ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

不眠症

2006年05月25日 | 健康

今ではもう大した事ないんですが、以前はとっても辛かった、不眠症。

どの程度だったかというと、まず、寝付けない。
目が冴えているというよりも、眠くてきつくて仕方がないのに、寝入ろうとすると、急激な落下感が襲ってきて、全身が一瞬痙攣して目が覚めてしまう。これを繰り返す。その度に心臓バクバク。この状態が、大体2,3時間。
で、やっと眠ったと思ったら、もう、数分間隔で目が覚める。何十回も目が覚めるので、一回数えようかと思いましたが、30回ぐらいで飽きたので、やめました。多分、寝返りを打つたびに目がさめていたんだと思います。
で、早朝、一旦目が覚めます。何回か、そのまま起きて一日過ごせば、寝付けるのではないかと思ってトライしましたが、一向に寝付けず、疲れが増すばかりだったので、やめました。
睡眠の質が悪い分、時間だけは確保しなくてはと思い、ぎりぎりまで寝ていました。明け方の1時間ぐらいが一番よく眠れていたような気がします。
こんな状態が数年間続きました。
帰り道では40分ぐらいの運転でももたず、居眠り運転の常習犯。必ず途中でコンビニの駐車場などで仮眠を取らないと、帰れない状態でした。
「そんなところで寝たりするから、夜眠れなくなるのよ」
と職場の方から言われたりもしましたが、
「ここで寝ていなかったら、絶対私は事故死する」
と思いましたよ。
当時、睡眠障害という言葉も知らず、ただ単に、
「何でこんなに眠り方が下手なんだろう」
と不思議に思うくらいでした。

まったく別のことで、病院の先生に相談していたところ、睡眠障害だろうということで、お薬を処方してもらい、以前のような状態からは脱することができました。
今では、睡眠の質自体はいいとは言い難いものの、本当に楽になりました。
調べてみると、睡眠障害って、意外なほどポピュラーな病気だったんですね。
コチラは睡眠障害についてのサイトの一つ。)

以前と一番違うところは、
「今日も眠れなかったらどうしよう」
と不安だったのが、
「ちょっとくらい、眠れなくっても大丈夫」
と思えるようになったこと。
それに、睡眠障害も悪いことばかりではありません。
夜行バスや海外旅行の長時間の飛行で、「寝付けなかった」なんて不平は全く出ません。
だって、それが日常だから。なれてるもん。オイ

でも、全快とは行かなくても、ホントに楽になりました。
居眠り運転は相変わらずですが、職場の近くに引っ越したことで、取り敢えず、問題なし。
とっても辛い方には、受診を真剣におススメします。
楽になりますよ~。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする