先週はSilver weekにて前半は実家、後半はF1観戦で更新できず。で、今宵の一枚はArt PepperのMeets the rhythm section。録音は1957年1月、レーベルはコンテンポラリー。題名の通り、このアルバムリズムセクションが強力だ。それもそのはず、当時Miles Quintetリズムセクションを務めていたメンバーがまんま演奏しているのだ。なんといっても Paul Chambersのbassが凄い。ブンブンと唸るが如く奏でている。pepperのasも素晴らしい。音色が豊かで変幻自在実に多様な音を奏でて、何度聴いても飽きない。これだけ強力なリズムセクションに対し、吹きモノがas1本では太刀打ちできないのが普通だが差にあらず。真っ向勝負で勝負で拮抗するアワーが凄い。tpなしでもまったく遜色がない。
個人的には冒頭のYou'd Be So Nice to Come Home Toが好き。強力ながらもけっすて出しゃばらないリズムセクション、抑制がよく効きPepperを支えて盛り立てている。ツボに嵌った名演奏である。
あいにくアナログプレーヤーが調子がイマイチにてCDである。
1.You'd Be So Nice to Come Home To
2.Red Pepper Blues
3.Imagination" (Johnny Burke–Jimmy Van Heusen) – 5:52
4.Waltz Me Blues
5.Straight Life
6.Jazz Me Blues
7.Tin Tin Deo
8.Star Eyes
9.Birks' Works
10.The Man I Love
(personnel)
Art Pepper(as)
Red Garland (piano)
Paul Chambers (bass)
Philly Joe Jones (ds)