

 

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