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フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

bd-1「青空号」のその後

2007-03-25 | 自転車
先週末(書くの遅いって?)、いよいよ青空号ことbd-1と共に、いつもの40kmコースを走ってみた。自宅から、荒川土手~葛西臨海公園~旧江戸川~柴又~自宅を巡るコース。いつものレーサーならば、吹奏楽の練習に行く前にさらっと走って柴又でお参りをして団子を買って帰って2時間弱(遅いとか言わないで!)のコース。

カスタムに凝るつもりはない。オリジナルからの変更は、ペダルはレーサーからお下がりのSPDペダル(スキーみたいに、足がバチンととまるやつ)へ変更した程度。
カプレオのシフトレバーは、マウンテンバイクでラピッドファイヤーに慣れきった私としてはやはり使いにくい。いつかは変更したいパーツではある。しかし、フロントがシングルのままワイドレシオ(9速)なため、平地ではトップから3段めまでぐらいばかりを使う(クロスレシオからはかけはなれた)ギア比構成なので、ギアチェンジの頻度としてはあまり高くない。なのでとりあえずはこのままで堪え忍ぼうかと思う今日この頃。

スピードは、やはりレーサーとは比べてはいけない。
いつもは2時間弱のコースを、レーサーと同じように目を三角にしてがんばって(その後用事があったから)、2時間半弱かかった。bd-1関連のネットを見ると平均速度を14km/h程度として計算いる人が多いようなので、信号もなくガンバレばそのぐらいで妥当な線かなという感じ。
レーサーには追いつかないが、疲れたマウンテンバイク、がんばっているママチャリ、流している小径レーサーとは同等ぐらいのスピードかな、という感触。

のんびり走ることが楽しいのが小径車のいいところ。
写真を撮りながらのんびり走るのにはやはり向いていて、レーサーでは、立ち止まって写真を取ろうなどとは決して思わなかった(購入当初のみカメラを持っていった)が、それよりはのんびり写真でも撮ろうかという気になる。それでいて頑張ればそれなりの速度で巡航もできる。写真を撮りながらお散歩にはやはり絶好ではある。移動には、スポーツ車的に適切なサドル高、街乗りや写真撮影メインの時は、足つきの良い高さにサドル高にセッティングすれば快適お散歩号となるであろう。

まずはそんな感じ。

水色のBD-1

2007-03-21 | 自転車
最近買った空色のBD-1。

私はモノに名前を付ける方ではないが、今回は特別に「青空号」と名付けることにした。なんとチープな命名なのか。

ちなみに、楽器には名前を付けていない。

先週末、青空号と共に近所に30km程度の散歩に出かけた。
デジカメを持って。

途中、黒色のフレッタ(プジョーブランドで売っている、BD-1と同じ自転車。少し値段が安い)とすれ違う。濃色もかっこいいが、青空号も脳天気な感じで気に入ってきた。

レーサーに乗ると、どうしても写真モードにはいらない。
たいして早くもないのに、私の性格的に?目が三角になってしまう。(それはそれで悪くはない)

最近はすっかりご無沙汰であるが、実は写真が趣味であったりもする。フィルムの一眼レフは6コ、デジタル一眼1コ、交換レンズが10本ぐらいあったりする。

本来であれば、カメラを持って自転車散歩に出かけるはずではるけれど、どうやらレーサーでは走る方に専念してしまい写真がおっくうになってしまったので、結局自転車の時はカメラを持ち運ばなくなってしまっていた。

ちょっとそれはどうかなぁ、と思ってはいた。

せっかくの小径自転車。カメラを連れての散歩はどうかと思ったら、結構いけそうである。
まだまだ花粉の季節なので、レーサーに乗って比較的激しい運動はしばらくきつい。しばらくはのんびりと青空号と共にカメラ散歩を楽しめる・・・予定。

空色のBD-1

2007-03-13 | 自転車
とうとうBD-1買ってしまった。
BD-1っていうのは折りたたみ小径自転車のこと。

いつもはレーサーに乗ってるから。
自転車はフィットネス目的だからシリアスには乗っていない。呼吸器あたりが元気になって、腹筋周りが軽くなればフルート演奏にもきっと良い影響があるでしょう。ぐらいの気持ち。
レーサーのおかげで、何も悲壮な覚悟はなく煙草からはなれることができたのは大きな成果かもしれない。フルートが上手くなったかどうかはよくわからない。

レーサーというのはなかなかよくできた乗り物で、のんびり乗ろうと思っていても、スピード爽快でなんとはなしにいつのまにか頑張ってしまっている。のんびりお散歩気分にはなかなかならない。

フルートの練習でも、いつもいつも困難な技巧的な西洋音楽を頑張って頑張って。ある時、ふと、ちょっとまてよ? もうちょっと肩の力を抜いて、リラックスして、ポピュラーや日本のメロディーでも・・・

・・・というのが自転車にもあってもいいかなぁ、と思っていた。

BD-1というのは、直線的で無骨で男性的でメカニカルで一風変わった感じで知られている。
なのではあるが、私の買ったのは比較的最近出た、モノコックボディを使っているという、もう少し柔らかくて未来的で女性的な感じのモデル。熱烈なBD-1ファンからしたら、もしかしたら邪道かもしれない。

値段がべらぼーに高い! のだ、これが。
私の入門レーサーよりも高価。信じられないマーケティングセンスだ。

ところが、たまたま上野の町を歩いて某大手有名自転車量販店に入ってみたら、去年モデルがこのモデルからすると信じられないぐらいに(それでも充分以上に高いが)安くなっていた。
私の入門レーサーよりは、買値が安くなる。

値段の他に、もう一つ迷ったもの。
それは、色。
在庫限定特価品なので、色が選べない。

それは、青、というよりは「空色」。
BD-1というとメカニカルでスパルタンなイメージなので、金や銀のようなメタリックな色か白や黒のシンプルな色がいいかな、とは思っていた。ところが、それは今にも降り出しそうな重く曇った空に、一点だけ何故か脳天気に抜けた青空が・・・みたいな場違いに明るく、そしてわざとらしく透明な空色。こ、これは。
どう考えるべきか・・・むむぅー?

自転車購入の動機の一つである、「レーサーとは気分を変えて、ほのぼの気分でのんびりとがんばらないサイクリング」という趣旨からすると見事に気分が合致していることに気がついた。いつもの価値観で選ぶと、いつもと同じになっちゃうよなぁ。

長年?迷っていたわけだし、これも出会いかも。
お店で長時間迷ったあげく決断。

まずは上野から自宅まで、ちょっと遠回りして20KMぐらい?(輪行しないで)自走してみた。この程度ではほとんど疲れないので、少なくともスポーツ車としてまずまずの性能は確保されていることを確認。
よかったよかった。