まきた@VetEpi

酪農学園大学をベースに、発展途上国と日本の獣医疫学に取り組む獣医師のブログです。

その後の消息

2010-03-06 20:52:59 | 仕事
3月6日(土)。

アビジャンには、2月22日(月)に無事着きました。マリと違って海沿いなので、ガーナの首都アクラと同じようにむわっとする蒸し暑さ。空港から出て、スイス熱帯研究所へ。こちらの所長はトーゴ人で、かなりの切れ者です。学生の指導に追われ、というか本当に追っかけられた状態で最後まで教えていました。ナイロビにいた間に続けた毎週一回のフランス語講座が効を奏して、ずっとフランス語で教えることが出来ました。昨年は学生も自分もお互い理解出来ない程度のフランス語でしたが、今回は、問題なく仕事することが出来ました。25日(木)の帰りの空港でも、チェックインやレストランで、アジア人なのに上手にフランス語を話せるね、と褒めてもらえたので、さらに自信が付きました。またなんとか機会を作って続けたいと思います。ナイロビ着は26日(金)。

3月1日(月)はナイロビ大学で会議と学生指導。膨大で複雑なデータをどうやって管理すれば分からない、とパニくっている女学生に、急いでデータベースを作ってあげました。感謝されるのは嬉しいものですが、あまりに感情のこもった長い感謝で恥ずかしくなり、お腹も空いていたので、そそくさと帰りました。

3月3日から5日まではエチオピアへ。デブレゼイトという場所に始めていきました。ここには、アジスアババ大学の獣医学部があります。学部長は40代でとても若く、つくばに6ヶ月ほど研修に来ていたことがあるそうです。ここでも熱心な学生を相手に指導、分析を頑張りました。短時間でリスク分析が完成したので、達成感がありました。

そして8日早朝にタンザニアのモシへ。どんな旅になるでしょうか。楽しみだけどちょっと休みたい今日この頃です。