ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

そうだ、正倉院展に行かなくっちゃ!

2012年11月11日 | Weblog
先週、急に思い出したんだけれども、
私は、正倉院展を見に行くことが夢だったんですよ。
正倉院展の今年の目玉、青い瑠璃杯をテレビで見て、
思い出しました。
そしたら、展示期間が12日まで。
宿泊付きの飛行機の申し込みは10日前までで、
航空会社の宿泊セットでは奈良のホテルも飛行機も取れないし。
でも、これを逃したら、多分この瑠璃杯を拝むことはできない…。

どうにか、金曜日の夕方の便に大阪泊で手配できたので、
行ってきましたよ。奈良。
高校の修学旅行と、就職した後に友人と。
今回で3回目の奈良になります。

10日土曜日朝、私にしては早めの行動で奈良行き。
近鉄奈良駅で正倉院展のチケット販売していて、
その時点で入場75分待ちとの表示が。

いや。込むとは予想していましたが。
朝の段階で、入場だけで75分…。

事前に、夕方の方が若干込み具合がゆるむという情報を得ていたので、
ここまで来たら、阿修羅様にお目にかからなくては、と、
先に興福寺に行き、まだ夕方にならないので、春日神社に行き。

そして、満を持して、奈良国立博物館へ!

入場は15分でできました!
しかしそれでも中はとんでもない込み具合で、
お目当ての瑠璃杯を見るために、展示室の中で!
30分列に並びました。

美しかったよ~~
でも、今夜家に帰ったら、NHKの日曜美術館で件の正倉院展の特集をやっていて、
実物を見るより、はっきりくっきり、テレビの方が見えるのね…。

でも、例えば、双六盤やら琵琶の装飾やら、
実物を見たから、映像で見る細工の細かさがとんでもないことだと実感できました。
迦陵頻迦(かりょうびんが)とか、ほんっとに小さくて、よく見えなくて、
テレビで見たら、その小さい中に、羽とか足とか顔とか、
細かく細かく細工が施してあるんですよ。
びっくりした~~
これはやはり実物を見たからこそわかる。
そして、たまたま立ち寄った春日神社の方で、
螺鈿細工の再現を人間国宝の方が試みられたという展覧会があっていて、
いかに当時の技術が優れていたのかを改めて知る思いでした。

今回、ついでに正倉院自体も見たいと思っていたのでしたが、
整備工事中と聞いて、断念。
そうか。では、4回目の奈良行きを企画しなきゃという事ですね。
平日だったら少しは空いているかなあ。
平日に休みを取れる身になりたいもんだわ。
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