。。。まぁるい日々。。。

なんか、ええことありそぉやなぁ~♪

まっちゃもんど♪

2014-03-31 | お菓子&フルーツ

抹茶を使ったスイーツは、今や数知れない。
この ”まっちゃもんど” もその一つだが、大粒の丹波黒豆をあしらってチョットぜいたく。
アーモンドパウダーと抹茶はとても相性がよいと知った。
そこへ蜂蜜も加わり、和洋がしっとりと絡みあう。
しなやかな甘さとほろ苦さ。
この風味を楽しめる大人でよかったと思える瞬間。

 

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丹後の宮津♪

2014-03-27 | 国内旅行

丹後ブランドの 寒ぶり【ぶりしゃぶ】をめがけて、各地から大勢が訪れるらしい。
今年のテレビ番組で人気のほどを知ったが、世間では”今さら情報”なのかもしれない。
これに限らず流行のしっぽばかりつかんでいる我が家ゆえ、いや、それさえつかみきれずに無知のままってことも有り得る。

食べたいねぇ~よぉし皆で行ってみよぉ~てなことになったのだが。
果たしてその日を迎えられるのか・・・宿をおさえるのにこれほど骨が折れるとは思いもしなかった。
ぶりしゃぶを提供する宿は、ことごとく満室なんだもの。
次の日も、また次の日も検索・・・。
今年は無理かなぁと諦めかけた時、やっと一筋の光が見えた。 

暖日の昼下がり、母を伴い宮津方面へ向かう。
日本三景天橋立を望む「清輝樓」は、有形文化財の指定をうけ、歴史、文化の縮図を見るような純和風の老舗旅館だった。

ぶり尽くしの料理に舌鼓。
しゃぶしゃぶして軟らかくなるだけかと思いきや、ふわ~トロ~ととろけ、さっぱりとした後口。
初めてのぶりしゃぶに大いなる感動をおぼえる。
刺身や焼き物などはかけ離れているが、シソ巻きの天ぷらは似た食感かもしれない。
また、ぶりと出合うべくして出合った白ワインナイヤガラ。
両者の絶妙な絡みを、心ゆくまで堪能した。

宿泊部屋の片隅に、布でラッピングしたプレゼント・・・?・・・触れると温かい。
その正体は、何十年ぶりかに見る豆炭あんか。
記憶の墓場に埋もれそうになっていたが、今でもあるんだねぇ。

昔々その昔の冬場、就寝時は毎晩のように豆炭あんかで暖をとった。
夕方になると豆炭を熾し、あんかの準備をする母の姿がうかぶ。
豆炭1個で12時間発熱し続ける優れものだ。

旅館の建物や調度品だけではなく、小物にいたる全てが古き時代を繰り広げていた。

翌朝、宿からすぐのカトリック宮津教会まで歩いてみる。
若かりし頃に宮津が勤務地だった母は、当時と現在を重ねて懐かしがった。

教会では恒例のミサが捧げられようとしていた。
一般の入場はできない旨の張り紙があり、気落ちする私たちだったが、そこへキリストの温かい救いの手が。
ミサが始まるまでなら、入り口付近で見学しても構わないと、ひとりの女性が中へ導いてくれた。

教会のパンフレットを配りながら解説にないことを話す彼女は、落ち着きのある知識人だった。
聖堂は宮大工が、ドーム式天井は船大工の仕事によるものだそう。
曲線美が木目とともに優雅さを醸し出す。
ステンドグラスはフランスから直輸入の色ガラスが使われ、鮮やかな光を放つ。
現役の教会としては日本で最も古いとされるが、艶やかで活気にあふれモダンに息づいている。

許された時間は10分ほどだったが、そこに身を置くだけで、魂が清められる空間パワーを感じた。

次は、町はずれの金引の滝へ。
金引、白竜、臥龍の三瀑からなり、左の女滝と比べ、右の男滝は名の通り幅広で力強く、上部では岩と喧嘩するように暴れている。
流音猛々しく水量豊富で、滝壷から離れても細かいしぶきがとぶ。

身体が浄化されたように、清々しい。


ついつい遠くの地に目を向けてしまいがちだが、近場を突いてみよう。
まだまだ飛び出す、いい旅、いい場所、美味な物。

                         
                       == 三連休の一幕なり ==

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水口町に ”おかやま” と ”くらしき” が♪

2014-03-21 | カフェ(滋賀)

古城山の水口岡山城跡への道を歩いた。
レジャー組は、他に2人連れの2組と出会ったのみ。
1人の工事作業員と発掘作業員が4名ばかり仕事中だった。
大量の瓦が出土したらしい。

城跡一帯は、やたらと太い切り株が点在し、伐採のすごさを物語っていた。
そうして手に入れた明るさが、絶対不可欠の現状ゆえ、やむを得ずともいえようが。

残された樹木は伸び放題。
階段の丸太は所どころ朽ちて土が傾れ、危険がいっぱい。
以前は公園だったのか、その名残の木製ゲートが無残な姿で残っていた。
石垣も草木に隠れ、崩れて埋もれていたりする。

1人置いてきぼりにされたら、昼間でもいやだなぁ。
ここまで荒廃すると、地元住民でさえも近づかないだろう。
知らずに来る遠方客は余計にガッカリだ。



お陰さまで見晴らしはよく、ベンチの設置数も申し分ない。
遠望がきくベンチでおにぎりを食む。
吹き抜ける風は、チョッピリ春をはらんで軽くなった気がした。

発掘がより進めば、少しは整備されるだろうか。
ぜひ、そうありたい。 

帰りの道すがら、ハッと思った次の瞬間には店の駐車場にいた。
大きな蔵が喫茶店の看板をあげていた。
水口で見つけたんだよ 蔵四季 ”くらしき” をね。

蔵だから店内も和風を想像していたら、アンティークで大人な空間だった。
カウンター越しの壁面には、とりどりのカップがおとなしく出番を待っている。
私のために選ばれたのは、その日の空と重なる色合いのブルー。

手作りのケーキは、甘さ控えめのハートを感じる絶品。
泡のようにスッと溶ける生クリームと、米粉とあずき入りシフォンとの仲睦まじさに心が動く。
手作りクッキーも販売されていたが、食せずとも美味に違いない。

もうひとつの売りは、炭火焙煎珈琲。
神戸の店から取り寄せる、こだわりの珈琲豆が使われている。
ひと口含めば香ばしさが鼻腔を、と同時にほろ苦さが口腔を占拠し、こういうの好きだなぁ・・・陶酔すること暫し。

ケーキと珈琲豆の話の続きに、建物について問いかけた。
蔵を改造したものなのか、はたまた。
建築のさい、町並みの景観からはみ出さないように、外観のみを蔵のイメージにしたそうだ。

1人で入ってきた女性は、出かけたついでのようで常連ぽかった。
日差しをうけた窓際には、主婦のグループが集っている。
蔵四季が愛される店であることは、初めての私にも汲み取れた。

 

 

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白い日の赤い果実♪

2014-03-15 | お菓子&フルーツ

帰宅した夫は、鞄のほかに何やら見慣れぬショッピング袋を手にし、いつもと表情まで違う。
嬉しそうに、照れるように、その袋を差し出した。
キョトンとする私は、中をのぞいて歓喜し、え”~っ!ぅわぁ~!すごぉ~!と訳が分からぬまま高らかな声をあげ続けた。
「お父さん、ホワイトデーを覚えていたんやねぇ。えらいやん。」
と子供を褒めるような娘の言葉で、やっと気づいた。

バレンタインのお返しは、スイーツじゃなくてイチゴなんかがいいかなぁって、冗談まじりに言ったことを覚えていてくれたなんてねぇ。
それも、高嶺の花の高級イチゴともなると尋常ではいられない。

一粒ずつ小部屋に納まった、くまモンお勧め「ひのしずく」
ほんに太陽からほとばしったかのように、ヘタの際まで真っ赤に熟れ、ピッタリのネーミングだ。
しっかりとした大粒の果実は、食めばとっても軟らかく、見事に甘い。


ありがとぉ~
よぉ~く味わっていただこう。
もちろん、みんなでね

 

 

 

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神峯山寺 と 摂津峡公園♪

2014-03-14 | 野山を歩く

社寺の拝観目的はそれぞれだが、おおかたは時季の彩りを愛でるがためだろう。
人気物といえば、桜や紅葉、紫陽花、バラ、などと続くが、その点で冬はもっとも色に乏しい頃ともいえる。

神峯山寺も紅葉と桜で有名だと、訪れてから知った。
木々の様子から、秋は境内一円が朱く紅く塗りつぶされるであろうと想像がつく。
しかし、今はひと気もなく閑散としている。

また、それがいい。
人の声に邪魔されず、自分と向き合えるから。



束ねた枝が吊されていたが、何の葉かわからないほどに枯れ果てている。
気になり調べてみた。

樒を結びつけたもので、勧請掛(かんじょうがけ)とよび、聖地との境界を意味しているそうだ。

心洗われ、清らな気持ちを授かり、次へと向かった。

ここ、摂津峡も桜と紅葉で知られている。
やはり、人混みを避けるならば今時分は絶好といえよう。
案の定行き交う人影は、ほんのわずかばかりだった。

渓谷コース、中腹自然林コース、スカイラインハイキングコースに分かれている。
その日は冬晴れで、気温も大きく跳ね上がり、渓谷コースを選ぶのに他の理由など不要だった。

白滝で、喉を潤すか。。。なぁんて、実際には近づけないよ。
自然林をしばらく歩くと、渓谷沿いに出た。



勢いある流れを岩が分かち、あるいは受け止め、流音は激しい旋律となる。
水は澄み川底がくっきりと透けて、深みはエメラルドの鉱脈が横たわっているかのように、鮮やかなグリーンを放つ。

短時間歩けば汗ばむ陽気となり、水音が耳に涼しい。
また、時折の冷やっこい弱風が汗をさらう時の気持ちいいこと。

渓流では、アユやアマゴ釣りができるらしい。
その張り紙に交じって、マムシ注意と書かれたものもあり、どうやら夜間に出没するようだ。
暑くなれば昼間でもニョロッとお出ましになるかも・・・。
夏に涼を求めるのも好しと思ったが、やっぱりやめておこう。

渓谷を抜け、桜公園のベンチでお弁当にした。
雲一つない青空がひろがり、背中がぽかぽか暖かい。
桜木が程よい間隔で植わっている。
つぼみが開けば、一帯は花見客で埋め尽くされることだろう。
 

 

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大和郡山市 金魚サブレ♪

2014-03-12 | お菓子&フルーツ

大和郡山市散策の日

郡山といえば金魚でしょ。
それならばと、近鉄郡山駅そばのアンビアンスで全長14cmの大型サブレを買った。

お惚け顔がちょっぴり可愛い金魚サブレ。
とても素朴な味わいで、ほのぼのとした手作り感が伝わりくる。
甘さ控えめとはいえ、一匹は食べ応えがある大きさだ。

コーヒー、紅茶、日本茶、いずれにも合うのが嬉しい。
形を崩すのはかわいそうだなぁと思いつつも、コーヒーと共にいただいた。
美味し~い(^○^)

 

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あじ処 なる♪

2014-03-09 | ちょっと一杯

大和郡山市散策の日、夜は西大寺まで戻り「あじ処 なる」で一杯飲もうと決めていた。
なるの開店までには、まだ2時間ほどあった。
時間潰しの場に選んだのは、近鉄大和西大寺駅中の「チャオブレッソ」。
パン屋の併設喫茶で、様々に美味しそうなにおいがこれでもかと誘惑を仕掛けてくる。
だが、そこは我慢のしどころと、お喋りやコーヒーで気を紛わす。
それでも持て余した時間を、近鉄百貨店の売場巡りで使い果たし・・・。



17時の「なる」開店と同時に、こんな壁際席の一番客となった。

ボリュームを落としたBGMの店内で、客が私たちだけというのは、静かすぎて妙に落ち着かない。
会話がどちらからともなく小声になり、周囲が気になりだす。
すると、スタッフらの暇だよ~って雰囲気が伝わってきた。
厨房からひそひそと聞こえくる内容にクスッと笑えたりする。
どうにもこうにも手持ち無沙汰で仕方がない様子だ。

その日は、刺身がどれでも300円のサービスデー。
サーモン好きの娘が、他はいいからサーモン、サーモン、サーモンと連発するのを半ば聞き流し、ピックアップした3種は、プリップリの鮮度抜群。

ファーストドリンク1杯サービス券でいただいた、霊芝の梅酒ソーダ割りでお疲れ様~乾杯♪
梅の風味濃く上品な口あたりに、娘が承知で頼んだのかと思いきや、梅酒の中で最も高価なのを
選んだとチャッカリ言ってのける。
同じのにして良かったやろと同意を求められ、う、うん、と頷いてしまった。

なる風ロコモコサラダ、だし巻きたまご、そばめしを追加した。
だしまきを食むと、卵とは異質の軟らかい何かが歯に当る。
不思議に思い切り口を見ると、山芋らしき細かい粒々がたくさん認められた。
ついでの時に若い男性スタッフに問いかけると、すりおろした山芋が交ぜてあると言う。
山芋は分かるけど、どう見たってみじん切りでしょ、と声には出さず、娘と顔を見合わせ肩をすくめた。

料理にも力を入れている居酒屋で、ハズレなしが嬉しい。

友と2人でしょっちゅう通っていた当時は、カウンターの左端席を好んだ。
と言うのも、顔見知りになった料理人と話すのが楽しみの一つでもあったから。
また、とても細やかな気遣いをする店長の、ある持て成しは今も心に残っている。

いっとき私は体調を崩しアルコールを断っていた。
それを知った店長は、私のために熱いお茶を急須ごと出してくれるようになった。
マイペースで飲めるように、との気持ちのこもったお茶の美味しかったこと。

2人の姿を見かけなくなって久しいが、そんな昔が私の中に住み着いているから、時に立ち寄ってみたくなる店だ。

また「ファーストドリンク1杯サービス券」をもらっちゃったしね~♪ 

 

 

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大和郡山市 サンプーペー♪

2014-03-06 | ランチ(奈良)

大和郡山市散策の日、郡山城址からランチの店を求めて市街へ移動した。
そこでバッグから取り出したるは、「大和郡山市いただきMAP」なる強い味方。
市内中心部一円の食事処、カフェ、居酒屋、和洋菓子店などが地図に示され、裏面は簡単ながら各店のデータがまとめられ、親切で分かりやすい。

JR郡山駅を東に、近鉄郡山駅を西に、二つの玄関口を持ち利便性に優れている。 
その日は、近鉄沿線寄りを歩いてみた。

「本格ローマ風ピザおいしいよ(^-^)」のコメントに惹かれ、地図の道筋をたどり北大工町へ。
普通の民家が建ちならぶ裏通りで、情報なくしては絶対に見過ごすだろう。

駅前商店街を南に折れ、わずかに歩むとポッカリ現れたサンプーペー。
郡山城址に続き、またもや工事中だ。
しかし、ここは奥への通路が開けていた。

薪火石釜が2基あり、右がピザ専用釜。
注文に応じて、1枚1枚丁寧に高温で焼き上げるため、チーズのうまみが引き出されて美味しいらしい。

写真撮影を快く許可したうえに、見栄えを気にして火まで入れてくださった。
左の釜の火がそれだ。

ピザとパスタの両方をいただいたが、パスタは具が乏しくボリュームにも欠ける。
幾つもの大きなかけらのニンニクは極端に軟らかく、大人向きの落ちついた味つけは好印象。

ピザはかなり大判で食べ応えがある。
イタリアンタイプのピザは、ナイフとフォークでオリーブオイルをかけて食べるのが基本。
知らなかったねぇ、こんな洒落た食べ方をするなんて。
放射状に切り分け、手づかみでかぶりつくのとは訳が違うもの。

切り方にルールはなく、どこから切ろうが、どんな形だろうが自由。
パリパリ、サクサクとナイフの滑りは良好で、料理のように一口サイズに切って口に運ぶ。
ジンジャーエールを飲みながら上品に食せば、気持ちまでが淑やかになる。

お喋りがすぎて、ピザがすっかり冷めてしまったが、生地もチーズも軟らかく最後まで美味しくいただいた。

大人が自然に羽を伸ばせる、素敵な雰囲気の店だ。 

 

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大和郡山市♪

2014-03-02 | 奈良を行く

近鉄郡山駅ホームに片足を着いた瞬間から懐かしみを覚える。
駅舎はそのまま年月を重ねているかに見えたし、立ち寄ったカバン屋さんも階段を上がった喫茶店もいまなおそこに位置していた。
細部はともかくとして、目前の風景が10年前の記憶の骨格と重なった。

母娘で欲ばりツアーの日程は、郡山城→→ランチ→→市内散策→→→→大和西大寺→→コーヒーブレイク→→「なる」で乾杯ディナー→→→→我家へ。

どこで入手したか思い出せないのだが、我家に眠る郡山市内の散策マップを3枚も見つけた。
その全部を片手にスタートだ。

先に某銀行にちょこっと寄った。
自動ドアが開いた瞬間に、キャッシュコーナーを備えたエントランスホールの広さに唖然とする。
また、店内の待合席はホテルのロビーみたいにゆったりとソファーが置かれ、地元の銀行とは大違いだ。
その話題を引きずったまま郡山城址へ。

開花が遅れているのか、しっかり閉じた蕾が多くみられた。
雲のフィルターを抜けぬけた日差しが、ぷっくりとした小さな花びらを艶やかにコーティングする。
満開もいいけれど、赤く笑い、白く澄み、薄桃にはにかむ、初々しさが溢れ出る今が好き。

梅花を愛でながら、天守台へ向かった。
もうすぐ石垣ってあたりまでくると、シート付きの高いフェンスが巡っている。
工事中のようだが・・・。
間近で立ちはだかったのは、なんと無情の看板だった。

なぜ、この看板を入口にも立てないのだろう。
事情を知らずに訪れる人は多いはずだ。
現に引返す女性にも出くわした。
以前の様子を知る私は、残念だが仕方ないと諦めもつく。
しかし、初回で不意打ちをくらった娘はガックリと肩を落とした。
ところが、立入禁止が解けてからのお楽しみ~と立ち直りは速い。

ランチをはさんで、郡山市内を散策することにした。
「塩町」「魚町」「茶町」「雑穀町」「豆腐町」「紺屋町」「材木町」「車町」「大工町」「鍛冶町」など城下町ならではの町名が残っている。
どこを歩いても、知らぬ街並みはおもしろい。
通りの気になる店を右から左、また右へと蛇行しながらのぞいてゆく。

ふいに、珍しい風景に出くわした。
今じゃめっきり少なくなった公衆電話ボックスだが、この形の物ってまだ残っていたんだ。
近づくに連れて、ボックスの形はさておき、その内部の異様さに気づき始める二人。
御役御免の電話ボックスは、金魚ボックスとして第二の人生を歩んでいた。
ガラスの雛人形も飾られている。
金魚で有名な街とはいえ、これには度肝を抜かれた。

発案者の遊び心が、見る者の心も遊ばせてくれる。

私の故郷とは城下町つながりの大和郡山市。
気持ちが和がれる街。
娘もここが好きになったようで、楽しかったを連発していた。
また二人で来ようね。

違う道筋で新たな出合いが待っているよ、きっと。

 

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