午前中所用で荻窪へ。お昼前には用事は片付きさて、昼食と思案すると---。いや、思案するまでもなくラーメンである。ご存じ荻窪は中央線沿線では有名なラーメンスポット。最近でこそ、池袋や高田馬場が注目を浴びているが、なんといってもここがラーメンブームの発火点である。
駅前に、春木屋と丸福の2代巨頭。今日のお目当ては丸福である。ところが、探しても、ない。おかしいなぁ、と思いついつい足は春木屋へ。
以前は、行列しなければ食べられなかったのに、店の前には人影はなく、店内も疎ら。5,6人しか客がいない。メニューを見て納得。一番安い中華そば800円。人気のワンタン麺が1200円。!!
迷わずワンタン麺を注文。
味は25年前と変わらず、カツオだしの効いたなんとも美味いスープ。麺は中太の縮れ麺。もちろん。スープはアツアツで最後まで冷めず。ただ麺の量が少ない。大盛りは1800円にて遠慮したが、ちょっぴり後悔。(笑)しかしバブル時代ならいざしらず、ラーメンに1200円は早々払えんなぁ。ましてや1800円出せば、ランチとしてはちょっと贅沢なコース料理が食べられる時代である。
それにしても昼時だというのにいっこうに満席ならないし、客の順番待ちが起きない。
25年前はDECに仕事で週一通っていたので、春木屋と丸福へいつも通い時に、新規のお店を開拓したものだった。う~ん、春木屋にしてこの状態か。荻窪ラーメンの時代は終わったのかなぁ。