マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

祥月命日

2008年11月17日 | 猫・にゃんこ
今日は、愛猫・リリーの祥月命日でした。
昨年の11月17日、23時45分
リリーは、「虹の橋」を渡って、天国へ旅立ちました。
16歳半でした。


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子供たちの成長期をともに過ごし、暮らした猫でした。
子供たちの情操教育に、とても貢献してくれた猫でした。


この猫と暮らしたことで、子供たちに弱者への労りが芽生え
動物に対しての慈愛の心が育ちました。


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昨年11月2日から、私は娘とニューヨークへ旅行しました。
出発の朝、リリーはとても元気に朝食を食べました。


「リリーちゃんが、一番食欲があるね」なんて言いながら
大好きな缶詰をあげたことが思い出されます。
そして私と娘を3匹の猫たちは元気よく見送ってくれました。


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10日間の旅行期間中、私たちが帰国する3日前から
リリーは食欲もなく、元気がなかったそうです。


主人や息子とは、毎日携帯電話で連絡を取っていましたが
あと3日で帰って来るし、楽しんでいるから、水をさすのもと思い
主人も息子も私には、リリーのことは、知らせなかったそうです。


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ニューヨークから帰国した翌日、動物病院へ行きました。
血液検査、エコー、レントゲン・・・。


その結果、脾臓に腫瘍があり、腎臓障害とのこと。
かなり厳しい(危険な)状態だと告げられました。


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その日から毎日ブドウ糖の注射をしてもらいに行きました。
注射をしても、もう治らないけれど、1日でも2日でも
延命できるとのことで、通いました。


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大きな注射器7本分のブドウ糖を体内に入れると
リリーのお腹はタヌキのように膨れ上がり、苦しそうでした。
もうおしっこは、あまり出ないので、お腹は膨れるばかり。


そんな治療を6日間続け、11月17日の夜
リリーは家族に見守られながら、静かに息を引き取りました。
苦しむことなく、眠るように逝きました。



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長女猫・リリー、次女猫・うめ、三女猫・まい。
昨年の11月17日までは、我が家には三姉妹の猫がいました。


手前の三毛がうめ、真ん中がまい、奥がリリーです。


                 


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今日は、地元の猫友達たちが、訪ねて来てくれました。
「リリーちゃんの祥月命日だから・・・」と。


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手前の箱はリリーちゃんへ。
奥の箱は、リリーちゃんを偲んで、ご家族で・・・と。


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リリーには、何をくださったのでしょう?
嬉しいですね。


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「まあ、可愛らしいアレンジメントフラワー」
この花を見て、女の子のリリーはきっと喜んでいることでしょう。


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リリーは優しい子でしたから・・・
人間なら、きっとピンクのよく似合う子だったでしょう。


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私たち家族には、アンテノールのアップルパイとチョコロール。
神戸にある有名な洋菓子のお店のものです。


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早速、コーヒーを入れました。
今日はリリーを偲んで、家族でティータイム。


あれから1年。
今でもリリーのことは、忘れることはありません。


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リリーの遺骨は、まだペット霊園へ納骨していないのです。
納骨するのが、寂しくて、家族はもう少しだけ一緒にいたいと言います。


納骨して、初めて土に還るのかな?・・・と思ってみたり。
納骨する「寂しさと安堵」
気持ちは揺れます。


来春、桜の季節に納骨しようか・・・
今夜はそんなことを家族で話してみました。
リリーを偲びながら、リリーの思い出話に花が咲きました。


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