カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』

どうもこんにちは、富田林薫(とんだばやしかおる)です。
遠洋マグロ漁船乗りです(ぇ?

「失恋論たん」。

2006-03-31 08:04:46 | Weblog
涙など冷たくはない体温は36度はあるはずだから

泣いている暇があるなら目の前の微分積分やっつけちゃえよ

指先の小さな傷さおもいきり振って飲み干せペプシコーラを

もう二度とこないメールのアドレスは小指の先で消去しちゃえば

*

「マグロ漁船」。

純白のマグロ漁船よ朱に染まれ桜吹雪は北町奉行

純白のマグロ漁船は真っ青な太平洋の夢をみていた

手を繋ぎマグロ漁船で逃避行エロマンガ島まで3海里

満月がマグロ漁船に飛び乗れと囁きかけてる結婚前夜

真っ青なインド洋には純白のマグロ漁船が似合いすぎてる

デブ猫が魚サカナと騒ぐならマグロ漁船に放り込んじゃえっ

朝焼けのマグロ漁船の傍らでぐっと飲み干すマックスコーヒー

「卒業たん6」。

2006-03-27 10:27:28 | Weblog
数々の未来の不幸を予言した細木数子の卒業文集

文集で細木数子が予見した不幸が次々実現し始め

一斉に改名申請し始めた細木数子の同級生たち

十年後不幸な奴は擦れゆく細木数子の卒業アルバム

永久に開かずのロッカーにしまわれた細木数子の卒業オブジェ

*

おまえは水星人だと言われましても あ、プレイボーイは憧れですね

おまえは火星人だと言われましても あ、もしかしてばれております?

おまえは天王星人だと言われましても あ、夢見がちな性格ですけど

「花粉2」。

2006-03-25 09:55:53 | Weblog
鼻水が止まらぬ君の傍らにクリネックスとなりて付き添う

目薬で思い出すのはロート製薬 篠沢教授に持ち点全部!

目がかゆい細菌兵器に違いない!防毒マスクを取り寄せたもれ

*

「卒業たん」

手作りの詩集を燃やす交差点 尾崎豊がリフレインする

思い出のタイムカプセル埋めた場所 誰も判らず穴だけ増えて

「010:桜 改作 4首」。

2006-03-23 12:39:39 | Weblog
春の日のふんわりとしたスカートに彩りそえるは桜の予感

春の日のふんわりとしたスカートに色を挿すのは桜の予感



●やはり、落ちる花びらが???だろうと言うことでの改作です。


*


昼下がりふんわりとしたスカートに落ちる花びら桜の予感

午後の日のふんわりとしたスカートに落ちる花びら桜の予感



●春の日だから、花びらは予感しなくても桜だろうと、「落ちる花びら桜の予感」はそれだけであれば成立しているかも?しれないと、思うところでの改作です。

「題詠100首blogお茶会カツオ一本釣り漁船反省会」。

2006-03-22 15:05:14 | Weblog
 ●題詠100首blogお茶会●

010:桜

春の日のふんわりとしたスカートに落ちる花びら桜の予感

 で参加いたしました。

 イメージとしては、春風に舞う色んな花びらの中から、このスカートには桜の花びらが落ちてくる予感がした。
とっ、いった感じだったのですがっ……。
いや、しかし、これ、まあ、花びら=桜?花びら≠桜?花びら=何?とってしまいましてっ……。

 皆さんのご指摘の通り、春の日のふんわりとしたスカートに落ちる花びら、
ときたら、それは予感しなくても間違いなく桜なんですよね。
指摘されなければ気がつかないのですから、まだまだ、力不足なのだと思いました。
それと、上の句はとてもいい感じで思いついたので、お題の桜に合わせる為に無理した感も強いです。
合わせることが出来た事で満足してしまったのだろうとも思います。
それに、言葉もてんこ盛り過ぎた感もあります。
お題も、先の分とかちゃんと見ておけば「花びら」って言葉を使わなかったかもしれません。
いやっ、まだまだ学ぶべき事は多いと言う事です。

 本当に、今回は、皆さんのご意見が参考になり、とても為になりました。
お茶会、第二回目があるようでしたら、また参加はしたいとは思います。
ただ、お題をクリアーする事だけじゃない楽しみも得る事ができ、ホントによかったと思います。




*沢山のコメントホントにありがとう御座いました。

●美山小助さま
>柔らかい春の日差しを受けながら木陰の草むらに座っている少女を思い浮かべます。
>そのふんわりとした雰囲気は惹きつける力があると思います
連想して頂いた風景はわたしのイメージどうりです。
>桜を予感させる「花びら」というと、僕の視覚的にはかなりの無理があります。
>では何の花びらなのか・・・
うん、やはり花びらですね。桜なんですけどっ、どうも、自分の中だけで消化してしまったようです。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●新井蜜さま
>「桜の予感」が説明的というか散文的な感じがしました
おっしゃるとおりなのだと思います。
下の句、落ちる花びら桜の予感
予感って言葉も使いたかったのだと思います。
お題に対してオートマチックに当てはめてしまった感が強いのだと思います。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●五十嵐きよみさま
桜の花びらが落ちてくる事を予感した。としたかったのですが、
上の句の流れからくると、予感しなくても落ちてくるのは桜の花びらに違いない。ですね。
もう、この辺りはひとえに私の独りよがりです。
>スカートの花模様を見て、もう桜が咲く頃だなと予感しただとか、
>あるいはふんわりとしたスカートの動きそのものを見て(花びらが舞い落ちるようすを連想させる動き)、
>桜を予感した、みたいな展開だとよかったかも?
そして、改作案までコメント頂きまして。
ありがとうございます。もう少し考えをまとめて、練り直してみたいと思います。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●田崎うにさま
そういった意味では、全体的な印象はまあ成功しているのでありますかね。
そうですね、男性の目線だと思います。見守る感じなんだと思います。
>「落ちる花びら」のほうは何かの暗喩
うんやあ~そこまで考えていた訳ではないです。
そのような展開に巧く出来ればそれもいい方向性なのでしょうかねっ。
もう少し考えたい所です。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●やすまるさま
>明るい歌だなあと感じました。澄んだ明るい空気を感じました。
全体的なイメージ像は伝わっているような感じでしょうかねっ。
それは、まあ、嬉しい所です。
>ふんわりしたスカートに花びらが描かれていたのかも
そうですね、スカートの柄って言うのも少しは考えたのですが、
どうも、上手くいかなかった感じです。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●振戸りくさま
>スカートの花びらは柄だったのではないかと思いました。
うん、やはり花びらに色んな考えが出てまいりますね。
それって、やっぱり、うまく伝わってない所なんですねえ。
スカートの柄にするような方向性も再度考えてみようとも思います。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●佐田やよいさま
>結句の「桜の予感」は無難にまとめてる感じがしてしまいました。
>「桜」のお題のうたでなければ、もしかしたら違う展開が見られたかも・・・と。
おっしゃるとおりなんでしょうっ。
桜のお題に合わせる為に、言葉を並べただけなのだと思います。
どうも、思いついた、花びら、予感、の言葉を使いたかったのだけだとも思います。
>「桜」のお題のうたでなければ、もしかしたら違う展開が見られたかも・・・と。
その方向性も考えながらもう少し練ってみたいと思います。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●草野つゆさま
>春らしい、ふわふわのパステルカラーの絵を思い浮かべますねぇ。
ありがとう御座います。
>「スカートに落ちる花びら」と「桜の予感」がうまく結びつかないのですよ...。
>桜の予感ってことはまだ桜は咲いていないのかしら...。だとすれば、桃か梅ですよね。
もう、まったくもっての力不足以外のなにもんでもありませんっ……。
沢山のご指摘があり、方向性はわかったような気もしてます。
まだまだ、日々勉強ですとっ。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●水須ゆき子さま
>私もお題、全部は見ていないんですよ。
>毎日一つ出しては次のお題を見て作っているので、
>あちゃー!という感じはよく分かります。(笑)
ええ、今回の失敗を肝に免じて、再度お題一覧に目を通しました。
ええ、もう大丈夫。かな??
>もったいないなと思ったのは「花びら」ですね。
>ここで先に花が出てしまうので、「桜(の予感)」が濁ってしまうというか、
>意外性が削がれてしまったような気がしました。
>スカートに落ちるのは、たとえばもっと無骨なものの方が、桜(の予感)は引き立ったかも知れません。
はい、やっぱりこの中の言葉としては「花びら」は余計だったとつくづく感じております。
花びら=桜であるし、あとから桜だしちゃって??になってるのは確かですし。
別のものと言う考えも参考にさせていただいて、もうしこし練ってみます。
今回は、どうもありがとう御座いました。

●萱野芙蓉さま
>なんというか主役級の可愛い乙女を集めちゃって
>どの子も自分が一番目立ちたがって集約しきれないような感じを受けちゃったんですね。。。
ああ、その通りですねえ。
その言葉があるので、皆さん春のやわらかい印象は受けるようなのでが、やはり盛り込みすぎなんですよね……。
>「押してもだめなら引いてみな」ということわざもあるし、
>反作用を使って行きたい方に行くという方法あるのではないかと・・・
ああ、なるほど、なるほど、やはり、もう少し言葉は省かないといけないですね。
>(意味不明な&遠慮なしのコメントですみません
とんでもないです。
今回は、どうもありがとう御座いました。

「綿毛爆弾」。

2006-03-21 10:41:59 | Weblog
地球にも大帝国を築くため仔猫の星から綿毛爆弾

真夜中のG様たちは台所カサカサコソと歓喜の足音

タンポポのお届け先は草原のすみに建ってる図書館の庭

樫の木のテーブルの上立ちあがれ瞬く事なきあいつの為に

あなたから可愛いねって囁かれ今日もわたしは綿毛を飛ばす

居酒屋のビールの泡が3センチ盛り上がる日を待ち望んでる

「青空」。

2006-03-20 17:46:11 | Weblog
青空に飛行記録を樹立してタケコプターは伝説となり

春風と紙飛行機と青空は手をさしのべて近づいてゆく

青空の採点表があったなら迷うことなく今日は100点

ポケットにかくし持ってる青空に明日の天気を任せて眠る

青空の下で笑っているように自慢の帽子は上向きにかぶる

大好きなウサギのかばんと青空に綿毛を飛ばすダンデライオン

青空に飛び立ち始めた鳥たちはコバルトブルーの意味も知ってる

「海へ」。

2006-03-17 08:16:02 | Weblog
明け方に海を目指したカモメたち新宿駅で迷ってしまって

最愛のウミウシ二郎が嘆くのでこれから海へと出かけてきます

海老のないカップヌードル投げ捨てて通勤電車で海まで向かえ

「スキップジャンクローネ」。

2006-03-16 10:58:53 | Weblog
街角に春の訪れ告げてゆくピンクの帽子のスキップジャンクローネ

*

春の昼お昼寝しない?と木陰からデッキチェアーに声かけられて

コメント尻短参加どすっ♪」。

*

ああ、何か、改めてみると、ムリヤリ感がありますねっ……。

改作どす。

春の日にお昼寝しない?と木陰からデッキチェアーに声かけられて

(尻短じゃなくなりましたけどっ……。

「卒業たん5」。

2006-03-14 08:14:02 | Weblog
図書館の漢和辞典の囁きも伝えたいねと栞はさんで

夏の日のプールの底できらめいた100円玉似の塩素の粒も

脱ぎすてたルーズソックス校庭のうさぎの群れにふわり隠れて

アルバムのあなたのページ開いては閉じひらいては あえないか、もう