アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

SONG FOR SISYPHUS/THE PHIL WOODS QUNTET

2017年01月16日 23時49分36秒 | ジャズ






今宵の一枚はPhil WoodsのSong for Sisyphus、録音は1977年11月。レーベルはRCA。Philは大変人気のあるSAX吹きで、ダウンビートの人気投票でトップに輝いたこともあり、根強い人気がある。このアルバムも存分に吹きまっくており、まるで複数の菅楽器奏者がいるかの如く、分厚い音で埋め尽くされる。いわゆる濃い、ファンキーな演奏だ。熱狂的といっても過言ではあるまい。一本調子なところもなきにしもあらず。何を聴いても同じ調子なのだ。また周りを固めるメンバーがどうも印象が薄い。御大にスポットが当たるのは致し方ないが、なにか足りない気がする。

録音は平凡、いや悪い。とても70年代後半の録音とは思えない。音像が真中に集まり、分離が足りない。まるでモノーラルのような録音。もっと左右に広がりがあれば、ぐっと印象が変わるのだが。録音のせいで今一つな演奏に聴こえる。残念。



personnel

Phil Woods(as,ss )

Steve Gilmore(bass)

Bill Goodwin(drums)

Harvey Leahey(guitar)

Mike Melillo(piano)



side A

1.Song For Sisyphus

2.Last Night When We Were Young

3.Nuages

4.Change Partners

side B
1.Monking Business

2.Summer Afternoon

3.When My Dreams Come True

4.Shaw Nuff




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