まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

まだまだ

2009年03月06日 | Weblog
お年寄りで階段の上り下りが困難な人がサッカーを見たいといった時
例えば、鹿島スタジアムなら「最前列(観客席より一段下がった、ピッチに一番近いところで)で車椅子での観戦」が出来る。
でも、ここには問題が。

簡単に云うと「車椅子をスタジアムに持ち込んでもらう」という条件がつく。
つまり、車椅子を持っていない、持っていかないと利用することが出来ないのだ。

これ、電話で確認して「えっ?」だった。
スタジアムには車椅子での観戦スペースはあるけれど、車椅子は置いていない。
だから試合を見たければ車椅子を持ってきてくれ!
そういうことなのだ。

これ、なんかおかしいよ。
車イスを持ってない、足の不自由な人がいる。
なら鹿島スタジアムを管理している会社が会社として車椅子をいくつか買って、足の不自由な人が来たら無料で貸し出すことをしてほしい。

せっかく、2009リーグから介助者1人分の入場料を無料にするのに
繰り返し書くが「現状は車椅子を持っていなくても、階段の上り下りが困難な人は車椅子を持ち込まないと車椅子での観戦スペースで観戦することが出来ない。なので、一般席で観戦!」ということ。

確かにエントランス周辺まではエレベーターで行くことは出来るが、そこから観客席までは階段がある。また場所によってはかなりの上り下りがあることになるのだ。これは大変なこと。

今回、問い合わせして分かったことは、まだまだスポーツが文化というものにはなっていないことだった。

これ、電話で鹿島アントラーズサイドにいろいろ言ったけれど、なんとかしてほしいよ。
こういった(足が不自由だけれどサッカーを観戦したい)人は1人ではないはずだから!