アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

McCoyTyner/plays Ellington

2018年05月21日 23時39分45秒 | ジャズ








今宵の一枚はMcCoy Tynerのplays Ellington。録音は1964年12月。レーベルはimpuluse!。McCoyといえば Coltraneだがリズムセクションは Coltraneのレギュラーメンバーながら、実にリラックした演奏だ。 Coltraneがいると、どこか肩肘張ったように聴こえるてしまうのだが、微塵も堅苦しさが感じられないのが不思議。パーカッションが入るとラテンぽい華やかな印象でウキウキしてくる。A面2曲目のCaravanだ。パーカッションのリズムに導かれMcCoyが楽し気に弾く音色が素晴らしい。レギュラーコンボではなかなか聴けない演奏だ。

録音は最高。例によってVan Geldeだが、いつものオンマイクより抑え気味でマイクを少し引いた感じ。逆にこれが功を奏し素晴らしいバランスで爽快。一音一音の粒立ちも申し分なく、なにより左右いっぱいに広がる音場がなんともいえない。
やはりこの頃の録音は秀逸。現在のマルモノ録音では味わえない鮮度の高さ。音が生き生きとしている。



side A

1. Duke's Place

2. Caravan

3. Solitude

4. Searchin'


side B

1. Mr. Gentle and Mr. Cool

2. Satin Doll

3. Gypsy Without a Song

4. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing) [*]

5. I Got It Bad (And That Ain't Good) [*]

6. Gypsy Without a Song [Alternate Take][*]


personnel

McCoy Tyner (piano)

Jimmy Garrison (bass)

Elvin Jones (ds)

Willie Rodriguez,Johnny Pacheco (perc on [1][2][4][6])

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