マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

セカンドバージン

2011年09月30日 | 映画
110930t1


今日のフォト。 今週のアレンジメントフラワー。
バラ、カーネーション、スターチス、イトバショウ(大きい葉)















震災の後、4月1日より、元気がでるようにと設置した
「ブログランキング」も、今日で6ヶ月になりました。



10月は、写真展が開催され、何かと多忙で、ブログも無休更新できません。
ブログランキングも今日で最後にして、更新も気楽にやろうと思います。



お休みが続くかもしれません。 写真1枚の日もあるかもしれません。
それでも「マドンナのナイショ話」を見てくださると嬉しいです。









                 









110930t2


「セカンドバージン」を観てきました。
17歳年下の妻のいる男性を愛してしまった。



女性たちの大きな共感を呼び、
社会現象を巻き起こしたNHKドラマ、「セカンドバージン」









110930t3


若くして離婚。
以来、仕事一筋で生きて来た、45歳の女性と、妻のいる17歳年下の男性。









110930t4


年齢を超え、困難な状況を超え、尚も求め合い、命さえもかける2人。
回を重なる毎に、テレビの視聴率は上昇していった。









110930t5


2010年10月のテレビ放送から1年。



鈴木京香、長谷川博巳、深田恭子らの主役人はそのままで
この話題作をスクリーンに蘇らせた。









110930t6


5年前、何も言わずに彼女の前から、突然姿を消した鈴木行。
2人は日本から遠く離れた異国の地で、思いがけない再会をした。









110930t7_2


けれど行は、彼女の目の前で、銃弾に倒れた。



NHKドラマを全然しらない人のために、映画は回想部分に入っていく。
現在の部分では、行は、瀕死の重体で、ずっと寝た切りの演技。









110930t8_2


ロケ地は、マレーシアです。
熱帯特有の緑や日差しが強い中での「不倫」は、どんな味がするのだろう。









110930t9_2


17歳年下。
映画の中で、るいがハモる歌を行が、「何の歌?」と尋ねる。









110930t10_2


年の差って、こういうことなのですよね。
生きていた時代背景が違うと、共通の思い出を見いだせない。









110930t12_2


過去と現在を絡ませながら、「セカンドバージン」を
初めて観る人にも、分かり易く、物語は流れてゆく。









110930t11_2


2010年10月のNHKドラマのように、大胆な濡れ場はない。
何しろ、行はずっとベットで寝た切りの人だったから。









110930t13_2


でもこんなシーンに、2人の愛の深さが感じ取られる。
禁断の果実ほど、甘くて美味しいもの。









110930t14_2


28歳の男にとって、45歳の熟れた女の味は、どうだったのだろう。
女性にとって、勇気の出る、元気になれる映画だった。


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンフェア the answer

2011年09月29日 | 映画
110929a1


今日のフォト。 9月28日 12:25撮影。
白い雲が、わんこ(プードル)のように見えた。






110929a2


9月29日 17:43撮影。 西の空がきれい。
それでも明日の天気予報は、雨。
















                 









110929a3


9月23日(祝)のテレビ、金曜プレステージ
「アンフェア the special~ダブル・ミーニング 二重定義」を観て
(視聴率・14.4%)、メチャ面白くて、翌24日に、映画館へ走った。(笑)









110929a4


この映画は、上映中なので、最後のネタばれの内容だけは書くまいと思う。



娘が「犯人は、****でしょ?」と訊いてきたけれど
「まあ、映画を観てのお楽しみ」と、答えなかった。(笑)









110929a5


前作から、4年。



元警視庁一課で、ナンバーワンの検挙率を誇った刑事・雪平夏見(篠原涼子)は
なぜか、北海道警西紋別署刑事課に、勤務していた。









110929a6


殺人事件などほとんど起こらない平穏な土地で、無為な毎日を送っていた。
しかしそれは、決して平和だったわけではない。









110929a7


かつて「警察病院占拠事件」の裏で、大量に盗まれたと噂される
警察の機密をめぐり、雪平を標的にした新たな謀略が、水面下で動き始めていた。









110929a8


遠く離れた東京で、体中に釘(ネイル)が撃ち込まれた猟奇的な
「連続ネイルガン殺人事件」が起きた。









110929a9


それは「ネイルガン殺人事件」の容疑者となった人物が
次々に殺されるという、前代未聞の「予告殺人」だった。









110929a10


そしてその連続殺人事件の容疑が、雪平にかかる。
殺人犯が、現職刑事。 警視庁内は、騒然となる。









110929a11


緊迫する状況の中、雪平は、真相を追い求めるため、警察から逃走。
そこで判明した1つの真実。 犯人の狙いは、国家機密が隠されたUSBだった。









110929a12


USBをめぐり、元夫、上司、検察、凶悪犯罪者らが、雪平に近づく。









110929a13


殺されないと思う人が殺され、怪しいと思った人物がまともだったり、
この人は信用できると思う人が、裏切り者だったり、気が狂いそうだ。









110929a14


雪平は、誰を信じ、誰に裏切られ、誰を裏切ったのか。
物語は、二転三転、いえ、最後まで、裏があり、その裏にまた裏があった。









110929a15


こんなことあり得ない。 許されない。 フェアじゃない。 
でもそれが、「アンフェア」なのです。









110929a16


種あかしは、全て映画館で・・・。
とにかく、えぐい。 けれど面白い。









110929a17


映画、「アンフェア the answer」は、9日間(9月25日)で、
興行収入が10億円を突破した。









110929a18


「アンフェア」もヒット。
来春、第2子誕生の篠原涼子、おめでた続きです。












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライフ いのちをつなぐ物語

2011年09月28日 | 映画
110928r1


今日のフォト。 
獲物を捉えた。 弱肉強食。
















                 









110928r2


「ライフ いのちをつなぐ物語」を観て来ました。
陸、海、空、全ての動物たちを捉えたドキュメンタリー映画です。









110928r3


製作期間6年。  総製作費35億円。
地球上の全大陸で撮影。









110928r4


今、地球上には、およそ500万種類の生き物が存在し
500万通りの生き方がある。









110928r5


数カ月から100年を超える動物まで、命の長さはさまざま。









110928r6


生きものとは、どんなに長くても、短くても
生まれて、育って、恋をして、子を残す。









110928r7


生涯の密度は、皆同じ。









110928r8


「ライフ いのちをつなぐ物語」のテーマ、「いのちをつなぐ」は
つまり子孫を残すということ。









110928r9


動物たちは、地球上で生き抜くために
知恵と、勇気と、愛を伝えて、命をつないでいる。









110928r10


人間が、動物を相手に、気の遠くなるような忍耐強さで撮った映像は
ただただ、「凄い」の一言に尽きる。









110928r11


まさか「お願い、こんな風に演技して」とも言えるものではなく
その瞬間をじっと待ちながら、映像に捉えたということに、拍手を贈りたい。









110928r12


相手は動物。
中には、チ―ター、コモドオオトカゲもいる。









110928r13


水中では、ミズダコ、バショウカジキ、ザトウクジラもいる。









110928r14


空を見れば、ヒゲワシ、アカハシネッタイチョウもいる。









110928r15


アリや、クワガタに至るまで、その生き方や、習性をレンズが捉えている。









110928r16


バシリスク(トカゲ)が、水面を走る姿をスーパースローで見せてくれる。
これはどの位置から、撮ったのだろうと、素晴らしいアングルに脱帽する。









110928r17


ドラマの撮影のように、NGを出して「カット、カット」と
もう一度撮り直すこともできない。 動物と向きあい、チャンスは1回しかない。









110928r18


どんな動物でも、子供のために親が狩りをして育てる。
自然界では、弱肉強食。









110928r19t


自分を守るのは、自分しかいない。
その想像を超えた、知恵と生きざまに、感動する。









110928r20


このブログでは、語り尽くせないほどの感動の場面があります。









110928r21


ナレーションを松本幸四郎と松たか子父娘が担当している。
是非とも観ていただきたい、この秋の話題作です。



















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様のカルテ

2011年09月27日 | 映画
110927k1t


今日のフォト。(2011年9月27日撮影)
彼岸花の傍で、ひまわりが咲いていた。






110927k2


太陽に向かって、両手を広げて咲いていた。
とても感動的な出会いだった。









人気ブログランキング、ポチッと応援してね。









                 









110927k3


全国の書店員が、今 最も売りたい本を選ぶ 「本屋大賞」に
史上初のシリーズ作品2年連続 ノミネートされた「神さまのカルテ」









110927k4


現役医師が書いたデビュー小説は、瞬く間にベストセラーとなり
遂に、櫻井翔と宮崎あおいのコンビで映画化されたのです。









110927k5


長野県松本の内科医として働く栗原一止(通称イチ)。
寝る間もないほどの忙しさで働きまわっている。









110927k6


イチの妻、栗原榛名(通称ハル)はカメラマンだった。
激務の毎日を最愛の妻や、アパートの住人たちが疲れを癒してくれた。









110927k7


ある日、大学病院から見放された末期がんの患者・安曇雪乃(加賀まりこ)が入院した。
もうどうすることも出来ない安曇は、イチを頼っていた。









110927k8


ずっと心に重いものを引きずっていたイチは、その患者と向き合う中で
命を救うこと、人を救うこと、医者としての在り方、人間としての在り方を
見つめ直すことになる。









110927k9


イチは、信濃大学医学部付属病院の消化器内科教授
高山秀一郎(西岡徳馬)に、その実力を認められ、医局に誘われた。









110927k10


でも医局のセミナーを受ける日は、安曇の誕生日で、
最後に屋上から、穂高の山並みを見せてあげようと思っていた日。









110927k11


セミナーを断ったら、大学病院での高度医療を学ぶチャンスは
2度と訪れないかもしれない・・・。



結局、イチは、安曇に穂高の山を見せてあげることを選ぶ。









110927k12


夏目漱石が好きなイチは、喋り方のほとんどが、文語体。



イチの妻・ハルも、とても丁寧なしゃべり方をする。
2人の会話は、落ち着いた雰囲気で、素敵だった。









110927k13


医療ドラマの割には、現場での生々しいシーンは少なく
内面的な、心の部分が多く、人間味溢れる映画だった。









110927k14


同じアパートの住人・学士が去るシーンは感動的だった。
学士の父が病気になり、実家に帰って農家を手伝うことに。









110927k15


出発の朝、庭一面に桜吹雪が舞っていた。



赤く塗り直された太鼓橋を渡って玄関に出ると、アトリエから
玄関の床と壁一面に桜の絵が描かれていた。 門出の桜だった。









110927k16


この物語は、人と人との繋がりをとても大切にしている。
それがこの物語の魅力なのだと思った。












テーマ曲「神様のカルテ」は、ピアニスト・辻井伸行さんが手がけた。
最後に、その素晴らしい曲、「神様のカルテ」をお聴きください。



















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツリー・オブ・ライフ

2011年09月26日 | 映画
110926t1


今日のフォト。 秋っぽくなってきました。
夜、ベランダから、コオロギの鳴き声が聴こえてくる。 いいな~、秋って。









人気ブログランキング、ポチッと応援してね。









                 









110926t2


8月12日封切りの「ツリ― ・オブ ・ライフ」を観て来ました。
これを観たのは8月の終わり。



本年度カンヌ国際映画祭パルムドール授賞作品。









110926t3



110926t4


ブラッド・ピットとショーン・ペンに釣られて、娘と意気投合して観に行った。
が・・・・、物語は抽象的な部分入ってきて、理解できなかった。









110926t5


でも素晴らしい映画には違いないだろう。
何しろ、カンヌ国際映画祭の最高賞、パルムドール授賞作品なんだから。









110926t6


成功した実業家ジャック(ショーン・ペン)は、人生の岐路に立ち
遠い少年時代を回想する。









110926t7


父(ブラッド・ピット)と母(ジェシカ・チャスティン)が結婚して
ジャックが生まれた。









110926t8


そして次男、三男と生まれ、3人兄弟として育った。









110926t9



110926t10


力こそ全てだと信じる厳格な父と、純粋過ぎるほど
愛に満ちた母との狭間で、次第に父への反感を募らせていった。









110926t11


ジャックは、大嫌いな父に自分が段々似てくるのをどうすることも出来ない。









110926t12


母に似ている次男は、父に可愛がられ、ジャックもまた可愛がった。
三兄弟の葛藤、嫉妬。









110926t13


兄弟で、なかよく遊び回っていたと思えば
いきなりチェコの作曲家スメタナの「わが祖国」の第2曲「モルダウ」が流れたりする。



現実と幻想(抽象的な表現)が、何の前触れもなく現れる。
う~ん、これも奥の深いストーリーなのだろう。









110926t14


全く、私のような凡人には、抽象的な表現が理解しがたい。



先日の映画ブログで、登場人物の細やかな心理描写や、
次のセリフが読めるようになったと、言ったけれど、この映画に関しては、例外。









110926t15


カンヌ国際映画祭の最高賞、パルムドール授賞作品は
私にはハードルが高すぎたのか。









110926t16


男前を観に行って、ストーリーが複雑で、頭が錯乱して帰宅。(笑)









110926t17


予告編に、印象的な言葉があった。
「父さん、あの頃の僕は、あなたが嫌いだった・・・。」



今日のコメント欄は、オフにさせてください。
そしていただいたコメントに、今日はレス出来ていません。ごめんなさい。



















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする