北の丸公園~皇居東御苑~二重橋をお花見(
詳しくはこちら)しながらお散歩
楠正成像を見つつ、日比谷公園へ移動
日比谷公園では、桜の下でのお花見宴会が盛り上がっていました
私達は、歩き疲れたので日比谷公園内にある『
松本楼』でお茶する事に
テラス席で、"モボとモガの珈琲ゼリー"とレモンティーを
(上写真)
ちなみに、"モボ&モガ"とは「モダン・ボーイ」「モダン・ガール」の略語で、
大正末期~昭和初期頃の斬新なファッションや髪型をしたオシャレな若者を示す言葉です。
メニューの案内によると、
「プリプリのコーヒーゼリーとふわふわのコーヒーゼリーをあわせ、ホイップ
クリームで飾ったお洒落なスイーツ。松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む
のがモボとモガのハイカラな習慣でした。」
珈琲ゼリーは三層になっており、ホイップクリーム、ムースの様な食感のコーヒーゼリー、一番下は固めのコーヒーゼリー
上部の滑らかな食感のクリームと、苦みのあるコーヒーゼリーが絶妙で、とても美味しかったです
テラス席では、日比谷公園の自然豊かさゆえに色んな小動物が見られます。
すずめが、テーブルにまで降りてきて友のタルトのかけらを啄んでいました(笑)
松本楼は初めて中に入ったのですが、"孫文"とのゆかりもある歴史深いお店であるにもかかわらず、
一階の洋食店の方は、とても手頃なお値段で美味しそう
次回は、是非、モボ・モガも味わったカレーを食べてみたいです
それから再び、日比谷公園内を散策
日比谷公会堂の前を通りかかると…
開設80周年記念事業として、ずっと部外者立ち入り禁止だった1階の元正面玄関ホールを開放し、
喫茶店『
アーカイブカフェ』が、期間限定(10月18日)でオープンとの事
手荷物を預かっていたクロークはカウンター、備品の黄緑色の椅子を使い、
壁には「前売券売場」と刻まれた文字が残り、レトロ感たっぷりの落ち着くカフェ
店内には、海外大物音楽家の初来日公演や、NHK紅白歌合戦開催に関する往時のプログラムを展示。
こちらは、少年が起こした「浅沼稲次郎(あさぬま・いねじろう)刺殺事件」(1960年)の現場なのですね
昔の映像で、壇上で演説する浅沼氏に向かい突進する学生服姿の少年のシーンを見た事があります…
日比谷公会堂の存在自体が、歴史の保管場所『アーカイブカフェ』…ぴったりですね
↑は、昭和初期の味を再現した"ブレンド珈琲(激動の昭和)"(280円) 濃く苦みが強めかな
パンは、"日比谷のカフェパン (コーヒー、照り焼きチキン、ポテト)各180円です。
私は、"照り焼きチキン"を
温めて頂きます。
中華まんの様な柔らかな生地と、甘辛な味付のチキンにマヨネーズと絶妙でとても美味しかったです
歴史深い"日比谷"
桜を見つつ、少しだけタイムスリップしてゆっくりした時間を過ごせて大満足でした