アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

レッド・ガーランド(All mornin' long)

2015年07月22日 23時41分27秒 | ジャズ









今宵の一枚はレッド・ガーランドのAll mornin' long。録音は1957年11月、レーベルはprestige。レッド・ガーランドのアルバムのだが、目立つのはコルトレーン。バリバリと吹きまくりである。負けじと、ドナルド・バード(tp)も猛追。素晴らしい演奏である。特にコルトレーンが彼のアルバムと違い、リラックスして陽気な感じがする、。伸び伸びと演奏しているのだ。レッド・ガーランドも屈託なく軽やかに歌う。昨日紹介したデューク・ジョーダンとはおよそ対照的なスタイルだ。真夏にはこっちかなぁ。

お勧めはA面を埋めるタイトル曲、All mornin'long。冒頭のコルトレーンとジョージ・ジョイナーの掛け合いが実に心地よい。それにしてもジョージ・ジョイナーのbasの存在感が凄い。ポール・チェンバース真っ青の熱演である。続くドナルド(tp)のソロも快感で、一気に盛り上がる。そして御大レッド・ガーランドのソロがこれまた、圧倒的。JazzがもっともJazらしかった時代の、傑作アルバムである。

暑いときは汗をかきながら熱くノリが良い演奏を聴くのも一考だ。


side A

1.All morinin' long

side B

1.They can't take that away from me

2.Our delight

(personnel)

John Coltrane(ts)

Donald Byrd(tp)

Red Garland(piano)

George Joyner(bass)

Arthur Taylor(drums)

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