六枚目のコイン

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新時代の幕開け&四段掛け(Ⅳ)

2020年11月21日 08時26分26秒 | 運命学+占星術

さて、
次は、本命星=一白水星の方の、今後の動向について。
これを見ていこうと思います。

四つの盤は前回のモノを使います。
それでは参りましょう。
一番掛け、一白水星が坤宮に座して五黄土星掛かり、土剋水の大凶。
二番掛け、 〃 が艮宮に座して九紫火星掛かり、水剋火の大凶。
三番掛け、 〃 が離宮に座して二黒土星掛かり、土剋水の大凶。
四番掛け、 〃 が兌宮に座して六白金星掛かり、金生水の大吉。

こういう卦が出ました。
で、一白水星の問題点は何でしょうか?
坤宮に入っているので、
坤宮の象意または特徴を見るのが良いでしょう。

坤宮は二黒土星の星の特徴を持った宮です。
すると、
労働・職業・住処・妻・老婆・腹部などの暗示を持つことになります。
で、一番掛けの掛けの秘伝を見ると、
坤宮に五黄土星が掛かるのは、「当時、運気大いに衰え、
住所・業務の煩悶あり。」
あるいは、「決断力に乏しく、気迷い多く、親戚・友人のために損失を受ける。」
「目先の小さな利益にのみ気を取られ、大利に暗い。俗にいう、一文を惜しんで百文の損を招く」
「また、怯懦のためにチャンスを失う。」

さらには、環境が悪いとか、腹部の病気、先祖からの悪影響、
組織だったら、腐敗などの暗示もありますね。
そういうことも考えられます。

ざっとこういう暗示が出て来るわけです。

そこで、
この一白水星の人の今年の運勢を見てみることにしましょう。
今年は六白金星中宮に回ってきて、一白水星は離宮に廻座しております。
離宮は、九紫火星の星の特徴を持っておりますから、
火のように華やかで、最後にパッと燃え上がって、消えてしまう。
まるで、新聞紙を燃やしたように、サーっと燃え上がると、
きれいに消えてしまうのです。

ですから、名声や評価など、それまで培っていた実力などが、
ここで現れるということもありますが、
反対に、
それまで隠れていた良くないことは、
またぱーっと暴露されることもあるわけです。

スキャンダルがそうですよね。
運勢も最後にパーッと派手に燃え上がって、
一気に終わってしまうのも離宮の特徴です。
精神的なものの評価に対して、
物質的なものには離れていきやすいのが特徴です。

そして、次に来るのは困難と困窮の宮、坎宮です。
そして、また一から始まるわけですね。
そういう流れを持っているわけです。

そして、
この人の二番掛けは、艮宮に座して九紫火星掛かり、水剋火の大凶。
艮宮の特徴は、変化です。
住所・業務の悩み、動き、諸事変更、渋滞、目的七・八分にて滞る。

こういう状態に陥りやすいというのです。
艮宮に九紫火星が掛かるのは、
「大きなことを企てて失敗し、身分下がりたる人なり。
気に落ち着きなく、家族仲円満ならず、心の寂しい人である。」
易の卦では《火山旅》の名前が出ます。
孤独の旅というような情景ですね。
それも大凶ですから、悪い面が強く出やすいと見る。

こんな状態が見えてくるわけです。
では、三番掛けとなると、
離宮に二黒土星が掛かって、
「自分の力量以上のことを企てたか、あるいはあまり派手にしすぎて困難しているのである」
「他人に悪評立てられること有り」
または、二黒土星の象意のものから離れるとか・・・。
易の卦は《地火明夷》。“艱難、汝を玉にす!”
または、愚を装うとかの意味が出てくるのです。

ここまでが大凶運ですね。
そして、最後の四番掛け。
これが大吉となっているのが救いですね。

兌宮の特徴としては、
「金談、掛け合い事、世間の噂、誹謗中傷、色情の悩み、」
そして、六白金星は、神・仏、君主、祖先、品物としては高級品、資本家、
裁判、官庁、供養、社長、父親、等。
ですから、目上の人の引き立てがあるようですね。
兌宮に六白金星が掛かると、
「願望ははじめ驚くようなことがあるが、辛抱強く柔和に、根気強く交渉すれば、
のちによろこびあり。」
という結末が期待できるわけですね。

しかし、
四段掛けの占い結果がでたからといって、
行動しなければ何も実らせることははできないし、
誰かが勝手にやってくれるわけでもないのですからね。。
すべては、
自己の努力の結果であることを忘れないようにということですね。

最後に、
一家離散の衰退運が出ておりますから、
その根本原因解決しないで、この問題を一時的にしても、
再び問題は浮上するのだということですね。
だから、根本原因をよく調べることが大事なのです。
すると、
兌宮に六白金星の暗示は、
先祖の供養によって先祖が喜ぶ、
という情景が浮かんでくるのではないでしょうか?

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