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六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

新時代の幕開け&四段掛け(五黄土星)(Ⅷ)

2020年11月22日 10時32分18秒 | 運命学+占星術

新時代の幕開けと題しておりますが、
まさに価値の転換が、今年からくっきりと現れてきております。
物質の時代から精神の時代と言っても良いでしょう。
また、
陰から陽への変換と言ってもいいと思います。
はっきり変わった!というのが、正直なところです。

そこで、
吾々もこれまで思っていても出来なかったことを、
今後もやらないのではなく、
これからは、見込みのなかったことができるようになる時代。
そう考えて、
未来に可能性を信じて、邁進していこうじゃないかと思うのです。

そこで、
本日は、五黄土星の方の運勢分析を行いたいと思います。
使用する盤は、これまでと同じです。

一番掛け、乾宮に座して九紫火星掛かり、火生土の大吉。
二番掛け、震宮に座して四緑木星掛かり、木剋土の大凶。
三番掛け、巽宮に座して六白金星掛かり、土生金の大吉。
四番掛け、坤宮に座して一白水星掛かり、土剋水の大凶。

こういう卦が出ましたね。
これをどう見るかということですが、
時刻盤をよく見ていただきたいのです。
五黄土星は乾宮に入っています。
そして、六白金星は兌宮に、七赤金星は艮宮、
八白土星は離宮、九紫火星は坎宮に、
坤宮には一白水星が、震宮には二黒土星、
三碧木星は巽宮に入って、暗剣殺となっております。

すると、三碧木星が五黄土星の暗剣となると、
やはり、遠方におけるトラブルの発生が予想されますね。
そのトラブルは、乾宮ですから、法律関係、証券・株、
目上の問題、先祖、官庁など。

そういう方面でのトラブルと見れるわけです。
坎宮に九紫火星の名声・評価などが落ち込んでいますからね。
下手をすると、
日盤掛けでは五黄土星が九紫火星に暗剣と冲していますから、
刑罰の問題も出て来るわけです。
そういうことを見据えて、
一番掛けの内容を見ていくのです。

すると、
「自分の力以上のことを仕出かして困難するか、
また出費のみ多くして、そのこと成就しないのである。」
「他人の忠言を拒んで失敗する。」
そういうことが出てきます。

二番掛けに、「利欲に目がくらんで大きな損失を招く」
これではっきりとわかりましたね。
四緑には、生霊の意味合いもありますから、
何か関係があるのかもしれませんね。

三番掛け、巽宮に六白金星が掛かると、
「女難、または酒色のために散財多し。」
「盗難あるいは詐欺、遺失物に注意」

四番掛け、結論として、
「金銭問題、また官辺の心配ごとあり。」
坤宮には、「世話事、身内、親戚、親友等、内部人事の心配、
口舌粉叫、談判事はかどらず。また、言葉に逆らいて理屈多し」
そういう意味合いがあります。

そこで、どうするか?
うーん、この人は救いようがないですねえ。
なんて言ってはいけない。

打開の方法として、
まず、現在の状態をあらわす日盤に、
坤宮に四緑掛かって、「風地観」の卦がでております。
これは《観》は観察の観です。
「問題の奥底までよくよく見ること。物事の本質を見抜く。」
その作業を行うのです。
慌てず焦らず、落ち着いて、問題の本質を見抜くことです。
そして、
何が問題なのか、おもむろに対策を練る。

女の妨害あり?
ただし、掛け合い事には勝つこと有り!
そういう面から、
弁護士を仲介して、
押してみると、効果を上げるかもしれません。

まあ、五黄土星だけあって、
なかなか問題がややこしいです。

         (つづく)

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新時代の幕開け&四段掛け(Ⅴ)

2020年11月21日 11時27分37秒 | 運命学+占星術

さあ、いよいよ二黒土星の方の四段掛けに移りましょう。
まず、一番掛け、二黒土星が震宮に座して六白金星掛かり、土生金の大吉。
二番掛け、 〃 が離宮に座して一白水星掛かり、土剋水の大凶。
三番掛け、 〃 が坎宮に座して三碧木星掛かり、木剋土の大凶。
四番掛け、 〃 が艮宮に座して七赤金星掛かり、土生金の大吉。

ざっとこうなりますね。
で、年運としては、坎宮に座しておりますから、
困難と困窮の年廻りということで、
いろいろと悩み事が起きても、なんらおかしくはないと言えるでしょう。

一番掛けは、震宮に六白金星が掛かると、
「諸事、急速に事を運ぼうとして、無理をし、困難する。」
「諸事しばしば動きて零落する。」
「諸事、無理をせず、自然の成り行きに任せてよい結果を得る」

こんな感じの暗示がでましたね。
震宮は「新規企画、心願望みごとの場、名誉上がることとす、人の世話にて損失在り)
そういう場だとされております。

では、目的はどういうことなのでしょうか?
三碧木星は電話だと見ても良いのです。
その三碧木星には対中に五黄土星が入って、暗剣殺となっております。

ですから、
電話をして、目的の相手に繋がらないという状況ではないでしょうか。
それが至急に急ぎの電話となっているのに、相手に繋がらないので、
急いで事を運ぼうとして、困難するという状況なのでしょう。

他にも、時刻盤を見ると、乾宮に五黄土星、兌宮には六白金星、艮宮には七赤金星、
離宮に八白土星、坎宮に九紫火星、坤宮に一白水星、巽宮に三碧木星が掛かってきている。
それらを一つ一つ分析することなのです。
それが、

この問題の中身を知るポイントなのです。

次に、日盤を見てみます。
七赤金星中宮の日のポイントは、どこにあるのか?
それも、
時刻盤と同様、各宮に入っている星の分析が重要なのです。
七赤金星は、金銭、食べる、笑う、口論、おしゃべり、色情、社交、華やか、散財、
手術、剣難、などを意味します。

さて、本日の目的は何でしょうか?
この日は、「再出発の運気」が働いているようです。
易の卦では、《水火既済》。“万事すでに成る”
ですから、もうこれまでに出来上がっていることを示しているのです。
そこで、新たな出発となるのでしょう。

そこで、新規の事業などに関しての問題だと見る。
ですから、前回において伝えたかったことなど、
また、
うまくいかなかった依頼事や交渉事についてではないか?
それが、離宮に一白水星の暗示となっている。

この方には、近親に行方不明の人がいるようです。
そのご先祖が霊的に障っていて、この方の病気の元になっている。
そういう暗示があります。

この方には、強い肉体障害の運命の星があって、
脳の障害と合わさって脳梗塞とか脳卒中の警告が出ているのです。
そのことを無意識の心が本人に知らせているのが感じられるのです。

それが日盤に出ているように思われますね。
三番掛けにも、それが表れているように思われます。

そして結論を表す四番掛け。
月盤には、時期を見て再度交渉するように出ていますので、
今回の依頼事などは上手くいかない可能性があります。
ですから、再度チャレンジすることが大事だということになります。

結論を表す四番掛けに、「近親に剣難の者、あるいは行方不明の者あり!」
と出ていますから、これはもう間違いないでしょう。

この方の問題を解決するには、
ご先祖の中に成仏されていない方がおられるわけです。
その方をまず探し出して、成仏させることが、
この方の未来の運命を好転させる一番のポイントとなるでしょう。

★これが答えとなります。
実にてきめんの開運法ではないですか。
もう一つの見方として、
この人は事故に遭ったのだと推理できます。
そして、足首を怪我したのです。なかなか良くならないので、医者を替えると良いのではないか?というアドバイスが出ています。
最後に、剣難が出ていますから間違いないでしょう。
どちらにしても、
この人は『肉体障害の因縁』が強そうですから、
その因縁を切らないといけないことが暗示されているのですね。













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新時代の幕開け&四段掛け(Ⅳ)

2020年11月21日 08時26分26秒 | 運命学+占星術

さて、
次は、本命星=一白水星の方の、今後の動向について。
これを見ていこうと思います。

四つの盤は前回のモノを使います。
それでは参りましょう。
一番掛け、一白水星が坤宮に座して五黄土星掛かり、土剋水の大凶。
二番掛け、 〃 が艮宮に座して九紫火星掛かり、水剋火の大凶。
三番掛け、 〃 が離宮に座して二黒土星掛かり、土剋水の大凶。
四番掛け、 〃 が兌宮に座して六白金星掛かり、金生水の大吉。

こういう卦が出ました。
で、一白水星の問題点は何でしょうか?
坤宮に入っているので、
坤宮の象意または特徴を見るのが良いでしょう。

坤宮は二黒土星の星の特徴を持った宮です。
すると、
労働・職業・住処・妻・老婆・腹部などの暗示を持つことになります。
で、一番掛けの掛けの秘伝を見ると、
坤宮に五黄土星が掛かるのは、「当時、運気大いに衰え、
住所・業務の煩悶あり。」
あるいは、「決断力に乏しく、気迷い多く、親戚・友人のために損失を受ける。」
「目先の小さな利益にのみ気を取られ、大利に暗い。俗にいう、一文を惜しんで百文の損を招く」
「また、怯懦のためにチャンスを失う。」

さらには、環境が悪いとか、腹部の病気、先祖からの悪影響、
組織だったら、腐敗などの暗示もありますね。
そういうことも考えられます。

ざっとこういう暗示が出て来るわけです。

そこで、
この一白水星の人の今年の運勢を見てみることにしましょう。
今年は六白金星中宮に回ってきて、一白水星は離宮に廻座しております。
離宮は、九紫火星の星の特徴を持っておりますから、
火のように華やかで、最後にパッと燃え上がって、消えてしまう。
まるで、新聞紙を燃やしたように、サーっと燃え上がると、
きれいに消えてしまうのです。

ですから、名声や評価など、それまで培っていた実力などが、
ここで現れるということもありますが、
反対に、
それまで隠れていた良くないことは、
またぱーっと暴露されることもあるわけです。

スキャンダルがそうですよね。
運勢も最後にパーッと派手に燃え上がって、
一気に終わってしまうのも離宮の特徴です。
精神的なものの評価に対して、
物質的なものには離れていきやすいのが特徴です。

そして、次に来るのは困難と困窮の宮、坎宮です。
そして、また一から始まるわけですね。
そういう流れを持っているわけです。

そして、
この人の二番掛けは、艮宮に座して九紫火星掛かり、水剋火の大凶。
艮宮の特徴は、変化です。
住所・業務の悩み、動き、諸事変更、渋滞、目的七・八分にて滞る。

こういう状態に陥りやすいというのです。
艮宮に九紫火星が掛かるのは、
「大きなことを企てて失敗し、身分下がりたる人なり。
気に落ち着きなく、家族仲円満ならず、心の寂しい人である。」
易の卦では《火山旅》の名前が出ます。
孤独の旅というような情景ですね。
それも大凶ですから、悪い面が強く出やすいと見る。

こんな状態が見えてくるわけです。
では、三番掛けとなると、
離宮に二黒土星が掛かって、
「自分の力量以上のことを企てたか、あるいはあまり派手にしすぎて困難しているのである」
「他人に悪評立てられること有り」
または、二黒土星の象意のものから離れるとか・・・。
易の卦は《地火明夷》。“艱難、汝を玉にす!”
または、愚を装うとかの意味が出てくるのです。

ここまでが大凶運ですね。
そして、最後の四番掛け。
これが大吉となっているのが救いですね。

兌宮の特徴としては、
「金談、掛け合い事、世間の噂、誹謗中傷、色情の悩み、」
そして、六白金星は、神・仏、君主、祖先、品物としては高級品、資本家、
裁判、官庁、供養、社長、父親、等。
ですから、目上の人の引き立てがあるようですね。
兌宮に六白金星が掛かると、
「願望ははじめ驚くようなことがあるが、辛抱強く柔和に、根気強く交渉すれば、
のちによろこびあり。」
という結末が期待できるわけですね。

しかし、
四段掛けの占い結果がでたからといって、
行動しなければ何も実らせることははできないし、
誰かが勝手にやってくれるわけでもないのですからね。。
すべては、
自己の努力の結果であることを忘れないようにということですね。

最後に、
一家離散の衰退運が出ておりますから、
その根本原因解決しないで、この問題を一時的にしても、
再び問題は浮上するのだということですね。
だから、根本原因をよく調べることが大事なのです。
すると、
兌宮に六白金星の暗示は、
先祖の供養によって先祖が喜ぶ、
という情景が浮かんでくるのではないでしょうか?
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【続】新時代の幕開け&四段掛け(Ⅱ)

2020年11月20日 00時35分23秒 | 運命学+占星術
四段掛けの宿題について、
さてみなさん、解かれてみていかがでしょうか?


今回の四段掛けは、
かなり想定内の占断となったのではないでしょうか?
さっそく具体的な占断を行ってみましょうね。

本命星=六白金星
占 意=今後の動向について。
こういうことですので、
1、兌宮に座して一白水星掛かり、金生水の大吉。
2、巽宮に座して五黄土星掛かり、土生金の大吉。
3、中宮に座して七赤金星掛かり、金・金の中吉。
4、震宮に座して二黒土星掛かり、土生金の大吉。

良いんじゃないですか、
これだけ大吉が連続すると、もう心配はないですね。
これだけ順調に出ると、
占断する人にとっては、あまり面白くないかも(?)
もっと劇的な内容になってほしいなあ、なんて・・・・。

それで、
これを各段ごとに書き出してみましょう。
まず、一番掛け。
これは現在までの過去の状況が出ているわけですね。
兌宮に一白水星が掛かるのは・・・。
さあ、
これをどう解いていくか?

(つづく)







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卍(まんじ)の秘密

2020年11月13日 22時36分09秒 | 運命学+占星術
というわけで、
今回は『末世成仏本尊経講義』から、
ポイントになる部分があります。
それを抜き出して、
成仏についてのワンポイントレッスンにしたい
と考えています。

本の中の49ページに、
「一体、成仏とはなんなのか?」
そういう書き出しで、師は述べておられます。
「バッタチャリヤ博士は、涅槃について、
仏陀は不思議な沈黙を守っていたという。」

そうお話されています。
つづけて、
「さて涅槃である。
私が考えるのに、Vata(風)は輪廻をあらわしたものであり、
さらに、
輪廻の原動力である業(カルマ)をあらわしたものなのである。
これをnir(止・滅)するのである。
この、業からの脱出、輪廻の止滅が、nirvana(風の止滅)なのである。」

「L・ワトソンが、彼のもっとも新しい著書の中で述べている、
風に関する意見は、
私のこの考えの正しいことを立証しているように思われる。」

「古代において、あらゆる民族を通じ、
風は、生命、霊を意味していたと、彼は述べている。」
「ラテン語に(風)と(霊)の双方を表わすアニマanimaという語根があるが、
そこには傾聴すべき叡智が含まれている。」

「アニマから「魂」を表すアニムスanimus,
「息」を吹き込むという意味のアニマ―レanimareなどの語が生まれ、
ついには英語のanimalにまで来ている。」

「(息をするspirare)という語根からは、(霊魂spirit,) (熱望するaspire)
さらには、(霊感,鼓舞inspiration)という語が発生している。」

おおかたの言語には、
生命と息と霊とは空気と一体のものである。
そして、
風こそそうしたものの神である、
という暗示を含んだ民族それぞれの表現があり、
そこには考え方の上で似たような螺旋構造がある。
(L・ワトソン『風の風物詩』)

「さらに、ワトソンによると、古代の記号である卍(スワスティカ)
は誰でも知っているように、仏教の象徴であるが、
それは同時に、
東西南北の風の象徴であるという。

「スワスティカの語源はサンスクリット語で善をあらわす(ス)、
存在を表す(アティ)、それに名詞を作る後置詞(カ)で、
合わせて「それが運命」という意味になる。」

「起源はアーリアにあるらしいが、
早くも青銅器時代には確かに使われていた。」

「インド文明の原点であるアーリアにおいて、
「運命」という意味を表す“スワスティカ”が、
同時に、風を意味するものであるとしたら、
風を止滅するという意味のニルバーナnirbanaは、
運命を止滅する、という概念をあらわすものであり、
運命の原動力である業(カルマ)からの脱出をあらわす宗教語として
考えるべきではないだろうか?」

そして、
「ニルバーナという概念は、仏教のみでなく、
当時のインドの主な宗教が、こぞってその目標とし、
究極の理想としたものである。」

「例えば、ジャイナ教がそうである。
ニルバーナという言葉の中に、
炎や火焔を意味するものは何もないにも関わらず、
焔を吹き消した状態として、古来、解釈されてきたのは、
まことに奇妙なはなしといわねばならない。」

ニルバーナとは、そんな空漠なものではないのである。
釈尊が説かれたニルバーナというのは、
そんなわけのわからないものではなく、
「輪廻からの脱出」なのである。

★その輪廻は業によるものであり、その業からの解脱がニルバーナなのである。
仏教の開祖ゴータマ・ブッダも、ジャイナ教の開祖マハーヴィラも、
そんなわけのわからないものを、命がけで求めたのではなく、
「業」と「因縁」からの脱出を、その宗教の究極の理想として、
必死に求めたのである。

そう述べられている。
現在の仏教が、かくも本来の姿からかけ離れてしまったのは、
初期大乗のナーガルージュナから始まった
「涅槃」の解釈を間違えたのが始まりである。
彼は涅槃を「空」と解釈した。

それに飛びついたのが、初期大乗の連中であるが、
その空を、いまだに後生大事に抱えているのが、
今の日本の仏教教団であり、
各宗旨・宗派の仏教なのであるという事実。

これを私たちは、しっかりと頭に刻み込まなければならない。
本来有りもしない架空の「成仏」に振り回されている仏教という宗教。
それを私たちは、
本当の宗教を取り戻すことが重要だ。

すべてはこういうことなのである。
本末顛倒で、頭の中はいっぱいなのである。
嘘を信じさせられて、私たちは日々を生かされている。
真実に目覚めなければならない。
本当の人生を生きたいのであれば、だ。
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