ユニバーサル・センチュリー0084年6月。
小笠原海域・北太平洋遠洋署発表!
今年3月に、けが魚10匹、家屋破損2件、信号破壊1件、という多大な被害をもたらした、居眠りマカジキ時速130km暴走事件により、回遊速度制限法が施行されることとなりました。
これにより、小笠原海域での回遊最高速度は、小笠原外環海域(沖ノ鳥島海域・硫黄島海域・を含む)で最高時速70km、小笠原中心海域(聟島海域・父島海域・母島海域)では最高時速40kmと制限されます。
なお、一部の海域では(保魚園・幼魚園・小魚校の近海域等)より更に細かい速度制限をする海域があります。
回遊標識をよく確認して、無理のない回遊速度を守りましょう。
なお、この法律の施行により、最近数を増やしている、ローリングカジキ族の取り締まりにも強化されます。
母島沖、5海里、喫茶&軽食「カジキ屋」
この法律の施行にあぅったまにきておるマカジキが一匹おりました。
「ぬあんだぁ~とぅお~!!!!妙な法律つくりやがって!!」
「警察のやつら、俺たち、ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズを小笠原海域から締め出すつもりだぜ。」
ローリングカジキ族の元祖ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズのリーダー魔家事雄でありました。
読んでいる新聞を尖がった鼻で八つ裂きにしながら、魔家事雄は叫んだ!!
「そうはさせね~ぜ!みんなを集めろ、今夜集会だ!!」
と、いつもの子分バショウカジキの奥細道に命令する!
「へい!!場所は何時もの聟島沖でよいですか!!」
「そうだ!今夜9時!!全員集めろ~!!」
「へい!がってん承知のすけ!(あぅ、いまどきこんな言葉使うかあ~????」
聟島沖、5海里、9時、いつもの場所!
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
と、爆泡を響かせながら、ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの面々が集まってくる。
その数、マカジキ、バショウカジキ、メカジキ含めて256匹!!
さすが、最大勢力である。
バイオ生成、ターボ、インタークーラー、スタビライザー、レーシングマフリャー、フロントスポイラー、リアウイング!!
独自のバイオ生成部品でチューンナップをおこないその性能は計り知れないものがあるのである。
「いいか、野郎ども!!警察の奴等俺たちを、この海域から追い出すつもりだ!」
「でも、そうはさせないぜ!!俺たちローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの力を見せてやるんだ!」
いきり立つ、魔家事雄!!
おう~!!!!!!!!!一斉に声が揃う!!
「いくぜ~!!父島沖の北太平洋遠洋署に突入する~!!」
おう~!!!!!!!!!一斉に声が揃う!!
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
父島沖、8海里、10時、北太平洋遠洋署検問場所!
「南鮪警部ぅ・・奴等来ますかね???」
所轄の警官の声の問いかけにうなずき、検問の前に陣取り静かに前方を見つめる南鮪警部。
「奴等は来る!今朝の情報では聟島海域で相当大きな集会があったらしい!しかも、その足で北太平洋遠洋署まで殴りこみをかける計画らしい!裏情報だが、信頼性は高い。」
「そうですか、、でもこの検問は突破できないと思いますけどね・・」
この検問、、。
そう、南鮪警部はこの検問にシロナガスクジラ部隊35頭を配置したのである。
シロナガスクジラの巨大な体による当たり攻撃でローリングカジキ族を粉砕するのである。
そして、更に秘密兵器、イタリア海域警察で最近導入された、バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊である!
バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルドは最高回遊時速150kmを誇る高速パトロール魚なのである。
さて、静かだった海域に爆泡が響き渡ってきた。
「警部!!!来ました!奴等です!!すごい数です!250匹はおります!!」
「あわてるな!誘い込め!シロナガスクジラ部隊の中に誘い込め!そして後ろもシロナガスクジラ部隊で蓋をするんだ!これで、一網打尽だあ~!!!!」
シロナガスクジラ部隊が動き出す。
そうとは知らずに、突っ込んでくるローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの面々!。
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「あぅと!前方に検問!!検問!!リーダー前方に検問ですぜ~!!」
叫びまくる奥細道。
「あわてるな~、この高速で突っ込んでいけば、検問なんか蹴散らせるぜ~!野郎度も~スピード緩めんじゃねえ~ぜ!!」
「おう~!!!」
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「よし、いまだ!!シロナガスクジラ部隊!!囲め~!!!」
南鮪警部の掛け声で一斉にシロナガスクジラ部隊が動き出す。そして、罠は閉じられた。
ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズは完全に袋小路に閉じ込められてしまった!
「よし!大成功!!それ~かかれ~!!逮捕する~!!」
次、次と逮捕されるメンバーたち。
とそのとき、一匹のマカジキが包囲網を突破!!恐ろしいスピードでUターンしていく。
南鮪警部がそれに気が付いた。
「あっ!!しまった!あれがリーダーの魔家事雄だあ~!!!逃がすなあ~!!バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊!!追え~!奴を逃がすなあ~!!」
すかさず、バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊が飛び出す!
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
サイレンが響き渡る!!
「う~う~ぅっ・・・・あぶね~、あぶね~、、、まさかシロナガスクジラのあんな罠が仕掛けてあるとは・・・。」
とりあえず、高速をいかして、脱出に成功した魔家事雄ではあった。
しかし、その後方にはバイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊が迫り来る!!
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
「止まりなさい!そこのカジキ!止まりなさい!そこのカジキ!この海域は制限速度70kmです!逮捕します!逮捕します!逮捕します!」
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
「へん、そんな事言っても止まってられかいって!!逮捕できるならやってみな!!この、魔家事雄の最高時速180kmバイオ生成ツインターボ搭載尾ビレキックに追いつけるかな?」
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「その先は行き止まりです!止まりなさい!」
「へん!なに言ってやがるぅ!」
「とととととととととととと、ありゃ~?????」
いきなりの浅瀬・・・。
「ブレーキ!ブレーキ!!ない!ない!って・・・・。」
「おぅちゃあ~!!」
「ジャンプ~ぅ!!!!!」
「とうぅ!!」
「飛びます!飛びます!」
「はれひれはらほろ!!??」
ユニバーサル・センチュリー0084年
彼、魔家事雄は回遊魚として始めて空を飛んだ!!
飛行時間40秒、飛行距離123.5m
人類で始めて飛行機で空を飛んだライト兄弟より遥かに長い飛行であった。
そして、その飛行は歴史に名を残し、今後の回遊魚飛行計画発動の先駆けとなったのである。
【ライト兄弟】
ウィルバー・ライト(Wilbur Wright)1867年生まれ
オービル・ライト(Orville Wright)1871年生まれ
1903年12月17日 ノースカロライナ州、キティホークにて、ライト兄弟が世界で初めて人間の操縦による動力付き飛行機の飛行に成功。
この日最初の飛行ではオービルが操縦して、飛行時間12秒、飛行距離36.6メートルを達成した。
(ライト歴史年表)より
小笠原海域・北太平洋遠洋署発表!
今年3月に、けが魚10匹、家屋破損2件、信号破壊1件、という多大な被害をもたらした、居眠りマカジキ時速130km暴走事件により、回遊速度制限法が施行されることとなりました。
これにより、小笠原海域での回遊最高速度は、小笠原外環海域(沖ノ鳥島海域・硫黄島海域・を含む)で最高時速70km、小笠原中心海域(聟島海域・父島海域・母島海域)では最高時速40kmと制限されます。
なお、一部の海域では(保魚園・幼魚園・小魚校の近海域等)より更に細かい速度制限をする海域があります。
回遊標識をよく確認して、無理のない回遊速度を守りましょう。
なお、この法律の施行により、最近数を増やしている、ローリングカジキ族の取り締まりにも強化されます。
母島沖、5海里、喫茶&軽食「カジキ屋」
この法律の施行にあぅったまにきておるマカジキが一匹おりました。
「ぬあんだぁ~とぅお~!!!!妙な法律つくりやがって!!」
「警察のやつら、俺たち、ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズを小笠原海域から締め出すつもりだぜ。」
ローリングカジキ族の元祖ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズのリーダー魔家事雄でありました。
読んでいる新聞を尖がった鼻で八つ裂きにしながら、魔家事雄は叫んだ!!
「そうはさせね~ぜ!みんなを集めろ、今夜集会だ!!」
と、いつもの子分バショウカジキの奥細道に命令する!
「へい!!場所は何時もの聟島沖でよいですか!!」
「そうだ!今夜9時!!全員集めろ~!!」
「へい!がってん承知のすけ!(あぅ、いまどきこんな言葉使うかあ~????」
聟島沖、5海里、9時、いつもの場所!
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
と、爆泡を響かせながら、ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの面々が集まってくる。
その数、マカジキ、バショウカジキ、メカジキ含めて256匹!!
さすが、最大勢力である。
バイオ生成、ターボ、インタークーラー、スタビライザー、レーシングマフリャー、フロントスポイラー、リアウイング!!
独自のバイオ生成部品でチューンナップをおこないその性能は計り知れないものがあるのである。
「いいか、野郎ども!!警察の奴等俺たちを、この海域から追い出すつもりだ!」
「でも、そうはさせないぜ!!俺たちローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの力を見せてやるんだ!」
いきり立つ、魔家事雄!!
おう~!!!!!!!!!一斉に声が揃う!!
「いくぜ~!!父島沖の北太平洋遠洋署に突入する~!!」
おう~!!!!!!!!!一斉に声が揃う!!
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
父島沖、8海里、10時、北太平洋遠洋署検問場所!
「南鮪警部ぅ・・奴等来ますかね???」
所轄の警官の声の問いかけにうなずき、検問の前に陣取り静かに前方を見つめる南鮪警部。
「奴等は来る!今朝の情報では聟島海域で相当大きな集会があったらしい!しかも、その足で北太平洋遠洋署まで殴りこみをかける計画らしい!裏情報だが、信頼性は高い。」
「そうですか、、でもこの検問は突破できないと思いますけどね・・」
この検問、、。
そう、南鮪警部はこの検問にシロナガスクジラ部隊35頭を配置したのである。
シロナガスクジラの巨大な体による当たり攻撃でローリングカジキ族を粉砕するのである。
そして、更に秘密兵器、イタリア海域警察で最近導入された、バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊である!
バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルドは最高回遊時速150kmを誇る高速パトロール魚なのである。
さて、静かだった海域に爆泡が響き渡ってきた。
「警部!!!来ました!奴等です!!すごい数です!250匹はおります!!」
「あわてるな!誘い込め!シロナガスクジラ部隊の中に誘い込め!そして後ろもシロナガスクジラ部隊で蓋をするんだ!これで、一網打尽だあ~!!!!」
シロナガスクジラ部隊が動き出す。
そうとは知らずに、突っ込んでくるローリング・ブラック・トンガリ・ノーズの面々!。
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「あぅと!前方に検問!!検問!!リーダー前方に検問ですぜ~!!」
叫びまくる奥細道。
「あわてるな~、この高速で突っ込んでいけば、検問なんか蹴散らせるぜ~!野郎度も~スピード緩めんじゃねえ~ぜ!!」
「おう~!!!」
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「よし、いまだ!!シロナガスクジラ部隊!!囲め~!!!」
南鮪警部の掛け声で一斉にシロナガスクジラ部隊が動き出す。そして、罠は閉じられた。
ローリング・ブラック・トンガリ・ノーズは完全に袋小路に閉じ込められてしまった!
「よし!大成功!!それ~かかれ~!!逮捕する~!!」
次、次と逮捕されるメンバーたち。
とそのとき、一匹のマカジキが包囲網を突破!!恐ろしいスピードでUターンしていく。
南鮪警部がそれに気が付いた。
「あっ!!しまった!あれがリーダーの魔家事雄だあ~!!!逃がすなあ~!!バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊!!追え~!奴を逃がすなあ~!!」
すかさず、バイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊が飛び出す!
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
サイレンが響き渡る!!
「う~う~ぅっ・・・・あぶね~、あぶね~、、、まさかシロナガスクジラのあんな罠が仕掛けてあるとは・・・。」
とりあえず、高速をいかして、脱出に成功した魔家事雄ではあった。
しかし、その後方にはバイオ生成ランボルギーニ・ガヤルド仕様パトロール魚部隊が迫り来る!!
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
「止まりなさい!そこのカジキ!止まりなさい!そこのカジキ!この海域は制限速度70kmです!逮捕します!逮捕します!逮捕します!」
ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪
ぱろろろ♪ぱろろろ♪ぱろろろ♪
「へん、そんな事言っても止まってられかいって!!逮捕できるならやってみな!!この、魔家事雄の最高時速180kmバイオ生成ツインターボ搭載尾ビレキックに追いつけるかな?」
ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪ブンブンブブブン♪
「その先は行き止まりです!止まりなさい!」
「へん!なに言ってやがるぅ!」
「とととととととととととと、ありゃ~?????」
いきなりの浅瀬・・・。
「ブレーキ!ブレーキ!!ない!ない!って・・・・。」
「おぅちゃあ~!!」
「ジャンプ~ぅ!!!!!」
「とうぅ!!」
「飛びます!飛びます!」
「はれひれはらほろ!!??」
ユニバーサル・センチュリー0084年
彼、魔家事雄は回遊魚として始めて空を飛んだ!!
飛行時間40秒、飛行距離123.5m
人類で始めて飛行機で空を飛んだライト兄弟より遥かに長い飛行であった。
そして、その飛行は歴史に名を残し、今後の回遊魚飛行計画発動の先駆けとなったのである。
【ライト兄弟】
ウィルバー・ライト(Wilbur Wright)1867年生まれ
オービル・ライト(Orville Wright)1871年生まれ
1903年12月17日 ノースカロライナ州、キティホークにて、ライト兄弟が世界で初めて人間の操縦による動力付き飛行機の飛行に成功。
この日最初の飛行ではオービルが操縦して、飛行時間12秒、飛行距離36.6メートルを達成した。
(ライト歴史年表)より
クジラも粉々になりそうですね、ですから、ですから。
……ん? そういえばblog名が変わりましたね。
カツオが追加されたのですね。
うしろの『まぐろ袋ブログ』は、長くなりそうだったら適当なタイミングで外してもらっても構いませんよ、ですから、ですから。
キャラで早田ガツ夫くんっているんで・・追加してみました!
『まぐろ袋ブログ』!!
とんでもありません!!
たつさまに戴いた名大切にしとう御座います。