玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

賢者か否か

2009-11-06 20:47:41 | 海外ニュース
4日ワシントンのWillard Hotelで開かれた”“Advancing the Global Debate over Climate Change Policy”でのチェコ、クラウス大統領のスピ-チがすばらしい。(1)

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招待いただきありがとうございます。また、この政治的に過ちをしないよう見直しが必要な重要な時期にこうした集まりを開いていただいたことに敬意を表します。

私たちは、コペンハーゲンでの気候変動サミットの1カ月前であり、またCap-and-Trade法案の上院での公聴会の数週前にここに集まりました。このような理由から、今日の会議は学術的な議論が必要な議題であるにもかかわらず、学術会議ではありません。科学的にも経済や政治的にもコンセンサスが存在しないのです。

私は以前コペンハーゲンの国連サミットに出席しました。それは95年の、そうソーシャルサミットと呼ばれるものです。その時、米国の副大統領アル・ゴア氏も出席していました、そう今年のサミットにも出席されるとおもいますが。当時、私はチェコ共和国の首相として出席したのですが、今年は出席する気もありません。というのも、私は会議の結論にどのような影響を与えることも無いでしょうし、また聞くべき内容もないからです。

・・ 中略

米国、そして私のチェコも同じように現実に多くの問題に直面しています。その現実の問題を解決するのを放り出して、存在しない温暖化問題を解決する必要がどこにあるでしょう?私は、温度やCO2が解決しなければならない現実の問題とは思いません。それより新たなユートピア、地球の輝ける未来の方がもっと問題ではないでしょうか。私たちは今二つの選択肢があります。二酸化炭素を制限することによる救済か、また、自由な拘束されない人間活動、生産、勤勉による繁栄か。私は後者を選びます。

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賢者か、はたまた、詐欺にひっかかるお調子者のマヌケ指導者か12月に分かるでしょう。



参照
1) Václav Klaus: ‘Largest tax increase in world history’