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ADHD児をとりまく環境と実態 1

2012-12-14 00:30:32 | ■次男
発達障害関連のブログをあちこち見てみると『療育施設』という言葉を頻繁に目にします。

長男は小1でADHDと診断されたが通院のみで療育施設への案内はなく、
次男も市が実施してくださった数々の検査時にも療育施設へご紹介はいただけなかった。

親から見て次男は、視覚優位で耳から聞いたことの情報処理に困難がある、と感じています。

療育施設がどういうことをしてるのか知りませんが、
もしプロによる何らかのトレーニングを月1でも受けられるなら
是非行かせたい!そう思い、保健師さんに電話して聞いてみました。

すると、自閉症児が通う施設はあるがADHD児が通う施設はないとのこと。
それに「次男君は診断名がついてないので…。」とおっしゃる。

ちょっと待って
市の検査では診断名は付けられないと聞いている。
付けられないのに付いてないってどゆこと?

詳しく聞くと、もっと深刻であれば診断名をつけるため病院の紹介があるらしい。
次男は今はそこまでする必要がない判断なのだと。

う~ん
定型発達、発達障害、知的障害・・・

これらの線引きは平均を100とする正規分布の中で70以下を知的障害、
WISCかWASCか知りませんが、IQに関係なく標準偏差が大きければ発達障害。
そういう風に偉いお医者さんが勝手に決めただけのことじゃないのかな?

数値では図りきれない困難が個々の子どもたちにあるのに、
ADHD児あるいは疑いのある子どもに受けられる支援が
我が地域にないことにガッカリしました

この日の記事にも書きましたが、検査ではふざけてほとんど真面目にせず、
専門の先生からは「まだ年少ですので」という回答でした。

次男の指示の通らなさは私が一番知ってるし担任からも散々苦情をいただいてきました。
他害が頻繁でなくとも、指示の通りにくさから叱られる数は他の子達より多く、
まだ本人に自覚のない『生き辛さ』があるのは見て取れます。

ありのままを受け入れてもらえたら、それが一番だけど、
小学校、中学校、そして幼稚園・・・。そうはいかない現実を噛みしめています。

いくら発達検査をしていただいても病院で診断名がついても、
内側からの支援(聴覚的なトレーニング?)と、外側からの支援(受け入れられる環境)、
この両輪が揃わなければ、彼らの『生き辛さ』は解消されないと思い至りました。

私はこれまで長男と、がむしゃらに闘争迷走繰り返し、ここまでやってきました。
今までのやり方が正解だなんて、決して思ってません。
だからこそ次男には、もう少し違った角度から伸ばせられるところは伸ばし、
少しでも『生きやすく』してあげたいと思うのです。(長いので続く)

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