アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

MJQ(Concert in Japan '66)

2015年12月06日 23時53分32秒 | ジャズ




今宵の一枚はMJQのConcert in Japan'66、録音は1966年3月14日厚生年金ホール。レーベルはAtlantic。MJQは何故か20代によく聴いた。jazzにおけるensembleとは、という問いへの模範解答にひとつがMJQに他ならない。とにかく完璧な演奏である。classic的とか baroque的デJazzにあらず、と批判する人がいるが間違いである。たしかにClassic的な要素はあるものの、まごうことなきJazzである。Milt Jacksonのファンキーな演奏がJazzでないわけがない。John LewsはたしかにCLASSICのClassic好みは彼の演奏やグループの随所に散見されるが、それはそれでよいスパイスではないだろうか。Percy HeathノbassやConnie Kayのdrumsも熱くないわけがない。リリカルでクールだが熱いJazz Spiritsあってこそである。

モノーラル録音ながら驚くほど音が鮮明。とりわけMilt Jacksonのvibが鮮烈で耳にキーンと響く。CDPからPowerAmpダイレクト接続となり一聴すると鮮明で立ち上がりの良さに驚くが聴き込むと、直截過ぎて一本調子の再生となることに気が付く。やはりPreAmpは必要ですな。



Disc1
1.Really True Blues

2.The Cylinder

3.Monterey Mist

4.Midsömmer

5.Summertime

6.Animal Dance

7.For Someone I Love

8.The Golden Striker

9.There's Boat Dat's Leavin' Soon For New York

10.It Ain't Necessarily So

Disc2
1.Ralph's New Blues

2.My Man's Gone Now

3.Winter Tale

4.I Love You Porgy

5.Pyramid

6.Home

7.Blues Milanese

8.Bags Groove

D5.Django


(personnel)

John Lewis(piano)

Milt Jackson(vib)

Percy Heath(bass)

Connie Kay(drums)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿