現在、渋谷・ユーロスペースにてテオ・アンゲロプロス監督作品が特集上映中
1998年カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『永遠と一日』を鑑賞しました
(あらすじ)
ギリシアの港町テッサロニキを舞台に、詩人の最期の一日と難民の子供との出会いの「人生の旅の一日」の中で現在と過去と未来、現実と旅と夢を描いた作品
(Wikipediaより)
印象的なシーンは、主人公が家族・親戚との旅行を回想している、国境の金網にしがみついている人間達、
少年の死を弔っている、バスの中での様子…でした。
孤独な老人と少年、少年の泣いている様な笑顔が悲しみを誘いますが、
当初は頑なであった老人が、心を開いていき、
一緒にバスに乗り、通路を挟んで座り笑顔で音楽鑑賞する姿が、
ずっと後ろ向きで悲しい顔をしていた二人が見せた、本当の笑顔だったと思います。
ゆっくりとしたカメラワーク、計算された配置、映像の一つ一つが絵画のよう
くすんだ色合いや、濃淡のはっきりした美しい色にも目を奪われました
劇中に出てくる"詩"も素敵で、難解な部分も有りましたが、ラストの言葉が一番良かったです。
本当は深~い意味が秘められていると思いますが、自分の頭の中では処理しきれなくて
こんなざっくりな事しか言えませんが、本当に心に残る映画でした
1998年カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『永遠と一日』を鑑賞しました
(あらすじ)
ギリシアの港町テッサロニキを舞台に、詩人の最期の一日と難民の子供との出会いの「人生の旅の一日」の中で現在と過去と未来、現実と旅と夢を描いた作品
(Wikipediaより)
印象的なシーンは、主人公が家族・親戚との旅行を回想している、国境の金網にしがみついている人間達、
少年の死を弔っている、バスの中での様子…でした。
孤独な老人と少年、少年の泣いている様な笑顔が悲しみを誘いますが、
当初は頑なであった老人が、心を開いていき、
一緒にバスに乗り、通路を挟んで座り笑顔で音楽鑑賞する姿が、
ずっと後ろ向きで悲しい顔をしていた二人が見せた、本当の笑顔だったと思います。
ゆっくりとしたカメラワーク、計算された配置、映像の一つ一つが絵画のよう
くすんだ色合いや、濃淡のはっきりした美しい色にも目を奪われました
劇中に出てくる"詩"も素敵で、難解な部分も有りましたが、ラストの言葉が一番良かったです。
本当は深~い意味が秘められていると思いますが、自分の頭の中では処理しきれなくて
こんなざっくりな事しか言えませんが、本当に心に残る映画でした