マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

24時間テレビ 愛は地球を救う

2008年08月31日 | 日記
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昨夜から始まった24時間テレビも、今年のマラソンランナー
エド・はるみさんの感動のゴールインで幕を閉じました。


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エド・はるみさん、がんばりましたね。
偉かったですね。


昨夜から、ずっと応援していましたよ。
日本中が応援していましたよ。


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24時間テレビでは、とてもいいお話が放送されるので、心打たれます。
毎年、勇気とか、がんばりとか、元気とかをもらいます。


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そして私も「負けないぞ」って、エネルギーみたいなのをもらいます。
毎年、24時間テレビが終わると、凄く感動して「人間」が好きになります。


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今夜、私もテレビを観ながら、一緒に「サライ」を歌いながら
「ゆく夏」を惜しみつつ、もう秋だなぁ・・・って思いました。


明日から9月です。


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さて、私の地元でも、24時間テレビに参加しています。
午前中、ちょこっとチャリティー募金に行って来ました。


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街の善意の人たちが、このチャリティーにたくさんの募金をしてくれます。
こういうのを見ると、すごく嬉しくなります。


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小さな箱やビンに、お金をいっぱい入れて、持って来てくれました。
みんな善意です。


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全国の優しい気持ちを貯金箱に入れて、今年もたくさんの募金が集まったようです。
本当によかったです。


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お世話をしてくださっている方々、ご苦労さま。
今日の大阪は久しぶりに晴れ渡り、残暑が戻って来ました。


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歩道では、フリーマーケットをしています。
有名店の出店もありました。


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会場となった広場では、ライブをしていました。


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今度は「のど自慢」が始まりました。
カラオケで歌ってくれました。
24時間テレビのお世話係さん、とってもイケメンでした。


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こちらは、姉妹&親子でしょうか?
楽しいハーモニーでした。


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こちらはおじいちゃんとお孫さんかな?
「ポ~ニョ ポ~ニョ ポ~ニョ 魚の子~~」を歌ってくれました。


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こちらは、審査員さんです。
優勝すると、景品がもらえるのかな?


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子供たちにとって楽しいお祭りです。


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無料券を持っていない人は、1回50円。
ここで得た収益は、すべて24時間テレビにチャリティーされます。


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ボールが当たると、景品でます。
子供たち、がんばれ。


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おでん、やきそば、からあげ、フライドポテト etc・・・
ここで得た収益も、すべて24時間テレビのチャリティーへ。


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楽しい「ヨーヨー釣り」です。
釣れなかった人には、1個。
釣れた人は、釣れただけ、持って帰れます。
とっても良心的でしょ?


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私たちの街も毎年このようにして、24時間テレビに参加しています。
24時間テレビのスタッフさん、ご苦労さま。


感動のお話、忘れない。
夏が過ぎても、忘れない。
やっぱり「人間」って、素晴らしい。


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バースデーチケットのイタリアン

2008年08月30日 | グルメ&美味しいもの
今月は娘のバースデーだったので、行きつけのお店から
バースデーチケットのはがきが色々送られて来ました。


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今月中に使わないといけないものやら、1ヶ月間有効のものやら
有効期限なしのものやら、いろいろです。
こういうバースデーチケット、嬉しいですよね。


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こちらは、パスタ専門店の「バースデープレゼントの特別コース」の招待状。
8品で2000円(税込み2100円)という、お得なメニュー。
それも同伴者も食べられるとあっては、このハガキはボツにはできませんね。


・・・ということで、先日行って来ました。


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先ずは、食前酒。


これも8品の中のひとつで、私は赤ワインを注文しました。
いいですね。


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こちらは、手前のスプーンに載せたものは
前菜の「チキンとポテト、いろいろ豆のバジル風味」


写真向こうのグラスに入ったものは、「本日のサラダ」


前菜では、豆を楽しませてもらいました。
小さなスプーンにチキンとポテトまで入って、盛り沢山。



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こちらは本日のスープ、「コーンスープ」でした。


もちろん、冷製スープです。
冷たくて、甘みがあって、とても美味しかったです。


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いよいよ、メインのパスタです。
こちらは「梅肉とちりめんじゃこのパスタ」です。


パスタは、4種類の中から、お好きなのが選べます。

1  プリプリ海老とやりいかのグラタン風クリームパスタ
2  獲れたてきのこのバター醤油パスタ大葉風味
3  梅肉とちりめんじゃこのパスタ
4  鰹出汁で仕上げた和風カルボナーラ


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こちらは「名物鎌倉バジルロール」


お店は「鎌倉パスタ」というお店だから、「鎌倉」とあるのです。
シナモンの効いたとても柔らかいパンです。
そして熱々で出て来ました。 最高♪


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こちらは「バニラアイスとチョコアイス」です。


はがきには、「ティラミスとチョコアイス」とありましたが・・・。
いつの間にか変更になったのでしょう。


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最後の飲み物は、珈琲、紅茶、ミルク、ココア・・・他にもいろいろ。
私は、ホットの「ゆず茶」にしました。


下の方に沈澱していますが、みじん切りのゆずが入っていました。
とてもさっぱりした、美味しい飲み物でした。


食前酒から、最後の飲み物まで8品、2100円(税込み)
みなさんなら、お得と評価するか、妥当と評価するか、高いと評価するか。


うん? 私?
もちろん、お得と評価しましたよ。
納得の鎌倉パスタ「バースデープレゼント特別コース」でした。


                 


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ところで、こちらのバースデーチケットは、今月中有効。
急がなくては・・・ということで・・・


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バースデーチケットのはがきを持って行くと
ショートケーキを1個プレゼントしてくれました。
地元の老舗のケーキ店です。


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カシス・ヴィオレットです。
美味しそうなケーキでしょ?
季節限定商品で1個500円です。


甘酸っぱいカシスのムース&ジュレの下には
渋皮付のマロンが入ったダマンド(アーモンド生地)、程よい酸味の中に
程よい甘さの「ひとひねり」が入ったムースケーキです。


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時々自分にご褒美をあげたくなる時、ここでケーキを買います。
地元のケーキ店「ポワール」のケーキを食べると、元気が出ます。


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秋味2008 (秋の味覚第1弾)

2008年08月29日 | グルメ&美味しいもの
ぐずついたお天気のせいか、ずいぶん涼しくなりましたね。
スーパーマーケットや市場の店頭では、秋の味覚が並び始めました。
8月も、もう終わりですね。


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さて、8月の終わりになると、真っ先に「秋」を感じさせてくれるもの。
それは私にとって、秋だけの限定ビール「秋味」


2003年の秋
ひょんなことから「秋味」の瓶ビールを集め始めて6年目。
今年も店頭では、販売の少ない「秋味」瓶ビールをゲットしました。


「秋味」の缶ビールは、どこの酒屋さんでもコンビニでもあるけれど
「秋味」の瓶ビールを販売している酒屋さんは大阪市内でも数少ないのです。


例え販売していても1箱売りで、1本、2本のバラ売りでは売ってくれません。
でも苦労して2本だけ手に入れた「秋味」瓶ビールを飲む時は、至福の時。


今年も8月27日に発売されました。
麦芽たっぷりで、1.3本分。
アルコール度数が6パーセントで、ちょっと飲みごたえがあります。


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今年のラベルのデザインは「紅葉と満月」
デザインは毎年変わります。


ところが、昨年と今年のラベルは、同じでした。
そして今年は18年目の「秋味」です。


上の写真の2005年と2006年のラベルのデザインはよく似ていますが
紅葉の背景がクリーム色と金色で、全く違います。


そして2007年と2008年の秋味は、右上に満月が出ています。
昨年、この満月をラベルに見つけた時は嬉しかった。


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この写真は、お馴染みの「秋味」缶ビールです。
これも8月27日に発売されました。
こちらはコンビニや酒屋さんで、簡単に手に入れることができるでしょう。


一昨日、コンビにでゲットして、早速味わった人も多いことでしょう。
小さい秋感じたら「秋味」


春には「春生」、夏には「夏生」、秋には「秋味」、冬には「冬物語」
そんな季節限定のビールを飲んで誰よりも早く季節を感じたかった。


私のお酒は、こういう「風流」を感じながら飲むのが好き。
そして秋はスペシャルに「秋味」の瓶ビール。


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もう少し秋らしくなるまで
「秋味」瓶ビールは飲まずにとっておきましょう。


中秋の名月、まんまるお月さまが出たら、虫の声など聴きながら
スペシャルな「秋味」瓶ビールの栓を抜きましょう。


誰か、マドンナと、差しで「秋味」を飲んでくれる人、いませんか?(笑)


                 


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    携帯の中の秋味


お月さま きれいだよ

Re. ボクの街からもきれいに見える


Re.Re. 今夜「秋味」飲む?

Re.Re.Re. うん 今夜「秋味」飲もう


Re.Re.Re.R.e グラスは2つ アナタとワタシ

Re.Re.Re.Re.Re. グラスは2つ キミとボク


Re.Re.Re.Re.Re.Re. アナタに乾杯

Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re. キミに乾杯


Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re. 美味しいね

Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re. マジでうまい


    マドンナの夢ギャラリーより


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ニューヨーク恋物語 第9章ニューヨーク編

2008年08月28日 | ニューヨーク恋物語
「まえがき」


昨日、ニューヨークの話題をブログに書いたら
急に「ニューヨーク恋物語」を更新しなきゃ!って思って。(笑)
私って、本当に唐突ですよね。


8月はお盆休みで、家族が家にいて、食事の支度に追われて
それにオリンピックや高校野球をテレビ観戦して
リビングは、とっても暑苦しかったです。


それでも「家族団欒」の喜びをかみしめてみたり。
ご先祖さまをお迎えして、お送りして、ホッとした自分がいました。


旅行もお出かけもしない日々が続いたのに・・・
ブログに書きたい事がらが、毎日目白押しで
有難いな・・・ なんて思って感謝してみたり。


まだまだ、マドンナのナイショ話は、続いていきますから
どうかこの部屋をご訪問くださいね。


         


                          


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さて、3週間ぶりの「ニューヨーク恋物語」です。
「ニューヨーク恋物語 第9章」は、ニューヨークが舞台です。


タイトルが「ニューヨーク恋物語」なのに
ニューヨークを舞台にしているのは、たった3章だけです。


なぜ?・・・って?
理由は簡単なんです。


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当時、ニューヨークの写真が、それほどなかったのです。
2001年9月11日の同時多発テロから半年後に
ニューヨークを訪れた娘が撮った、わずかな写真を使って書きました。


当時、コンパクトデジカメで、娘が撮った写真は画素数も低く
お粗末なものでしたが、私にとっては
「タイムズ・スクエア」も「自由の女神」も「5番街の標識」も
すべてが憧れの対象でした。


そんなわずかなニューヨークの写真を元に
後半のクライマックスシーンを書きあげました。


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この後も、物語は佳境に入り、次第に面白くなっていきます。
どうか、最終章まで、お楽しみくださいね。


上の写真は、ニューヨーク市消防博物館で撮った写真です。


1  2001年9月11日の同時多発テロで活動した消防車
2  同時多発テロで犠牲になった消防士343人の写真 
3  2001年9月11日、あの日、あの時の消防士のひとり


尚、今回の物語の、挿絵の写真は、全て私が撮ったもので
私のHP「マドンナの夢ギャラリー」で使用したものです。


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ミューヨーク恋物語2008  BGM 愛し君へ(森山直太朗)



         


                          



「ニューヨーク恋物語 第9章ニューヨーク編」


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大沢がニューヨークに戻って2ヶ月が過ぎた。
日本ではまもなく梅雨が終わろうとしていた。


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今日子からのメールでは、「今日もまた、雨・・・・」とあった。
梅雨が終わると、東京に暑い夏が訪れる。


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夏になると、二人は毎年、七夕祭りや花火大会へと出かけた。
そんな時、今日子は浴衣を着て、少しはにかんで現れた。


浴衣には、浴衣の化粧があるのかと思うほど
きれいな化粧をして、大沢を驚かせ、そして喜ばせた。
季節がめぐる度に、今日子との思い出がいっぱいだ。


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今回の帰国で、大沢は完全に里心がついてしまった。
一週間もの間、今日子の部屋で暮らしたのは
これまでの付き合いの中で、初めてのことだった。


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長く一緒にいると
お互いの嫌な部分が強調されるのではないかと危惧したが
大沢はそんなことを感じたことはなく
以前にも増して、今日子への気持ちは傾いていった。


今日子のひとつひとつの仕草が、可愛らしくていじらしかった。
目を閉じると、瞼の中に今日子が浮かんで来た。


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大沢は今日子への想いをかき消すように繁華街へと出た。
けれど一人で飲む酒は、少しも酔えなかった。


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大沢は、ニューヨークではいつも孤独で
得たいの知れない重圧に、押し流されるような思いがした。


それでも負けまいと、この一年やってきた。
今日子の励ましのメールは、どんな時でも心強かった。


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大沢は毎日多忙だった。
時には、ボストンやフィラデルフィアに出張することもあった。


ニューヨークに来て一年余りの間で
現地の人とコミュニケーションが取れ、上手く商談をまとめるようになった。
英語が苦手な大沢にとって、言葉の壁は大きなハードルだった。


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今日子は帰国子女だった。
父親の仕事の関係で、ハイスクールまで海外で暮らしていた。


ニューヨークに転勤になった頃、よく今日子に英語を尋ねた。
今日子は、英語の持つニュアンスを
その時々にふさわしい英語を詳しく説明してメールをくれた。
今日子の英語のアドバイスのお陰で、まとめられた商談もあった。


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ニューヨークの人は、仕事以外ではジョークが好きだ。
そしてプライベートでは、華やかでエキサイティングなことが好きだ。
そんなノウハウを今日子は教えてくれた。


プライベートを充実させると、仕事もスムーズに行った。
今日子はどんな時でも大沢の相談に乗ってくれた.


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一年が過ぎ、仕事に慣れると、課題は山積みされた。
大沢は、毎日仕事に追われ、時には自分を見失いそうになる時があった。


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一日の仕事が終わり、アパートに帰ると眠るだけだった。
そんな時、今日子の言葉を思い出す。


「どんなに疲れていてもシャワーは浴びて・・・」
シャワーを浴びると疲れが取れた。
今日子が言った言葉の意味がとてもよくわかる瞬間だった。


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甘いものが好きな今日子は、よくケーキを買ってくれた。
それを二人で食べる時、今日子は「私は、今が一番幸せ」と言った。


ブルガリの時計をして、エルメスのバーキンを持っていた女が
大沢と二人で、ホワイトクリームのショートケーキを食べる時間を大事にした。


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大沢の部屋のベットの上には
湘南の海で撮った二人の写真が飾ってあった。


フォトフレームの中の今日子は、満面の笑みで大沢を見ていた。
その横には一年前、ニューヨーク転勤が決まった時に渡せなかった
今日子への指輪が、今もそのまま置いてある。


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そして大沢の机の引き出しには
みなとみらいのホテルの部屋で撮った、今日子の全裸の写真があった。


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今夜は満月だ。
この瞬間、今日子は太陽の下で働いている。


時差が二人の心まで遠ざけるようで、今夜の大沢はやるせなかった。
大沢はそんなことを毎晩思うようになっていた。


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ニューヨークに来てから、大沢は早くに目が覚めるようになった。
大沢のアパートはセントラルパークの外れにある。
朝のジョギングを始めてもう1年になる。


シープ・メドウまで行き、広い芝生に座って一息つく。
朝のジョギングは大沢の活力になり、気持ちを切り替えられた。


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セントラルパークには、いつも季節の花が咲いていた。
今日子に恋をして以来、大沢はよく今日子を季節の花に例えた。


春の桜、夏のひまわり、秋のコスモス、冬の椿。
大沢にとって、美しいものは、全て今日子だった。


ストロベリー・フィールドには、今日も花が飾られていた。
ここから南に歩けば、すぐに大沢のアパートだ。


カフェでコーヒーを飲んで、大沢は軽い朝食を取った。
それからアパートに帰り、シャワーを浴びて出勤した。


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仕事が始まると今日子への想いが薄らいでゆく。
仕事に忙殺されることが、今の自分にとって、いいことなのだと思う。


ニューヨーク支店への勤務は、初め三年ということだった。
けれど五年は帰れないだろう。
いや、もっとかもしれない。


二人の結婚はどうなるのかと思うと、大沢の気持ちは塞ぐ。
日本に残してきた一人の女に、未練がいっぱいだった。
だからこの忙しさは、返って有難いと思った。


大沢は今日も会社へと出かける。
今日子は今頃、遅い夕食を食べているだろう。


そんなことを思いながらバス停へと急いだ。


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ニューヨークにも、初夏の太陽が顔を見せ始めた。
爽やかな朝である。


第10章に 続く・・・


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ニューヨークからの贈りもの

2008年08月27日 | グルメ&美味しいもの
昨秋、娘とニューヨークに行った時に、ニューヨーク郊外を案内してくれた
娘の会社のニューヨーク支店の後輩の男性が
少し前に、1週間ほど日本(大阪本社)に、一時帰国していました。


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その時、娘がその後輩から、おみやげにいただいたマグカップです。
これはニューヨーク近代美術館のマグカップです。


マンハッタンのミッドタウン53丁目にあり
1920年代から「ザ・モダン」と呼ばれたモダンアートの殿堂。


「The Museum of Modern Art New York」
頭文字をとって「MoMA(モマ)」と呼ばれ
ニューヨーカーから親しまれている美術館です。


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このマグカップは、MoMAコレクションの代表的な作品を
モーショングラフィックスの先駆者であるジェフリー・メッツナーが
ラインの形で表現した、スティックフィギュア(棒線画)シリーズ。
メッツナーとMoMAのコラボレーションから誕生したものです。


マグカップには3種類の絵が描かれています。


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これは、アンリ・マティスの「ダンス」という絵をラインで描いたもの。
可愛らしいタッチがとても好きです。


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これが、原画です。
原画を見ると、上手く特徴を捉えて描いていますね。


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これは、ロイ・リキテンスタインの「ボールを持つ少女」
この絵を見ると、今度はどんな原画か見てみたくなるでしょう?


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これが原画です。 どうでしょう。
線で描いた方が、幼く感じるかしら?


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これは、マルク・シャガールの「誕生日」です。
凄い。


あの「誕生日」の絵を線で描くとこうなるのかと
楽しい発見をしたような感じです。
 

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あまりにも有名な、シャガールの「誕生日」の原画です。
線で描くと、一層可愛らしくなります。


いいですね。
シャガールのマグカップの絵も。


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どれも素晴らしいタッチで描かれているでしょう?
娘のお気に入りのマグカップです。


                 


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ところで、昨日こんな宅配便が届きました。
なんだろう?  ・・・とよく見ると。


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上のマグカップをおみやげにくださった、娘の会社の後輩。
今は、戻られて、ニューヨーク支店に勤務されています。


実はこれ、ニューヨークからの贈りものなんです。
ワォーでしょ?
昨日は、娘の帰宅が待ち遠しかったです。


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バースデーカードと一緒に出て来たのが紅茶。
ニューヨークから届いた紅茶です。


娘へのバースデープレゼントのようです。
凄い、凄い。


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ティーバックのようです。


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娘は、紅茶が好きで、もう長い間、紅茶教室に通っているのです。


この紅茶は、ブレンドティーで
中国茶、インド茶、セイロン茶、ケニア茶を
ブレンドしたクラシカルな風味の紅茶だとか。


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アッサム、セイロン、ダージリン、ケニアティーのブレンド。
ミルクティーに最適なようです。


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ニューヨークからのバースデープレゼント。
次の休日には、娘に美味しい紅茶を入れてもらいましょう。
そろそろ、ホットで飲むのも美味しい季節になりました。


ニューヨークの秋は、きっと早いでしょうね。
もう一度ニューヨークに行きたいです。


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