完走しました。
噂には、聞いていた題詠マラソン。
今年、初めての参加でした。
3月から始めて、今は10月。
季節は、春、夏、秋、へ。
長いようで、あっというまのような、そんな時間であったかもしれません。
改めて、自分の100首をみてみると、
つくった時期によって、また、歌の感じがちがうものです。
やはり、その時々によって影響される部分とかあるのでしょうね。
でも、最後の方には、
少し、自分の方向みたいなものもみえてきたかもしれません。
この経験、少しでも、今後にいかせればと思います。
どうも、ありがとうございました。
*
「題詠100首blog 2006 富田林薫」。
001:風
北風の最終ランナー抜き去ってゴールテープは春の空色
002:指
一面の菜の花畑の一番のモンシロチョウはこの指とまれ
003:手紙
街角で手紙魔まみを見かけたし笑っちゃうほど陽気な日でした
004:キッチン
汚いぞ奥さんいるの黙ってたのねおまえなんかにゃワイドキッチンハイター
005:並
とてもよい毛並みの猫にさよならを告げてきましたもう会えないと
006:自転車
堤防を二人乗りする自転車の加速度数に迫る夕暮れ
007:揺
春風の囁きかけるブランコが前に後ろに揺れて日曜
008:親
この春の親族旅行は中伊豆と決定しました異論はないわね
009:椅子
あなたには座り心地のよい椅子を用意してます三月兎
010:桜
春の日のふんわりとしたスカートに落ちる花びら桜の予感
011:からっぽ
新しいからっぽの箱手にもって春の空気を詰めてまわろう
012:噛
スルメイカ10枚まとめて噛み切るわ天が与えた試練と信じて
013:クリーム
クリームがついているわと言うキミの頬のクリーム拭きとってから
014:刻
悠久の時を刻んで大時計 ネギをきざんで納豆ご飯
015:秘密
ため込んだ秘密を全部埋めるには三日三晩は穴掘りしなきゃ
016:せせらぎ
せせらぎが呼んでいるから大好きなホルンを抱いて森へと向かう
017:医
美男子で医者の息子で金持ちで背も高いけど指が嫌いだ
018:スカート
一斉に咲きほこる花ピンク色 木綿のスカートはいて出かける
019:雨
今だって全速力で雨のなか駆け抜けられると信じているはず
020:信号
SOSほらほら呼んでいるわ今日もまた自称乙女の救難信号
021:美
そんなにもわたしのモモに触れたいの?美脚キックが炸裂するわよ
022:レントゲン
「胸骨がとってもいいよ骨太で」わたしの彼はレントゲン技師
023:結
一刻の猶予もないぞさあすぐにファンデルワースル結合せねば
024:牛乳
今夜まで夢見る少女でいさせてと牛乳石鹸抱きしめている
025:とんぼ
青空を忘れてしまった君の目にとんぼのメガネをかけてあげよう
026:垂
垂直に上昇してゆく飛行機は母のもとへと近づいてゆく
027:嘘
嘘は嫌いあんたも嫌いすべて嫌い うそはウソだと言ってくれなきゃ
028:おたく
この道を左に行くとおたく村 罠があるかも気をつけたまえ
029:草
草原を青一色でぬりつぶす売れない画家の靴下のよう
030:政治
描きかけのミッキーマウスの似顔絵を破いて君は政治家になる
031:寂
綾波と名付けた猫がミャア~と鳴く メザシを食うか寂しくはない
032:上海
ミツバチがあふれてましたララミファソ♪上海ゆきの汽船のなかは
033:鍵
さよならはポストの中の鍵を見てそういうことかとわかる夕暮れ
034:シャンプー
シャンプーの泡にまみれてエビちゃんと阿波おどりしたい南越谷
035:株
切り株の上でダンスを踊りましょう南南東が吉とでてます
036:組
そら組で一番人気のまゆたんの未来の夢は ずるい女
037:花びら
よいこともあればいいねと指先でビルの谷間にとばす花びら
038:灯
家々の灯りが消える真夜中は絶好調だわ Oh!ぶるねりぃ!
039:乙女
静寂と乙女の祈りをじゃまする者は美少女仮面が許しませんわ!
040:道
明け方に道に変わったあなたの後をついてゆこうか迷っています
041:こだま
さよならがこだましまくる街並みに耳をふさいでたたずむわたし
042:豆
夕焼けに豆腐のカドが鋭角で今なら死ねると思わせぶりで
043:曲線
キャンバスに曲線を描く指先を夜が明けるまでみつめていたい
044:飛
飛ぶことができる駝鳥の背にのってオハヨーの朝はアフリカの僕
045:コピー
何枚もコピーをとられてしまったようで僕のココロの本物はどこ
046:凍
シベリアの凍土のなかのマンモスに目覚まし時計は必要じゃない
047:辞書
悲しみの文字がない辞書だきしめて時がたつのをまっていました
048:アイドル
駅前にアイドル写真が舞う街できみの姿を探しています
049:戦争
戦争でなげきかなしむ人たちを鶴亀もようのふろしきでつつむ
050:萌
夕闇に萌えてバラバラ秋葉原 夢のつづきをメイド喫茶で
051:しずく
明け方の樹木のしずくをあつめてはかたくとざした唇に垂らす
052:舞
ハミガキのチューブを気合いで絞りきり舞散る桜のように旅立つ
053:ブログ
真っ白なブログページにこんにちは初めましてと書きしるす午後
054:虫
真夜中が冷たくあしらうコンビニにあつまる羽虫は傷ついている
055:頬
泣きじゃくるミンミンゼミが昨夜から頬にとまって飛び立たなくて
056:とおせんぼ
プライドがとおせんぼする街角に迷い込んでる あとひとことが
057:鏡
手にしたら鏡のようなきらめきを放つ言葉を綴ってゆきたい
058:抵抗
長身で赤い帽子の衛兵に撃ちおとされる抵抗の群れ
059:くちびる
早朝に滝に打たれて手にいれた沢尻エリカの赤いくちびる
060:韓
韓国でチョナンカン似のハコフグがとても人気になってるらしい
061:注射
「わるい子ね、お注射しちゃうぞ」てっ言われたら元気も出るかな興味津々
062:竹
おとなりの竹田さんちのタケノコがあたまに生えてとても困った
063:オペラ
繊細なオペラグラスの直前を拍手の鳩がとびたってゆく
064:百合
白百合が咲きまくる野を駆け抜けたあの子の夢は東京ミュウミュウ
065:鳴
単調に鳴りひびく鐘 感情を静めるように聞きいっている
066:ふたり
ふたりしてファーストフードに隠された笑顔の秘密をさぐりにゆこう
067:事務
街角にもうつかわない事務机ならべてつくるナスカの地上絵
068:報
はじめての歓喜の時をまちわびてほほ朱に染める火災報知器
069:カフェ
早朝に滝に打たれて身を清め純な気持ちでメイドカフェへと
070:章
ばらばらで意味をなさない文章をパズルのように組み立てている
071:老人
ゆっくりと過去の記憶をひもといて子供にもどる老人の目は
072:箱
きがつけば四角い箱の世界から飛び出す術をなくしていました
073:トランプ
トランプをひいてごらんよ指先はハートのエースの形をしてる
074:水晶
くびすじに百万年のときを経た水晶球のひかりをうつす
075:打
明け方の雨に打たれる右ほほに伝うしずくに映るプルート
076:あくび
あくびする仔猫をひざに抱きかかえ眠りの森へのチケットを買う
077:針
立ち込める夏のかおりにあわよくば避雷針から求婚されて
078:予想
おおかたの予想を裏切りくちびるはイスカンダルへ旅立ちました
079:芽
庭先のさやえんどうが発芽する音に目覚めるツキノワグマは
080:響
街角のピアノのなかの響板に忘れ去られた四分音符ひとつ
081:硝子
ゆうぐれの硝子細工の乱反射 ばくは買い物かごのなかへと
082:整
整えたベットの上で跳びはねるうさぎのように月見タンゴを
083:拝
手紙では 拝啓、きみの横顔も忘れてしまう 夏も終わるね
084:世紀
病室で二十世紀の皮を剥くほそくきれいに途切れぬように
085:富
膨大な富の力に病める街 わたしは画家になろうと思う
086:メイド
メイド・イン・チャイナの絹でカーテンとわたしに似合いのリボンをつくる
087:朗読
夕闇がとても悲しいお話しを朗読し終えた仔猫のようだ
088:銀
水銀のつぶがころがる 静寂はぼくのまなこをおおいかくした
089:無理
ぱくぱくと語るあなたを無理式にあてはめてみる 理解できない
090:匂
さよならを匂わすせりふ 左目はかたい光を放射している
091:砂糖
塩ですか空耳ですねすみません砂糖を取ってと聞こえましたが
092:滑
氷山を転がるように滑り落ちてる 春になったらみつけて下さい
093:落
落ちてゆく からだが軽い こんにちわ 僕のまわりで光りだす苔
094:流行
だいたいはやさしい人です 時として流行おくれの帽子もかぶる
095:誤
直感で発射ボタンを押しました 誤爆の件はそっとしておいて
096:器
恋人をいれる器をまちがってピザ焼き窯でやいてしまった
097:告白
絶妙なタイミングから繰り出したバナナ・シュートのように告白
098:テレビ
最新の液晶テレビが映しだす 薄っぺらな ああ、薄っぺらな人
099:刺
砂浜に突き刺すフラッグ 夕闇にまぎれる前に奪いとれ すぐ
100:題
題名をさいごにつけてめをとじて 仔猫のおはなしこれでおしまい
噂には、聞いていた題詠マラソン。
今年、初めての参加でした。
3月から始めて、今は10月。
季節は、春、夏、秋、へ。
長いようで、あっというまのような、そんな時間であったかもしれません。
改めて、自分の100首をみてみると、
つくった時期によって、また、歌の感じがちがうものです。
やはり、その時々によって影響される部分とかあるのでしょうね。
でも、最後の方には、
少し、自分の方向みたいなものもみえてきたかもしれません。
この経験、少しでも、今後にいかせればと思います。
どうも、ありがとうございました。
*
「題詠100首blog 2006 富田林薫」。
001:風
北風の最終ランナー抜き去ってゴールテープは春の空色
002:指
一面の菜の花畑の一番のモンシロチョウはこの指とまれ
003:手紙
街角で手紙魔まみを見かけたし笑っちゃうほど陽気な日でした
004:キッチン
汚いぞ奥さんいるの黙ってたのねおまえなんかにゃワイドキッチンハイター
005:並
とてもよい毛並みの猫にさよならを告げてきましたもう会えないと
006:自転車
堤防を二人乗りする自転車の加速度数に迫る夕暮れ
007:揺
春風の囁きかけるブランコが前に後ろに揺れて日曜
008:親
この春の親族旅行は中伊豆と決定しました異論はないわね
009:椅子
あなたには座り心地のよい椅子を用意してます三月兎
010:桜
春の日のふんわりとしたスカートに落ちる花びら桜の予感
011:からっぽ
新しいからっぽの箱手にもって春の空気を詰めてまわろう
012:噛
スルメイカ10枚まとめて噛み切るわ天が与えた試練と信じて
013:クリーム
クリームがついているわと言うキミの頬のクリーム拭きとってから
014:刻
悠久の時を刻んで大時計 ネギをきざんで納豆ご飯
015:秘密
ため込んだ秘密を全部埋めるには三日三晩は穴掘りしなきゃ
016:せせらぎ
せせらぎが呼んでいるから大好きなホルンを抱いて森へと向かう
017:医
美男子で医者の息子で金持ちで背も高いけど指が嫌いだ
018:スカート
一斉に咲きほこる花ピンク色 木綿のスカートはいて出かける
019:雨
今だって全速力で雨のなか駆け抜けられると信じているはず
020:信号
SOSほらほら呼んでいるわ今日もまた自称乙女の救難信号
021:美
そんなにもわたしのモモに触れたいの?美脚キックが炸裂するわよ
022:レントゲン
「胸骨がとってもいいよ骨太で」わたしの彼はレントゲン技師
023:結
一刻の猶予もないぞさあすぐにファンデルワースル結合せねば
024:牛乳
今夜まで夢見る少女でいさせてと牛乳石鹸抱きしめている
025:とんぼ
青空を忘れてしまった君の目にとんぼのメガネをかけてあげよう
026:垂
垂直に上昇してゆく飛行機は母のもとへと近づいてゆく
027:嘘
嘘は嫌いあんたも嫌いすべて嫌い うそはウソだと言ってくれなきゃ
028:おたく
この道を左に行くとおたく村 罠があるかも気をつけたまえ
029:草
草原を青一色でぬりつぶす売れない画家の靴下のよう
030:政治
描きかけのミッキーマウスの似顔絵を破いて君は政治家になる
031:寂
綾波と名付けた猫がミャア~と鳴く メザシを食うか寂しくはない
032:上海
ミツバチがあふれてましたララミファソ♪上海ゆきの汽船のなかは
033:鍵
さよならはポストの中の鍵を見てそういうことかとわかる夕暮れ
034:シャンプー
シャンプーの泡にまみれてエビちゃんと阿波おどりしたい南越谷
035:株
切り株の上でダンスを踊りましょう南南東が吉とでてます
036:組
そら組で一番人気のまゆたんの未来の夢は ずるい女
037:花びら
よいこともあればいいねと指先でビルの谷間にとばす花びら
038:灯
家々の灯りが消える真夜中は絶好調だわ Oh!ぶるねりぃ!
039:乙女
静寂と乙女の祈りをじゃまする者は美少女仮面が許しませんわ!
040:道
明け方に道に変わったあなたの後をついてゆこうか迷っています
041:こだま
さよならがこだましまくる街並みに耳をふさいでたたずむわたし
042:豆
夕焼けに豆腐のカドが鋭角で今なら死ねると思わせぶりで
043:曲線
キャンバスに曲線を描く指先を夜が明けるまでみつめていたい
044:飛
飛ぶことができる駝鳥の背にのってオハヨーの朝はアフリカの僕
045:コピー
何枚もコピーをとられてしまったようで僕のココロの本物はどこ
046:凍
シベリアの凍土のなかのマンモスに目覚まし時計は必要じゃない
047:辞書
悲しみの文字がない辞書だきしめて時がたつのをまっていました
048:アイドル
駅前にアイドル写真が舞う街できみの姿を探しています
049:戦争
戦争でなげきかなしむ人たちを鶴亀もようのふろしきでつつむ
050:萌
夕闇に萌えてバラバラ秋葉原 夢のつづきをメイド喫茶で
051:しずく
明け方の樹木のしずくをあつめてはかたくとざした唇に垂らす
052:舞
ハミガキのチューブを気合いで絞りきり舞散る桜のように旅立つ
053:ブログ
真っ白なブログページにこんにちは初めましてと書きしるす午後
054:虫
真夜中が冷たくあしらうコンビニにあつまる羽虫は傷ついている
055:頬
泣きじゃくるミンミンゼミが昨夜から頬にとまって飛び立たなくて
056:とおせんぼ
プライドがとおせんぼする街角に迷い込んでる あとひとことが
057:鏡
手にしたら鏡のようなきらめきを放つ言葉を綴ってゆきたい
058:抵抗
長身で赤い帽子の衛兵に撃ちおとされる抵抗の群れ
059:くちびる
早朝に滝に打たれて手にいれた沢尻エリカの赤いくちびる
060:韓
韓国でチョナンカン似のハコフグがとても人気になってるらしい
061:注射
「わるい子ね、お注射しちゃうぞ」てっ言われたら元気も出るかな興味津々
062:竹
おとなりの竹田さんちのタケノコがあたまに生えてとても困った
063:オペラ
繊細なオペラグラスの直前を拍手の鳩がとびたってゆく
064:百合
白百合が咲きまくる野を駆け抜けたあの子の夢は東京ミュウミュウ
065:鳴
単調に鳴りひびく鐘 感情を静めるように聞きいっている
066:ふたり
ふたりしてファーストフードに隠された笑顔の秘密をさぐりにゆこう
067:事務
街角にもうつかわない事務机ならべてつくるナスカの地上絵
068:報
はじめての歓喜の時をまちわびてほほ朱に染める火災報知器
069:カフェ
早朝に滝に打たれて身を清め純な気持ちでメイドカフェへと
070:章
ばらばらで意味をなさない文章をパズルのように組み立てている
071:老人
ゆっくりと過去の記憶をひもといて子供にもどる老人の目は
072:箱
きがつけば四角い箱の世界から飛び出す術をなくしていました
073:トランプ
トランプをひいてごらんよ指先はハートのエースの形をしてる
074:水晶
くびすじに百万年のときを経た水晶球のひかりをうつす
075:打
明け方の雨に打たれる右ほほに伝うしずくに映るプルート
076:あくび
あくびする仔猫をひざに抱きかかえ眠りの森へのチケットを買う
077:針
立ち込める夏のかおりにあわよくば避雷針から求婚されて
078:予想
おおかたの予想を裏切りくちびるはイスカンダルへ旅立ちました
079:芽
庭先のさやえんどうが発芽する音に目覚めるツキノワグマは
080:響
街角のピアノのなかの響板に忘れ去られた四分音符ひとつ
081:硝子
ゆうぐれの硝子細工の乱反射 ばくは買い物かごのなかへと
082:整
整えたベットの上で跳びはねるうさぎのように月見タンゴを
083:拝
手紙では 拝啓、きみの横顔も忘れてしまう 夏も終わるね
084:世紀
病室で二十世紀の皮を剥くほそくきれいに途切れぬように
085:富
膨大な富の力に病める街 わたしは画家になろうと思う
086:メイド
メイド・イン・チャイナの絹でカーテンとわたしに似合いのリボンをつくる
087:朗読
夕闇がとても悲しいお話しを朗読し終えた仔猫のようだ
088:銀
水銀のつぶがころがる 静寂はぼくのまなこをおおいかくした
089:無理
ぱくぱくと語るあなたを無理式にあてはめてみる 理解できない
090:匂
さよならを匂わすせりふ 左目はかたい光を放射している
091:砂糖
塩ですか空耳ですねすみません砂糖を取ってと聞こえましたが
092:滑
氷山を転がるように滑り落ちてる 春になったらみつけて下さい
093:落
落ちてゆく からだが軽い こんにちわ 僕のまわりで光りだす苔
094:流行
だいたいはやさしい人です 時として流行おくれの帽子もかぶる
095:誤
直感で発射ボタンを押しました 誤爆の件はそっとしておいて
096:器
恋人をいれる器をまちがってピザ焼き窯でやいてしまった
097:告白
絶妙なタイミングから繰り出したバナナ・シュートのように告白
098:テレビ
最新の液晶テレビが映しだす 薄っぺらな ああ、薄っぺらな人
099:刺
砂浜に突き刺すフラッグ 夕闇にまぎれる前に奪いとれ すぐ
100:題
題名をさいごにつけてめをとじて 仔猫のおはなしこれでおしまい