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働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

【テレワーク】ランサーズの「新しい働き方大賞」授賞式

2015年03月26日 | 【テレワーク】
今日、時間や場所にとらわれない新しい働き方の実現をビジョンに掲げ、クラウドソーシングサービスを展開するランサーズ株式会社さん主催の「新しい働き方大賞」の授賞式が開催されました。




私も日本テレワーク協会の客員研究員ということで、お邪魔させていただきました。

このイベントで表彰されたのは、自分らしい新しい働き方を体現している日本各地で働く、20代から30代のフリーランスの方々。


受賞者の方々からは、以下のような共通点を感じました。

◯会社に勤めていた時よりも家族との時間を大切にできている
◯自分で時間配分できるので、自分の夢や趣味を追求できている
◯家族を養うだけの稼ぎがある
◯地方(地元)に居ながら東京の仕事を東京の高めの価格設定で受注している

テレワークと地域創生、新しい働き方、女性の活躍推進といった分野は隣接しているというよりも、もはや入り組んだ関係にあると感じます。


【テレワーク】Wi-Fiが使えるオシャレなカフェ@表参道

2015年03月20日 | 【テレワーク】
こんにちは。働き方コンサルタントの椎葉です。

今日は、午前と午後に表参道で用事があったので、ノートPCを持参して空いた時間にWi-Fiが使えるカフェで仕事をすることにしました。

表参道って、Wi-Fiが使える小ぶりなスタバやドトールはありますが、
スペースにゆとりのある、ゆったりできるカフェって意外と少ないんですよね。

で、最近見つけて、今日も利用したのが、表参道駅の近くにできていた Afternoon Tea TEA STAND

店内はオシャレで、わりと広々としています。Wi-Fiもスムーズにつながり、作業がはかどりました。

お客さんが多かったので、店内の写真は撮れず。代わりに外から撮りましたが、魅力が全然伝わりませんねー。
自分がしっかり写り込んでますし(苦笑)



有名なゴールドジムの真下にあるためか、時折、上の階からズゴン、ドン、という音がしました。

このカフェの隣で、同じくゴールドジム直下のフロアには、北欧のプチプラ雑貨を展開する
フライングタイガーコペンハーゲン が入っていて、混雑していました。



このエリアには、他にも魅力的なショップやカフェ・レストランが新しくできていて注目スポットです。

引き続き、表参道のオシャレWi-Fiスポットを開拓します。

【テレワーク】フリーランスの女性とテレワーク

2015年02月24日 | 【テレワーク】
昨日はライターやデザイナーなどフリーランスの”プロママ”を束ねる団体の代表の方から
わたしの働き方やテレワークについてインタビューを受けました。

フリーランスという働き方は、産後の女性の働き方としてメリットが沢山ありますが、
会社員と比べて社会的な保障が手薄く、アンフェアだと感じることが多々あったので、
意気投合してあれやこれやとお話しました。

テレワーク(ここでは在宅ワーク)は、フリーランスの女性が子育てをしながら働く上において、
大変相性のよい働き方だと思いますが、テレワークをしながら働くイメージが湧かない女性が
多いということでした。

世の中的に雇用型テレワーク(企業が従業員に対して許可するタイプのモバイルワークや在宅勤務)については
注目されがちですが、子育てをしながら在宅で働きたいフリーランスの女性向けのテレワークとなると、
事例研究なども進んでいないことに気付きました。

最近は、雇用型テレワークへの理解を深めるべく労働基準法の知識を入れていましたが、ちょっと頭を
切り替えて、フリーランスとテレワークにも目を向けてみようと思います。



梅の花をテーマにした和菓子です。お抹茶は気分が落ち着きます。

【テレワーク】第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」後編

2015年01月28日 | 【テレワーク】
2015年1月27日に開催された、一般社団法人日本テレワーク協会主催 
第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」のレポートの続きです!

前編は こちら

<事例講演 シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 鈴木和洋氏>



シスコさんは、昨年の第14回「テレワーク推進賞」で会長賞を受賞しておられるテレワークを実践する先端企業です。
経営戦略の推進に不可欠な取り組みとして、全社員がテレワークを実践し、生産性の向上を実現されています。
他社さんからは、「外資系だから(シスコさんだから)そこまでできるんでしょう」と言われることもあるそうですが、
障壁を乗り越えるために、数々の手を打たれていることが分かりました。

特に印象的だったのは、企業風土を変えるための「ミドルマネージメントの意識改革」の取り組みです。
新しい働き方(テレワーク)、女性の活躍推進については、管理職であるミドルマネージメントがネックになる
ことが多く、意識改革のための研修などに力を入れていらっしゃるとのことでした。

個人的な感想ですが、生産性向上、社員の満足度アップを目的に、ダイバーシティーやテレワークを推進する
企業(特に外資系)においては、管理職向けの意識改革の研修に力を入れているように感じます。

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<パネルディスカッション ワークスタイル変革に向けたテレワークの課題と取り組み>


(パネラー)
・(株)NTTデータ 代表取締役副社長 山田英司氏
・(株)小松製作所 執行役員人事部長 浦野邦子氏
・日本マイクロソフト(株)執行役常務パブリックセクター担当 織田氏
・サイボウズ(株) 代表取締役社長 青野氏
・(株)イプシ・マーケティング研究所 代表取締役社長/IT総合戦略本部 有識者本部員 野原氏

(ファシリテーター)
・一般社団法人日本テレワーク協会 会長 宇治氏


★マイクロソフト 織田様



テレワークの導入は、2011年の品川への本社移転がきっかけになったとのこと。(意外と最近)
企業としての生産性はアップしている。現在は、オフィスの見学会を開催したり、「テレワーク推奨強化週間」を他社と同時に実行するなど、
「多様な働き方」や「ワークスタイル変革」に力を入れている。
織田様は、自称「チーフ テレワーク オフィサー」としてテレワークを推進している。

★NTTデータ 山田様



現在41ヶ国に事業拠点があり、NTTデータグループ社員総勢約76,000名のうち、海外の社員が約43,000名にのぼる。
よって、ダイバーシティー経営は必須であり、2006年からテレワークを試行、2008年より制度を導入した。
現在、モバイルワーク利用者 7,000名(社員の60%)、在宅勤務利用者 1,600名(社員の14%)。
「テレワーク=時間の制約のある女性が利用するもの」という意識が残っており、全社員が「いつでもどこでも働ける制度」の浸透を目指したい。
また、管理職による目標管理・評価も徹底したい

★小松製作所 浦野様



国内の女性社員比率は1割。女性管理職比率は、3.6%。
在宅勤務制度は2014年9月に導入を始めたばかり。現在は、対象を育児・介護をする社員に限定。
利用回数は週1日程度を想定。今のところ女性8名、男性3名が利用しているが、取る人が引け目を感じている
セキュリティの課題の解消や、中間管理職の意識改革を行うなどして、今後はテレワークの対象者を広げていきたい。

★サイボウズ 青野様



2005年に28%もの離職率だったが、働き方改革を行ったら3.9%にまで下がった。
現在は、100人いたら100通りの人事制度を構築している。在宅勤務導入にあたっては、権利主張によるモラルの
低下を懸念していたが、逆に、自宅で仕事をすることで、自分の成果物をより意識するようになり、仕事や
成果の「見える化」が進んだ


★イプシ・マーケティング研究所 野原様



パネラーの方々の企業は、テレワーク導入の先端企業であるが、日本全体でみるとテレワーク導入企業は1割弱
企業規模が大きいほどテレワークの導入率が高い。企業のICT環境整備は進展しているが、テレワークの導入率は
横ばい。むしろ減少傾向にある。

以上です!

【テレワーク】第2回JTAトップフォーラム「テレワークでワークスタイル改革」前編

2015年01月28日 | 【テレワーク】
昨日、客員研究員としてお世話になっている一般社団法人日本テレワーク協会主催の
「第2回 JTA トップフォーラム ~テレワークでワークスタイル変革~」が開催されました。

★セミナーのチラシは こちら(PDF)

3時間という長時間のセミナーでしたが、第一線でダイバーシティーやテレワークなどのワークスタイル変革を推進される方々のお話には、
建前にとらわれないリアルさ、人間らしさがあり、あっという間に感じました。

<開会挨拶 日本テレワーク協会 会長 宇治則孝氏>



宇治会長は、企業や国のトップ層への影響力をお持ちで、テレワーク推進の立役者として精力的に取り組んでいらっしゃいます。

<特別講演 厚生労働省 厚生労働事務次官 村木厚子氏>



政府による「女性の活躍推進と働き方改革」についてご講演いただきました。
今回のセミナーには男性の参加者の方が多かったのですが、少子化の背景に、
男性の長時間労働(=家事時間の少なさ)があること、女性は教育や医療の投資を
されているがビジネスや政治の場で活かされていないこと、若者は柔軟な働き方を求めていること等を
お話いただいたことに、大きな意味があると感じました。

次世代法「くるみん」マークについて、新しいルールのご案内もいただきました。
4月からの新基準では、認定基準にテレワークの導入も含まれることになったそうです!
上の写真は12色展開される「プラチナくるみん」について。

<基調講演 日産自動車(株)代表取締役副会長 志賀俊之氏>




最初に、ルノーとのアライアンスにより直面したご自身のダイバーシティー経験についてお話いただきました。
今回のフォーラムの講演に備えて、テレワークを利用している社員の方々を集めて生の声に触れてこられたなど、
飾らないお人柄が伝わってきました。





日産さんはすでにダイバーシティーやテレワークの先進企業ですが、今後は更に在宅勤務制度を活用することで、

「育児・家事に参画している男性が多い会社」を目指されているとのこと。

育児・家事をしながら働く女性の活躍推進は、男性も育児・家事にたずさわってこその話です。
在宅勤務の事例にも、男性社員の方の活用事例が多く紹介されており、「いいね!」ボタンを100回ほど
押しまくりたい気分でした。

後編は こちら

【テレワーク】情報システム学会にて研究発表を行いました

2014年12月05日 | 【テレワーク】
さる11月29日(土)に静岡産業大学藤枝キャンパスにて開催された
一般社団法人情報システム学会 第10回全国大会研究発表大会にて、
「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」
を代表し、
研究成果の発表を行いました。





当研究会は2012年に発足し、今年で活動3年目となります。
研究発表大会では、この3年間の活動概要および、
8月に発表した研究会の成果報告「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」 の内容に
ついて詳しく報告いたしました。

当日は6教室に分かれて同時並行的に研究発表が行われ、大会全体としては大盛況でした。

当日の研究発表プログラム(PDF)


【テレワーク】テレワークの相談は、テレワーク相談センターへ

2014年11月26日 | 【テレワーク】
昨日は 一般社団法人日本テレワーク協会が厚生労働省より受託して運営している
「テレワーク・セミナー in 東京」に参加しました。




10月中旬から日本テレワーク協会の客員研究員という肩書をいただき、
ちょこまかと、お手伝いさせていただいております。

日本テレワーク協会では、厚生労働上からの受託事業として、テレワーク相談センターを開設し、
テレワークに関する相談に無償で対応しています。

ぜひお気軽にご利用下さい!

例えば、以下のようなことを行っています。

1.労務管理の訪問コンサルティング(無償)

厚生労働省では、仕事と生活の調和の推進のため、テレワークに取り組む企業を支援することを目的として、
労務管理のコンサルタントを3回まで無償で全国各地に派遣します。
詳細は こちら(テレワーク相談センターのサイトへ)

2.中小企業向け テレワーク助成金制度
職場意識改善助成金(テレワークコース)に関する相談受付


厚生労働省では、労働時間等の設定の改善及び仕事と生活の調和の推進のため、
終日在宅で就業するテレワークに取り組む中小企業事業主に対して、
その実施に要した費用の一部を助成します。
補助率最大 3/4、上限150万円!

★申請書類の提出期限:12月15日


申請に関する問い合わせは http://tw-sodan.jp/kaizen/(テレワーク相談センターのサイトへ)

【テレワーク】新しい働き方と労働基準法

2014年11月21日 | 【テレワーク】
企業などの事業体(組織)で雇用されて働く人の
柔軟な働き方について考える上で避けて通れないのが「労働基準法」。

テレワークが徐々に普及するにあたり、就業規則の見直しを行う
企業が増えてきましたが、新しい働き方に合わせて労働基準法を
どう解釈して、実際のルールに落とし込んでいくかが難しいところです。

これらの問題を解決してくれる社会保険労務士さんの存在感が
さらに増していきそうですね。

わたしは今のところ社会保険労務士の資格取得は目指していませんが、
テレワークの普及と労働基準法の理解は切っても切れない縁なので
独自で勉強中でございます。

【テレワーク】池袋のオシャレなコワーキングスペースを見学しました

2014年11月10日 | 【テレワーク】
日本テレワーク協会の「ライフコース多様化とテレワーク部会」で、
池袋にオープンしたばかりのコワーキングスペース、FORESTさんを訪問しました。



とてもオシャレなインテリアで、椅子のデザインやすわり心地も素晴らしく、
自分のうちにも欲しいなぁなんて思うほど。
Wi-Fiのスピードやイベントスペースのプロジェクターの性能も抜群です。

このほかに個人的にFORESTさんの特徴だと思ったことが更に2つ。

ひとつめは、経営者がウェブデザイナーの母娘ということ。
お母さまは長年ウェブデザイン会社の経営をされており、娘さんは日本で一番有名な
デジタル系の専門学校で人気講師という組み合わせ。
こちらのコワーキングスペースが、ウェブ系の仕事をされる方にとって居心地がよいはずです。

ふたつめは、イベントスペースを人数×使用料で利用できること。
ほとんどのレンタルスペースは、時間貸しですが、イベントやセミナーの主催者側の
立場からすると、参加人数が読めない場合など、時間貸しだと使いにくいのですよね。
その点、人数ごとの課金は画期的だと思いました。
ほかのレンタルスペースでも、ご検討いただきたいな。

見学会の後は、テレワークを導入中の企業の方や専門家の方々と情報交換をさせていただきました。
働き方が想像以上の速さで変化していると感じる一方、これまでのやり方を変えられない世代との
ギャップがどんどん広がっていると感じます。

女性の活用にしろ、テレワークにしろ、マネージャー層・トップ層の意識変革が重要ですね。

【テレワーク】情報システム学会の全国大会・研究発表大会で研究発表します

2014年10月30日 | 【テレワーク】
11月29日(土)・30日(日)に静岡産業大学 情報学部・藤枝キャンパスで開催される
情報システム学会の「第10回全国大会・研究発表大会」で、
ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」の研究報告を行います。



2012年に「ICT(情報通信技術)活用による女性の働き方研究会」を発足させてから3年。
経営者、企業のマネージャー、大学教授、社労士の方々と「柔軟な働き方」、「テレワーク」等について研究してきました。

そして、今年の8月には研究の中間報告として「テレワークの段階的な導入で、女性の活用を!」(PDF形式/12ページ)を発表しました。
中間報告では企業の経営者・マネージャー層に向けて、女性社員が子育て期間中も
仕事を継続でき、企業も競争力を高めていける施策として提案しています。

11月末の全国大会では、研究会の活動と中間報告の概要について発表する予定です。

学会での研究発表にあたっては、今月末に発表内容をまとめた論文(予稿集)を提出しなくてはならず、
先ほどやっと提出が完了したところです。

今回の論文作成にあたっても、前回の中間報告の時と同様、かなり苦戦しました。

企業向けに提出する「報告書」と学術的な「論文」では、当然といえば当然なのですが、
細かいところでルールが違うのですよね。

まだまだ論文作成の技を体得したとは到底言えないレベルなので、
しっかり指導してもらってより本格的な論文を書いてみたいと思うようになりました。
どういう形態でどなたにご指導いただくかは全く未定ですが。

次は、当日発表用の資料作成と口頭練習です。
大学時代、こんなにも勉強した記憶がありません...。