「お別れ短歌2改」。

おわかれは(T_T)真っ赤なスカーフにぎりしめ手をふる僕らに笑顔でこたえて　（富田林薫）

「お別れ短歌2」。

おわかれは真っ赤なスカーフにぎりしめ手をふる僕らに(T_T)/~~笑顔でこたえて　（富田林薫）

「お別れ短歌1」。

おわかれを交わしたつぎの瞬間にまたあう日のこと考えている　（富田林薫）

「カフェ短歌4」。

今、席を立つと仕掛けたトラップが爆発します　もう少しいて　（富田林薫）

「カフェ短歌3」。

丁寧にローストされた豆噛みしめてあなたの香り薄めてゆきます　（富田林薫）

「カフェ短歌2」。

白壁に塗り込められたマスターの想いと料理のアンバランスと　（富田林薫）

「カフェ短歌1」。

本日のおすすめメニューの黒板に白いチョークで僕の名を書く　（富田林薫）

「村上春樹短歌4」。

ぼくたちはちいさい虫で春の樹の虚構の汁をすすっているよ　（富田林薫）

「村上春樹短歌3」。

居酒屋の子持ちししゃもの喪失感そうかお前もノルウェイ産か　（富田林薫）

「村上春樹短歌2」。

おそれないあなたの恋は現実と虚構のはざまを突き進んでく　（富田林薫）

「村上春樹短歌1」。

砂浜で二時間泣いたきみの手に羊のぼくがわたすハンカチ　（富田林薫）