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ハゲてる人に「ハゲ」と言ってはいけない教え

2012-12-01 14:51:23 | ■長男
8年前のことです。
長男に話して聞かせたことがあります。

「ハゲてる人にハゲと言ってはいけない。
 太ってる人にデブと言ってはいけない。

 体の特徴や見た目を指摘してはいけない。
 本人が気にしているかもしれないことは言ってはいけない。」


このことを少し時間をかけて説明しました。
なぜこんな話をしたかというと、自分に経験があったからです。

私の父は年いってから結婚したのと若ハゲで
私が小学1年生の時点で(40代中頃?)ハゲてました

家に遊びにきた友達が
「○ちゃんのお父さんハゲてるんだね」と言いました。

私はハゲの指摘が気に障ることだと知りませんでしたので
友達が帰った後に言われたことをそのまま伝えました。

すると父から無言でゲンコツが飛んできました
私はなぜ怒られたのか分からず大泣きです
それ以降、家に友達を連れてくるのは禁止になりました。

また、小学5年生くらいのとき別のクラスに転校生が入ってきて
メガネをかけていたからか?「メガネさん」呼ばれていました。

その子と私のうちは比較的近く、前の方を歩いているのを見かけたので
一緒に帰ろうと思い「メガネさーん」と呼びました。
そしたら「どうしてそんな呼び方をするのか」と怒られました

当然ですが、嫌だったんですねぇ。

子どもって無邪気に残酷ですから、
悪気なしにひどいことを言ってしまうことがある。
親が教えてあげるべきだと思ったのです。

当時はまだ、長男がADHDだという認識はありませんでしたが、
良いタイミングで話せたようで、長男は私の話に耳を傾けていました。

そして小学校に入ってからも人の容姿を口しませんでした。
誰と口喧嘩をしても見た目の悪口は言わない子になりました。
まぁもともと口喧嘩は「うざい、うるさい、ムカつく」の3パターンしかないですが

中学2年生になった今でも、テレビ観てて出てきた芸人を、私が「変な顔~」と言ったら
「そういうことを言うのは良くない」と注意してきます。
芸能人は別にいいじゃないと思うのですが長男いわくNGであると…

適当いい加減が持ち味である長男ですが、
私の教えたことが、しっかり心に根付いてると感じました。

ADHD児はなら尚更、空気というものを一切読めませんから、
本当悪気なく他人のウィークポイントを指摘することがあると思います。
でもタイミングを見計らって、親が話せばしっかり受け取ることができるんですね。

次男にも、もう少し大きくなったら話そうと思ってます。

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