行基菩薩によって創建された喜光寺。
前を通る阪奈道路上から、何度となく目にしている。
だが、南大門のみの印象しかない。
それだって、晴れやかさから新教宗教のたぐいかと勝手な想像をしていたくらいだ。
奥にこのような本堂があろうとは。
東大寺造営にあたり、参考にされた本堂は「試みの大仏殿」として知られているそうだ。
私はその時に知ったのだが。
蓮を愛でたくて、探し当てた喜光寺。
約100種類、200鉢ほどが境内に整列していた。
八重咲きもあるんだね。
シンプルかつ厳かのイメージが覆された。
どちらも大きく開き、今日がピークかもしれない。
全体に花托が目立っていた。
中には、蓮実を作りかけているものも見受けられた。
日陰をついつい探してしまう日和。
蓮って朝、早朝の花だ、とその場で気付くなんて。
蕾や、閉じかけの花がたくさんなのは当然だ。
うっかり~だからって、早朝になんて無理なことだけれど。
ふと、思い出したのは・・・。
早朝の思いがけぬ風景だった。
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