すきやばし 次郎

♪あなたを信じてる あなたを愛してる　心が透き通る 今日の日が記念日
明日を信じてる あなたがそばにいる　ありふれた朝でも 私には記念日
あなたを信じてる 瞳を見上げてる　ひとり残されても あなたを思ってる
青春を渡って あなたとここにいる　遠い列車に乗る 今日の日が記念日♪

ANNIVERSARY～ユーミン・・あれ　　この歌切ないですね

今月は、ANNIVERSARYな月です　


土曜日、友人の引率のもと「すきやばし次郎」へお寿司を食べに行ってきました。
友人は3回目、私は初めてだったので友から予習して行きました（笑）


カウンター席で、目の前で二郎さんにお寿司を握って頂きました。

以前、読売新聞の連載で、7歳の頃に丁稚奉公に出された話から
銀座にお店を持ち現在に至る話まで読みました。

もう、二郎さんに握って頂くお寿司・・・尊いです。

　　　　　　　　　　　　　　　
かれい
すみいか
しまあじ
あかみ
ちゅうとろ
おおとろ
こはだ
あわび
あじ
くるまえび

とりがい
かつお
はまぐり
あかがい
しゃこ
うに
こばしら
いくら
あなご
たまご


友から、お寿司が置かれた瞬間が一番美味しいと聞いていたので、
お寿司が置かれると食べる。もぐもぐと、全ての感覚を使って味わいました。
言葉をつかさどる能力まで味わう事に集中させたので、
「美味しい！」とかリアクション無しで食べ続けました（笑）

本当は、頭の中で「酢飯フワフワで丸い～少し酸味強いなぁ～あかみ、ちゅうとろ、おおとろ・・美味しさの階段登ってる～
あわび厚い～くるまえび人肌の温かさで厚い～かつお燻してあって鼻に香りが抜ける～はまぐりたれが甘い～とか、
うにと海苔と酢飯が溶ける～いくらが固くてぷちぷちで海苔と酢飯で混ざり合う～
それぞれのねたに対して量や温度が変えてあるなぁ～たまごがチーズケーキみたい～」等、
色々とリアクションしてたんですけど（笑）
とにかく、美味しくて胸いっぱいでした。

友によると、素晴らしい食材を、今日この日の食べる瞬間に一番美味しく食べられる様に完璧に計算されて仕込みをしているとの事で、
美味しいのは当たり前な事だと思いました。

たまごの後に、巻き物（かんぴょうとおぼろ）も頂きました。

禎一さん（息子さん）が、私に向かって「本当は、鉄火巻きも巻こうと思ったけど、お腹苦しいでしょ。巻き物からペースが落ちたから」と言われた時は、驚きました。
ばれていたか～（笑）見ていない様に見えて、食べる人の事を鋭く観察しているんですね。内緒で、ラップに包んで頂きました。


美味しいのは当たり前なんですが、とにかく楽しかったです！
若輩者の私が言うのもなんですが、正直な感想をいうと
一つの事を極めている自信・余裕の中で、
その中に30分だけでも混ぜて頂いて、私自身もそのオーラを感じる事が出来て楽しかったです。
諭吉3枚程のお値段でしたが、こういった体験はお金では換えられない事ですね。

あと、行った事のある人にナビしてもらうのがいいと思いました。
予約等、色々手配してくれた友に感謝です。

追記　9月末に再訪しました。2回目です。その時の様子はこちら→★