「フンボルトペンギン」。

その昔フンボルトペンギンにかけられた呪いを解いたら結婚するよ　（富田林薫）

コーヒーの香りブラジルはサンバ浅草は雷おこしマスプロアンテナ　（富田林薫）

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「ホリエモン」。

満ち潮で巨大な城が崩れさり　もう出来ないねお砂遊びは　（富田林薫）

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「バレンタイン」。

ああ、ごめん　ジンマシンがさ　でるんだよ　ママの手作りチョコレートじゃないと　（富田林薫）

「電光石火」。

ふところに電光石火とびこんで婚姻届をネジ込んでやる　（富田林薫）

「行間を」。

行間を語ってくれる子羊の山に野原に遊ぶ姿の　（富田林薫）

水槽のゆらりふわりと水草のなかゆく君の金魚の目　（富田林薫）

日曜の音楽室の白い手の触れるピアノの午後の感触　（富田林薫）

届かない手紙を食べてくれるなら双子の羊の角に祝福　（富田林薫）

加速するスバル３６０に家族５人で乗った時代は　（富田林薫）

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「バレンタイン短歌」。

だからって遠い異国の決め事に流されないで大和撫子　（富田林薫）

千葉県の条例によると今年からボビーを祝う日となるらしい　（富田林薫）

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「コメント尻短参加どすっ♪」。

戻すためタイムマシンを買いました　中古で３万！冒険ですか？　（富田林薫）

「感覚が」。

感覚が研ぎ澄まされる湖でガムを噛んでる　鳥に如月　（富田林薫）

早春に拾った物は不確かで海に何かに伝えきれませ　（富田林薫）

雨蛙空を見上げて三月の春けき温けり想いに馳せて　（富田林薫）

純白の船が忘れた贈り物　潮の香りの　ぬるいビールの　（富田林薫）

冬空は冷たくて日の光の陽は少しでもここにあればと思い　（富田林薫）

伝え聞く押尾学の押しだしは学ぶべき事伝えているのか？　（富田林薫）

未来へと残せる言葉もあるらしい　削っておかねば鉛筆の芯　（富田林薫）

この窓はあけられませんこのドアもあけられません　床！天井？何か　（富田林薫）

今日もまたやめられないとまらないこれだからカルビーかっぱえびせんは　（富田林薫）


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「バレンタイン短歌」。

モロモロの諸事情により２１４は喪に服します　ワケは聞かないで　（富田林薫）

飛び出してさっと差し出すチョコレート受け取らなければ踵落しで　（富田林薫）

蜘蛛の糸、マンドレークの根、黒真珠、蝙の尻尾、混ぜたこのチョコで　（富田林薫）

ニンニクと高麗人参ナイトシェードを混ぜたチョコもつくってみました　（富田林薫）

「新宿発八時ちょうどの特急はスーパーあずさ五号だそうだ いま」。

影踏めば影が笑うよ影踏みは楽しいことだと教えてあげる　（富田林薫）

朝霧は苑子という名の子をつれて遠く空へと旅立ちました　（富田林薫）

樫の木のダイニングセット目玉焼きに塩　それでいい　ただ平凡でいい　（富田林薫）

これだけの言葉でしかないまだ今は　ただ　樽酒は割って振る舞え皆の集　（富田林薫）


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「コメント尻短参加どすっ♪」。

この星のホントの名前も知らなくて　地球と名付けて昼寝している　（富田林薫）

言ったけど！「結婚してっぅてっ！」言ったけど！　「はい」と言われてビックらっ！アタシ　（富田林薫）

「ホリエモン短歌」。

ホリエモンからお手紙着いた綾子さんたら読まずに食べた　しぃかたぁがないからぁ～♪

ヒルズから蝶よ花よと乱舞する株券の束　冬の稲妻

混乱の極みに乗じてお台場族はヒルズ族への侵攻計画

次からは地に足着けて働きます杜の都で牛タン屋から？

六本木ヒルズの高みで微笑んだ元アイドルの夢も破れて

六本木ヒルズの窓から見下ろした東京の街を塀から見上げて

六本木ヒルズの窓から見下ろした東京の街は格子で見えない

夜明け前　乙部綾子を伴ってボビーも飲んでた。　という噂が

沈みゆく護送船団四十四隻　船長はどこですか　船長は

今はまだ悪意に満ちた言葉でも人は忘れる　そしてあなたも

１００分割された痛みはわからぬが格子のベッドの痛さはわかる

名も知れぬ子犬を一匹拾ってもペットショップに売り抜くのですか

「Ｔシャツはそもそも不良が着るもんじゃ」よく怒鳴られたなぁ　お婆ちゃんから

ライドアショックのさなかもしゅらしゅしゅしゅ僕らの旅はしゅらしゅしゅしゅ　つづく

「足掛けは」。

足掛けは三年ほどと言うけれど今だに出来ない足掛け上がりが　（富田林薫）

深海の古き都の住人は藍を愛へと転じて暮らす　（富田林薫）

「この海は」。

この海は満艦飾と知恵の輪と外す力と　君に伝えて　（富田林薫）

崩れさる空中都市が眼の裏に焼きつく前に冷凍冬眠　（富田林薫）

早朝に東へむかう車窓から赤く染まればいいんじゃないの　（富田林薫）

「ホリエモン短歌」4。

広島市ホリエモン饅頭製造販売の梶原製菓に投石事件　（富田林薫）

枡野浩一氏のかんたん短歌blogに投稿しています。

「ホリエモン短歌」3。

ライブドアブログのサーバー管理する俺にも母は冷たい視線　（富田林薫）

枡野浩一氏のかんたん短歌blogに投稿しています。

「理科室から」。

理科室の三角フラスコ手にしたら錬金術から始めませんか　（富田林薫）

理科室の塩化ナトリウム瓶詰めは週末海へと旅する予定　（富田林薫）

理科室の月球儀から月ウサギ　餅をつきます満月の夜　（富田林薫）

理科室の人体模型は夏休み軽井沢避暑に出かける予定　（富田林薫）

理科室の昆虫標本手にとれば　アマゾンの森　ボルネオの森　（富田林薫）

「ホリエモン短歌」2。

ホリエモン自慢のお腹のポケットは不思議なポッケじゃなかったみたいね　（富田林薫）

枡野浩一氏のかんたん短歌blogに投稿しています。

「ホリエモン短歌」。

ホリエモン君にえもんを授けたが間違いだったか少し悲しい　（富田林薫）

枡野浩一氏のかんたん短歌blogに投稿しています。

「ノーローン」。

なんどでも一週間なら無利息よ　でも延滞すると妻になるから　（富田林薫）

「近海マグロに焼きをいれる」。

なけなしのジョークですからお客さまその髪型もお似合いですよ　（富田林薫）

氷山の一角ですね見えるのは　見えないモノは探さなければ　（富田林薫）

朝昼晩あかるくご飯が食えるのも時間巻き戻し装置のおかげです　（富田林薫）

多摩川をイヌののんてと散歩する鮪の遡上はもう少し先？　（富田林薫）

ネコ舌は猫神様の祟りです　今回特価のお祓い２万！！　（富田林薫）

わたくしはマグロ漁法の正道を会得するため修行してます　（富田林薫）

ネコ公園再開発でなくなって猫山さんは寂しそうです　（富田林薫）

適当す　適当すよぅ　適当に　活きているからまた逢いましょう　（富田林薫）

シチリアのねじから届いた手紙には肉球のあと滲んだインク　（富田林薫）

バビロニア～ピューリタンたんカレードビュッシー皆様やっぱり黒魔術ばい　（富田林薫）

また何時か鮪な日々が現われてサントワマミーを歌いはじめる　（富田林薫）