アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Robin Trower(Back it up)

2015年12月12日 16時28分27秒 | ロック






週末にてRock。今日はRobin TrowerのBack it up。録音は1983年、レーベルはChrysalis。非常に特徴のある音色で彼のGuitarは一聴してわかる。ジミヘンの影響が大きいと言われているが、たしかによく似ている。元プロコル・ハルムのGuitarとは思えない。bluesを基調としており、個人的には非常にツボに嵌る。大音量で聴くとライブの光景が目に浮かぶ。たしか1982,3年だった、と思うが中野サンプラザで聴いたライブは最高だった。rock guitaristにしては地味な人だが、soundはいぶし銀の輝き、ぜひ聴いて欲しい。

個人的なお勧めはB面最後のThe settling the score。ブルージーナguitar soundが堪能できる。惜しむらくはvocal、癖がなく逆にband全体の魅力がスポイルされてしまっている。 


side A

A1.Back It Up

A2.River

A3.Black To Red

A4.Benny Dancer

side B

B1.Time Is Short

B2.Islands

B3.None But The Brave

B4.Captain Midnight

B5.Settling The Score


(personnel)

Robin Trower(guitar)

Vocal(james Dewar)

Bass(Dave Bronze)

Bobby Clouter(drums)

Scorpions(Virgin killer)

2015年11月29日 23時53分11秒 | ロック




週末はRock、今宵の一枚はScorpionsのVirgin killer。録音は1976年、レーベルはRCA。アルバムの表紙、今の時代だったら許されないかもしれない、ちょっときわどい写真だ。ハードロックと言えばイギリス、アメリカが主流だがどっこいドイツにも商業的に成功したバンドがある、それがこのScorpionsだ。1965年の結成と意外に歴史があるバンドで、活動歴は長い。1978年の来日時、中野サンプラザでライブを聴いた。前半はPAの調子が悪く、ダメダメだったが後半は調整も決まり、ご機嫌なハードロックを奏でていた。

特徴は甲高いKlaus Meineのvocalにあり。生で聴くと、良く伸びる高音は驚くほどでよくここまで高いトーンがでると感心したものだ。guitarのRudolf Schenkerは一時一緒に活動したMichael Schenkerの実兄である。



side A

1. Pictured Life

2.Catch Your Train

3.In Your Park

4.Backstage Queen

5.Virgin Killer

Side B

1.Hell Cat

2.Crying Days

3.Polar Nights

4.Yellow Raven


(personnel)

Klaus Meine (lead vocals)

Ulrich Roth(lead guitar, backing vocals, lead vocals on "Hell-Cat" and "Polar Nights")

Rudolf Schenker(rhythm guitar, backing vocals)

Francis Buchholz(bass, backing vocals)

Rudy Lenners – drums, percussion

Chuck Mangione(Children of Sanchez)

2015年11月22日 23時46分41秒 | ロック






週末はRockなれど今宵のChuck MangioneはRockというよりfusion jazzに分類されるべき人だろうか。録音は1978年?、レーベルはA&M Records。このアルバムはSound trackで1979年のグラミー賞受賞作でもある。30年ぶりに引っ張り出した。なんでこのLPを買ったのか記憶にないのだが、おそらく購入当時?大流行でミーハー的に買ったのかもしれない。sound trackの割には、といっては失礼だがなかなかの録音で聴いていて気持ちが良い。

フリューゲルホーンの柔らかい音色が何とも心地よい。またguitarの演奏も聴きごたえ十分、切れの良い演奏で一音一音の粒立ちが素晴らしい。

残念ながら映画自体は日本未公開。Anthony Quinnが主演?のようで一度見てみたいな。

Chuck Mangione ( Flugelhorn)

James Bradley, Jr. (Drums)

Dick Decker, Jerry Peel, George Stimpson( French horn)

Grant Geissman (Guitar)

Charles Meeks ( Bass guitar)

Chris Vadala (Clarinet, flute, soprano sax, tenor sax)

Mayo Tiana (Trombone)

Jeff Tyzik (Trumpet)

Jeff Beck(Beck Bogert&Appice Live)

2015年11月21日 16時24分31秒 | ロック






週末はRock。お題はJeff BeckのLive in Japan。今日はお天気も良く三連休初日、高速道路はどこも渋滞。行楽地はたいへんな人出らしい。日帰り温泉のお誘いを頂いたが、昨日は珍しく残業で帰宅が遅く元気なしにて、今日はまったりとRecord&Audio三昧である。Rock guitarist数多いる中でやはり、この人Jeff Beckは外せない。というか、この人こそ生きる化石でありlegendそのもの。現役バリバリである。容貌もとても年を感じず颯爽としている。


このアルバムは1973年の来日公演、大阪でのライブ録音である。とにかく洪水のようにGuitarの音に溢れ、負けじとbassとdrumsが追いすがり三社渾然一体とお手本のようなRockの熱い演奏である。

ELP(Works)

2015年11月16日 00時00分11秒 | ロック






今宵の一枚はELPのWorks。レーベルはAtlantic、録音は1977年。このアルバムもよく聴いた。ただKing Crimsonと違い本来の意味のprogressiveでさはなく、progressive rockという様式の中でのバンドではないだろうか。?たしかにシンセサイザーの使い方や、classic音楽への接近という意味では目新しかったがあっと驚くような革新性はなかった気がする。Keithのセンスとテクニックは素晴らしく、classic pianistととしても十分やっていけるのではないだろうか。彼のパートはなんせピアノ協奏曲第1番の名称である。Greg Lakeのパートはどうも冴えませんなぁ。ほとんど針を落としたことがない。

個人的にはCarl Palmerのパートが一番progressiveな気がする。パワフルさではJohn Bonhamにはかなわないが、攻撃的なdrummingは気持ちが良い。Joe Walshのguitarとの絡みが素晴らしい。L.A. Nightsがこのアルバムでは一番好きだ。

オーディオ的には悪くないがPink Floydほど凝った音創りではなく、想定の範囲内といったところ。


side A

1. Medley: Piano Concerto No.1: A) First Movement: Allegro Giojoso/B) Second Movement: Andante Molto Cantabile/C) Third Movement: Toccata Con Fuoco

side B

2. Lend Your Love To Me Tonight
3. C'est La Vie
4. Hallowed By thy Name
5. Nobody Loves You Like I Do
6. Closer To Believing

side C

1. The Enemy God Dances With the Black Spirits
2. L.A. Nights
3. New Orleans
4. Two Part Invention In D Minor
5. Food For Your Soul
6. Tank

side D

7. Fanfare For the Common Man
8. Pirates



(personnel)

keith emerson(keyboardis)

Greg lake(vocal、guitar、bass)

Carl Palmer(drums)



Aerosmith(Rocks)

2015年11月14日 23時49分36秒 | ロック






今宵の一枚はAerosmithのRocks、録音は1976年、レーベルはコロンビア。週末はRock、先週に引き続きあいにくの雨模様だがこんな時はhard rockを聴いて湿気た気分を一掃だ。Zepの次に好きなhard rock bandがこのAerosmith、畳みかけるようなJor PerryのGuitarとSteven TylerのVocalの絡みに若き頃はノックアウトされた。1977年の武道館ライブは忘れられない思い出だ。前座にBow wowが出演、日本のband離れした上手さとセンスに驚いた記憶がある。肝心のAerosmithはdrumsのJoey Kramerが風邪で体調を崩し、ヘロヘロ。それになりにガンバッたがたしか2時間に満たない短い演奏だった。かれのdrumsは期待大だったのでガッカリ。でもJoeのguitarも聴けたし、Stenvenのvocalもレコードと大差なく妙に安心した記憶がある。(笑)当時の演奏の大半はこのアルバムからだった。

個人的にはB面4曲目のLick and a promiseが好き。

録音は正直凡庸、ボリュームを上げないと面白くないし、上げても楽器の分離が悪い。


side A

1.Back in the saddle

2.Last child

3.Rats in the cellar

4.Combination

side B

1.Sick as a dog

2.Nobody' fault

3.Getting lead out

4.Lick and a promise

5.Home tonight


(personnel)

Steven Tyler(vocal, blues harp, piano)

Joe Perry(Lead guitar, backing vocal)

Brad Whitford(Rhythm guitar, lead guitar)

Tom Hamilton(Bass)

Joey Kramer(Drums, percussion)



King Crimson(In the court of the Crimson King/An observation by King Crimson)

2015年11月08日 23時31分23秒 | ロック






週末はRock。今宵の一枚はKing CrimsonのIn the court of the Crimson King、クリムゾンキングの宮殿。録音は1969年、レーベはAtlantic。プログレッシブロックの古典、いやロック史上に燦然と輝く金字塔である。まずジャケットの顔のアップに驚かされ、音を聴いて打ちのめされる。初めてこのアルバムを聴いたときは心底驚き、数日繰り返して聴き続けた。今聴いても少しも色褪せず斬新。

抒情的で切々と歌い上げるGreg Lakeのvocalからprogressiveというよりavant-gardeなinstrumentalな演奏に変わるMoon childが個人的には好き。メンバー個々の演奏力も凄いが何と言ってもPete Sinfieldの詞がアルバムの白眉。この詞こそが価値を決定づけている。


以下ライナーノーツから抜粋

Epitaph(墓碑銘)

理由なき行進
明日また明日
預言者の書いた壁が
分け目のところから裂けて行く
死という道具の上で
太陽はさん然と輝き
人間達が悪夢と正夢の中で引き裂かれてゆく
誰も花輪を置いてはくれず
静寂と叫びを呑み込んでしまう
知識は残酷な友人
哀れな者の手の中の人間たちの運命が私にはみえる


とまあ、歌詞ではなく詩である。哲学的だ。


side A

1.21st century schizoid man

2.I talk to the moon

3.Epitaph


side B

1.Moon child

2.The court of the Crimson King


(personnel)

Robert Fripp(guitar)

Greg Lak(lead vocal、bass)

Ian McDonald(keyboard、mellotron、Woodwind & Backing Vocals 、vibraphone、fl、ts)

Michael Giles(drums、percussion & Backing Vocal)

Pete Sinfield(Words and illumination, lyrics)









The Manhattan Transfer(Bodies and Soul)

2015年11月02日 23時44分28秒 | ロック






今宵の一枚はThe Manhattan Transferの、Bodies and Soul。録音は1983年、レーベルはAtlantic。Jazzの範疇に入れるのはちと厳しいが、まあB面最後の曲はThe night Monk returned to heaven(モンクに捧ぐ夜)だから、勘弁してもらいたい。(笑)とにかく、ハイセンス。文句なくカッコいい。こんな風に四人でハモれたら楽しいでしょうな。男女半々、2対2で丁々発止の掛け合いが素晴らしい。女性陣の良く伸びるハイトーン、対する中域が充実する男性陣のVocal。ハーモニーの妙技を堪能できる。とりわけ、B面3曲目のDown south camp meetin'は圧巻。

オーディオ的には可もなく不可もなくといったところ。


side A

1.Spice of life

2.This independence

3.Mystery

4.American pop

5.Soldier of fortune

side B

1.Code of ethics

2.Malaise en malaisie

3.Down south camp meetin'

4.Why not!

5.Goodbye love

6.The night Monk returned to heaven

(personnel)

Janis Siegel

Cheryl Bentyne

Tim Hauser

Alan Paul

紫(Free)

2015年11月01日 23時38分06秒 | ロック






今宵の一枚は紫のFree。録音は1976年、レーベルはBourbon records。珍品12インチシングルレコードである。本邦初?の12インチシングルらしい。1976年当時Zepを始めれとして毎日Rock三昧の生活で、行きつけのレコード屋で見つけた1枚がこのアルバム。なんとも、インパクトのあるジャケットデザインに惹きつけられて。レコードに針を落とすとさらに強烈なインパクトが。本物のRockだ。とにかく本物、ベトナム戦争当時の沖縄で米兵相手に演奏していたバンドだ、迫力が違う。当時和製Rock、日本の風土に根ざしたRockが勃興しつつあったが問題にならず。カルメンマキ&OZと比べてもvocal以外太刀打ちできず、センスとテクニックとも天と地に違いである。

録音も素晴らしい。20年ぶりに引っ張り出したが少しも色褪せずスピード感ある演奏が堪能できた。左右に広がる音像が印象的。


side A

(Now I'm)FREE

side B

Do what you want


(personnel)

ジョージ紫(keyboard)

宮永英一(drums、vocal)


城間正男(vocal)

城間俊雄(base)

下地行男(guitar)

比嘉清正(guitar)

Eric Clapton(Money and Cigarettes)

2015年10月31日 15時37分33秒 | ロック






天気予報が珍しく外れ。鈍より曇った肌寒い土曜日の昼下がり、Rockの日なのだ。食わず嫌いでRock小僧時代はほとんど針を落とすことがなかったClapton。もちろンLaylaやI shot the sheriffは聴いていたけれど、当時はZep命だったのでClaptonの良さがわからなかった。歌のうまさやいぶし銀のguitarの上手さはさすがで、とりわ前者は聴けば聴くほど納得。麻薬中毒のつらい経験を克服した復帰第一作である本作、どこか肩の力が抜けた感があり、リラックスして聴ける。


アメリカンロックの香りがしてのんびりほのぼの感タップリでこれはこれで、心地よいのだがどこか「らしくない」気もする。B面冒頭のPretty girlのGuitarはさすがと思わせる出来で、思わず耳を聳てた。でもRy Cooder上手いなぁ。(笑)

録音は凡庸、スピーカーの真中に音像が集まるがちで、同じClaptonでもSlowhandのSACD版を聴いてしまうと余りの違いにガックリだ。


side A

1. Everybody Oughta Make A Change

2.The Shape You're In

3.Ain't Going Down

4. I've Got A Rock 'N' Roll Heart

1.Pretty girl

2.Man In Love

3.Crosscut Saw

4.Slow Down Linda

5.Crazy Country Hop

(personnel)

Eric Clapton(guitar)

Ry Cooder(slide guitar)

Albert Lee(key、vocal、guitar)

Roger Hawkins(drums)

Donald "duck" Dunn(base)


Deep purple(Live in Japan)

2015年10月25日 23時37分41秒 | ロック




今宵の一枚はDeep purple「Live in Japan」、録音は1972年。レーベルはWB。週末はRock、今日はとっておきのhard rock bandだ。Deep Purpleは日本ではLed Zeppelinとともに人気のあるバンドでこのBlogを読まれている方は畑違いのジャンルとはいえ、青春時代に一度は聴いたことがあるのではないかな。?Highway startとSmoke on the water聴いたことありますよね。?1970年代に青春時代を送った拙者には忘れられないバンドである。個人的にはLed Zeppelinの方が好きだったが、Rock小僧には欠かせないバンドだった。

運転免許を取得したころ、高速のICでチケットを受け取り、「さあ、行くぞ。」とアクセルを開けるときカセットデッキの中にはpurpleの「Highway Star」かワーグナーの「Ride of the Valkyries」のどちらを入れるかで話題になった。まあ、それほどよく聴かれた。ちなみに前者より後者の方がより戦闘的、暴力的衝動に駆られるのは拙者だけではあるまい。(笑)「地獄の黙示録」連想しますな。

個人的にはリッチーのGuitarもさることながら何と言ってもイアン・ギランのvocalが印象深い。ロバート・プラントがあたかも楽器の一つのように歌うのに対し、あくまで歌手として存在感を放っていた気がする。イアンギランバンドの楽曲を聴くにつけ、その想いは強くなった。単にシャウトする歌手ではない。イアンギランバンドのライブに行ったとき、頑なにHighway Starを唄わなかった姿が印象的だった。生で聴くと、上手さをより実感できる歌手だった。


side A

1.Highway Star

2.Child in time

side B

1.Smoke on the water

2.The Mule

side C

1,Strange kind of waoman

2.lazy

side D

1.Space truckin'


(personnel)

Ritchie Blackmore (guitar)

Ian Gillan (vocal)

Roger Glover(bass)

Jon Lord(org)

Ian Paice(drums)


与世山澄子、マル・ウォルドン(Duo)

2015年10月20日 23時50分55秒 | ロック






今宵の一枚は与世山澄子のマル・ウォドロンとの共演アルバム、Duoだ。録音は1985年、レーベルハ東芝EMI。非常に個性的な歌声で誰にも似ていない。なんとなくビリー・ホリディに似ているかもしれないが違う。今まで聴いたことがない声の音色だし、醸し出すリズムというか空気感が他の歌手とは全く違う。それでいて本格派、センス、ノリとも超一流。存在感半端なく、どっしりと根が生えたような確固たる重さがある。マル・ウォドロンとまさに1対1のDuo。まったく引けを切らずむしろ圧倒しているかのようだ。いや、圧倒している。ボーカルが完全にピアノを食ってしまっている。

恥ずかしながら名前だけは知っていたが、実は聴くのはこのアルバムが初めて。最近入手したばかりなのだ。伝説の人の噂に違わず凄い人だ。ぜひ、聴いて欲しい。


side A

1.Embraceable you

2.What a little moonlight can do

3.I don't know what time it was

4.Body and soul

side B

1.I remember Clifford

2.Nice work if you can get it

3.You'd be so nice come home to

4.Teach me tonight

5.Come in from the rain

6.Summertime


(personnel)

与世山澄子(vocal)

Mal Waldron(piano)



Pink Floyd(Wish your were here)

2015年09月13日 23時45分12秒 | ロック






今宵の一枚はPin FloydのWish your were here。The dark side of the moonを聴いたら、こっちも聴きたくなってしまったわけ。録音は1975年、レーベルはハーベストレコード。週末Rock特集は期せずして同一バンドとなってしまった。Pink FloydはKing Crimsonほど音楽的にマニアックなバンドではなく、アルバムはポップな仕上がりで聴きやすい。されど実はこれ、なかなか出来ないことで、たしかなテクニックと優れたアイデアと、秀でた着想に裏打ちされている。メロディーも口ずさみたくなったり、フレーズも覚えやすいがアルバムトータルで見ると、一貫した方針が貫かれ計算されつくされている。

Syd Barrettへの想いが結実しているこのアルバム、聴き込むほどにメンバーの彼への思いが汲んでとれる。まさにWish your were hereである。


オーディオ的には前作にましてリアリティのある録音。とりわけ左右へ広がる音場は広大で奥行きの厚さとあわせ、音の良さではRock史上指折りいやひよっとするとNo1かもしれない。アルバムタイトルになっているB面2曲目のWish your were hereの、雑音の中から徐々に音がクリアーになって、立ち上がるアコーステックなギターのサウンドが凄い。立ち上がり、リアリティー、厚みそしてもちろんテクニックすべてが完璧である。


side A

1.Shine on you crazy diamond

2.Welcome to the machine

side B

1.Have A Cigar

2.Wish you were here

3.Sine on your crazy diamond(part II)

(personnel)

Dave Gilmour(Guiter,Vocal)

Roger Waters(Bass,Vocal)

Rick Wright(Keyboard)

Nick Mason(Drums)







Pink Floyd(The Dark Side of the Moon)

2015年09月12日 23時19分45秒 | ロック






週末にてRock。今宵の一枚はPnk floydのThe Dark Side of the Moon、邦題は「狂気」。1972年の録音、レーベルはEMI(Harvest Records)。先週はKing Crimsonにて今週はPink Floydを久々に聴いてみた。1973年のリリース、実に42年前!!のアルバムだがこれまた旧さはまったくなく2015年の今日でも斬新。余りに有名なMoneyのレジスターの音や、Speak to meの最後の時計や鐘の音はオーディオチェック用にもてはやされた記憶あり。もちろん、Speak to me冒頭の心臓の鼓動は最たるもので、CDがなかった当時はいかにこの音をリアルに再現できるかで、オーディオシステムの優劣が決まる、とまで言われたほどだ。サウンドデザインに拘ったRock bandの筆頭がPnk Floydである。

King Crimsonに比べるとポップな曲ながらRoger Watersの詞が哲学的でPeter John Sinfieldに負けず劣らずだろうか。アルバム全体が統一したコンセプトで制作され、Rock史上に燦然と輝く名作である。個人的には「Wish your here」の方が好きだがこのアルバムは、必聴。音が厚く、奥行き深さとも最高のレベル。620Bで聴くと改めてサウンドデザインの秀逸さに気付く。


side A

1.Speak to me

2.On the run

3.Time

4.The Great Gig in the Sky

5.Money

6.Us and Them

7.Any Colour You Like

8.Brain Damage

9.Eclipse


(personnel)

Dave Gilmour(Guiter,Vocal,VCS3)

Roger Waters(Bass,Vocal,VCS3,TapeEffects)

Rick Wright(Keyboard,Vocal,VCS3)

Nick Mason(Drum,TapeEffects)

Dick Parry(Sax)

Clare Torry(Vocal)

Doris Troy,Leslie Duncan,Liza Strike,
Barry St John(Backing Vocal)

King Crimson(Larks' tongues in aspic)

2015年09月06日 22時53分58秒 | ロック






先週後半は遅い夏休みちょっと間が空いてしまった。さて週末はRock。今宵の一枚はKing CrimsonのLarks' tongues in aspic。録音は1973年、レーベルはアイランドレコード。真にprogressiveなKing Crimsonの中でも個人的には白眉のアルバム。2015年のいま聴いても前衛そのもの。「クリムゾンキングの宮殿」的な抒情性は薄れたが、先鋭的で各楽器が個性的かつ完璧な演奏で幾度となく聴きたくなる。vnがこれほど効果的に使われたrockの曲は、ない。攻撃的で前ヘ前へと進み、それでいてguitarやdrum、bass、そしてmellotronと音が解け合い絶妙。

どの曲も魅力的で甲乙つけ難いがB面2曲目のThe talking drumが一押し。テンポが心地よく音も突き抜けている。A面3曲目のBook of saturdayも捨て難い。短い曲だがvocalが魅力的。他の曲とは異質なところが好き。


それにしても邦題の「太陽と戦慄」はジャケットデザインからの想起だろうが頂けない。原題は「雲雀の舌のゼリー寄せ」だ。これも意味不明だが。文化的な背景?がわからないと本当の意味はわからないのかもしれない。


side A

1.Larks' tongues in aspic partI


2.Book of saturday


3.Exiles



side B

1.Easy money

2.The talking drum

3.Larks' tongues in aspic partII



(personnel)


Robert Flips(guitar,Mellotron, Devices & Electric piano)

Bill Bruford(drums)

John watton(Vocal, Bass & Piano A3)

David Cross(Violin, Viola, Flute A3)

Jamie Muir(Percussions, Drums (A1,B3)