アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

オーディオ再び

2014年05月10日 11時10分05秒 | 日記




片側100Kg越えのスピーカー、片チャンネル45Kgのモノーラルパワーアンプ、プリアンプも27Kgと重厚長大のオーディオバカ丸出しのシステムをやんごとなき事情で、泣く泣く売り払って早7年。一時DS-55(長岡式バックロードホーン)+HMA-9500(日立のパワーアンプ)の組み合わせで聴いていたが、借りていた倉庫兼リスニングルームから大家さんの事情で昨年夏に引き払った。さすがにオーディオレス、音楽レスの環境では耐えられず今回のシステムの導入となった。

あいにく拙宅は一戸建てながら築45年、高度成長時代真っ盛りの間取りで部屋が狭い。リスニングルームなどという贅沢な空間は望めず、再生装置(オーディオ機器)もまた当然小型化必須。もちろん、懐具合も寂しい。(笑)あれこれ思案しコストパフォーマンスと、オーディオ心を少しでも満足?させるべく以下のシステムとなった。



1)パワーアンプ:TA2020搭載S.M.S.L SA-36A ミニHi-Fiデジタルアンプ(20W+20W)
*要はデジタルアンプである。超小型で価格は激安。

2)CD Player:パイオニアのPD-T04
*21年前の発売ながらターンテーブル方式により、CD再生に威力を発揮。

3)スピーカー:ヤマハのNS10MM
テンモニの愛称で一世を風靡したNS10Mのシアター版、NS-10は入手できず。一廻り、いや二廻り小さいかな。


肝心の音は明るく、華やかな印象である。NS-10MMは家庭シアター用に開発されたためか、NS-10のモニター的な音とはずいぶんと違う印象だが、これはこれでありだ。以前のようにスピーカー(音)と対峙して聴く環境にないので満足である。

驚いたのデジタルアンプ、以前類のアンプはいろいろ聴いたがどうしても馴染めなかったが、ナチュラルな印象で所謂デジタル臭さは、ない。バランスも良く、音圧、音場もバッチリ。もちろん、細かいことをいえばキリがないが価格を考えれば文句は言えない。大げさながら驚異のコストパフォーマンスアンプである。総じて安定したサウンドだが、PD-T04がしっかりCDを保持しているからこそだ。上位機種であるPD-T09はキチンとメンテナンスしたマシンであれば、現役ハイエンドCD Plyerと伍して戦える性能でいつかは入手したい。